概要

SFC版、GBC版Ⅲとリメイク版Ⅴに登場する、DQシリーズの中でも【カジノ】に匹敵する大型娯楽施設。
遊ぶには【すごろくけん】が必要だが、【ゴールドパス】【セレブリティパス】を持っていれば制限無しで遊べる。

プレイできる場所

DQⅢ


DQⅤ


ルール

パーティの先頭のキャラをすごろくの駒に見立て、サイコロを振ってあがりを目指すという単純な内容。
しかし、要所に戦闘や落とし穴などの厳しい罠が配置されていること、そして何よりサイコロを振る回数に上限があることから、
終盤のすごろく場になるとあがる難易度は半端じゃなく高い。
マスによってはモンスターと遭遇するが、その強さはキャラによって変わる。
サイコロの残り回数がなくなるともちろん終了。
それ以外にもHPが0になったり、所持金がなくなっても終了となる。

マスの詳細

絵柄 止まると起きる内容
START 読んで字の如くスタート地点。Uターンマスに入ってしまうとここに戻される。
GOAL 読んで字の如くゴール地点。ピッタリとこのマスに止まらなければ、余分な目数だけ戻る。
別ゴール地点。Ⅲのマイラのみに存在する。
矢印の立て札 指定された方向にしか進めませんというただの案内表示。調べても何もない。
階段 別のフロアに移動する。
階段マスがルートの行き止まりにある場合はちょうど止まらなくとも移動できる。
階段マスがルートの途中にある場合はちょうどマスに止まらない限り移動できない。
旅の扉 別の場所にワープする。ちょうど止まらないとワープできない。前後に○マス進む/戻るマスがあることが多い。
宿屋 お金を支払えばHP、MPが全回復する。
よろず屋 珍しいアイテムや装備品が販売されている。Ⅲでは【おおごえ】を使用するとすごろく場外でも利用できる。
関所 止まっても何もないが、通過するにはお金を支払わなければいけない。Ⅴのみ。
洞窟 すごろくダンジョンに挑戦できる。Ⅴのみ。
迷路 宝物庫に行ける。進める先は数種類ある。
サイコロを振って制限時間を決めて、その間に宝箱を開けていくことができる。Ⅴのみ。
草原 低確率で弱めのモンスターが出現する。出現しなければ足元を調べることができる。
中確率でそこそこの強さのモンスターが出現する。出現しなければ足元を調べることができる。
山地 高確率で結構な強さのモンスターが出現する。出現しなければ足元を調べることができる。
スライムマス 強めのモンスターが必ず出現する。
メタスラマス メタル系スライムが必ず出現する。Ⅴのみ。
サイコロ+○(赤) サイコロを振れる回数が数値分増える。
サイコロ-○(青) サイコロを振れる回数が数値分減ってしまう。
ゴールド+○(赤) 所持金が数値分増える。
ゴールド-○(青) 所持金が数値分減ってしまう。
↑+○(赤) その数値分進まされる。
↑-○(青) その数値分戻される。
虹色サイコロ 1~6のうち、好きな数だけ進める。DS版Ⅴのみ。
!マス サイコロを振り、その結果によっていずれかのステータスが変化する。
?マス 何が起きるかわからない。
魔法陣 HP、MPが全回復する。
バリア 最大HPの1/3のダメージを受ける。小数点以下は切り捨て。
ドクロ MPが半減してしまう。
杖マークと1/2
Uターン 振り出しに戻る。
落とし穴 落ちた先がマスでなければ即終了。そこが何らかのマスならばその地点から続行できる。
宝箱 調べると中身を入手できる。トラップモンスターの場合もある。一度調べると以降は空っぽになる。
調べると中身を入手できる。一度調べると以降は空っぽになる。
タンス

入手アイテム

クリアすると景品の入った宝箱がいくつか用意されている。
また、あがりの景品以外にも、あちこちに貴重なアイテムが落ちていたり、貴重なものを売る店が配置されており、 それらを回収するのも大きな目的となる。
Ⅴの謎のすごろく場に至っては、反則装備の代表格である【ほしふるうでわ】【はかいのてっきゅう】が店でいくらでも買える。
クリア後でマスに止まらないと買えないとはいえ、最早バランスもへったくれもない大盤振る舞いである。

評判

初登場のⅢ 、Ⅴともに、一度はまるとなかなか抜け出せず、本筋そっちのけでサイコロを振り続ける人を続出させた。
ただ、総じて評判がよく「史上最高のミニゲーム」とも呼ばれるⅢのすごろくに比べ、
Ⅴのすごろくは中途半端な追加要素や最早難しいなんてものではない謎のすごろく場の難易度、
また、苦労してあがった結果手に入る景品が、使い勝手の悪い【ターク】というガッカリ感からか、評価は賛否両論である。

最終更新:2013年11月18日 00:31