概要
敵グループや敵全体を一度に攻撃する武器。「全体攻撃武器」と呼ばれることも。
グループごとに攻撃できるのはムチ、全体を攻撃できるのは
【ブーメラン】などの系統。
共通するのは左から順に攻撃するのでこちらから見て右に位置する(後に攻撃を受ける)モンスターほど被ダメージが低くなる。
バイキルトやちからため系の効果は最初の1匹のみ。
長らく会心の一撃は発生しなかったが、Ⅸからはムチやブーメランでも会心が出るようになった。
DQⅢ(リメイク版)
DQⅣ(リメイク版)
DQⅤ~Ⅶ
初出はⅤ。それまでは一部の例外を除き、複数攻撃は呪文攻撃しかなかったが、この複数攻撃武器によってお手軽かつノーリスクで敵を一掃できるようになった。
戦闘のテンポを早くするなどの恩恵もあるが、呪文の価値が相対的に低下した(同時期に出た特技などでさらに拍車がかかった)負の側面もある。
冒険序盤では「
【はがねのつるぎ】と
【やいばのブーメラン】を持ち、相手に合わせて装備を付け替える」という新たな戦い方が生まれたが、その戦法も特技を覚えると忘れ去られてしまう。
ただしⅥはともかく、Ⅴでは特技の複数攻撃には属性が付いている為、無効化する敵のことも考えると、武器の付け替えの戦法は後半においても覚えておいて損はない。
SFC版Ⅴでは、バイキルトの効果は攻撃した敵全てに及ぶが、ちからため・きあいためは最初の1体にしか効果が無い。
Ⅴ~Ⅶには剣なのに全体攻撃が可能な
【みなごろしのけん】が登場。ただし呪われている。
DQⅧ
ややブレーキがかけられた。
テンションアップ→複数攻撃が異常に強かったりとまだまだ優遇されている面は否めないものの、スキル制によるヤリや剣の強化、
それに対するブーメランスキルの微妙さのため中盤以降もコンスタントに全体攻撃武器が登場するにもかかわらず使い勝手は悪い。
(ムチスキルはやたら強いが、それは範囲攻撃のお陰ではなく
【双竜打ち】によるものである。)
DQⅨ
ブーメランの出番が転職クエストの関係で
【ビタリ山】以降と遅くなり、
序盤はとりあえずブーメラン、というⅤ以来の慣習が久々に姿を消した。
不思議のダンジョンシリーズ
最終更新:2013年09月08日 16:20