偏向性ランダムA
行動番号 |
Ac1 |
Ac2 |
Ac3 |
Ac4 |
Ac5 |
Ac6 |
選ばれる確率(分数) |
68/256 |
58/256 |
48/256 |
38/256 |
27/256 |
17/256 |
選ばれる確率(%) |
26.56% |
22.66% |
18.75% |
14.84% |
10.55% |
6.64% |
Ac1が選ばれる確率が比較的高く、以下Ac6に向かって徐々に選ばれる確率が低くなっていく。
偏向性ランダムの中では最も緩やかで、Ac6が選ばれる確率も極端に低いわけではない。
体感的には、他の偏向性ランダムよりも、むしろ2確率ランダムAや3確率ランダムに近いかも知れない。
偏向性ランダムB
テーブルは未調査だが、偏向性ランダムAとCの中間で、Ac1が選ばれる確率が65%程度(推測)である。
DQⅥの
【デススタッフ】や、
【しれんその1】などが該当する。
このタイプは、ほぼ確実に知能の高いモンスターに設定されており(そうしないと意味がないため)、
Ac1が選択肢に含まれない場合、Ac2を選ぶ確率が大きく高まる。逆に、Ac6が使われる確率はかなり低い。
DQⅥのデススタッフのパターンを覗いてみると、
Ac1:メガザルダンス
Ac2:凍える吹雪
Ac3:ルカナン(制限行動)
Ac4:通常攻撃
Ac5:凍える吹雪(制限行動)
Ac6:メダパニ(制限行動)
必要に迫られない限りメガザルダンスは使われないため、Ac1→Ac2となり、8割近くの確率で凍える吹雪を使ってくる恐怖のモンスターになるのだ。
更に、ルカナンが制限行動であるため、同一ターン内かつ同じグループ内でルカナンを使ってしまった者がいた場合、Ac3→Ac2となり、凍える吹雪を使う確率は更に高まる。
偏向性ランダムC
行動番号 |
Ac1 |
Ac2 |
Ac3 |
Ac4 |
Ac5 |
Ac6 |
選ばれる確率(分数) |
210/256 |
29/256 |
10/256 |
4/256 |
2/256 |
1/256 |
選ばれる確率(%) |
82.03% |
11.33% |
3.91% |
1.56% |
0.78% |
0.39% |
偏向性ランダムBよりも、さらに極端な行動パターン。
非常に高い確率でAc1が選ばれ、Ac1が選択肢に含まれない場合は9割以上の確率でAc2が選ばれる。
DQⅧ以降でよく採用され、
【あんこくちょう】や
【マペットマン】などが該当する。
ただし、DQⅧのモンスターは行動パターンが多いわりに、低確率の行動を確実にするような設定がなされていない。
その結果、一部の行動が死に技能となっているモンスターが多く、コアなプレイヤーからは疑問視されている。
おそらく、複雑なアルゴリズムをテストプレイでは拾い切れなかったのだろう。
最終更新:2012年09月08日 22:01