概要

Ⅴに登場するボス級モンスター。
【光の教団】が奉ずる邪教に仕える格下の信者。
上の者には刃向かえないため、弱者をいたぶることによってストレスを発散する陰険な性格をしている。
奴隷を監視し労働を強制する役職にあり、名前の通りその手に持ったムチで奴隷を打ち据えている。

小説版では表記は「鞭男」。手ぬるかった前任者(コイツはどうなったんだ…)による遅れを取り戻そうと次々と奴隷を酷使し、殺してきたが、ある日ついにリュカ達に反撃される。

DQⅤ

【工事中の神殿】で奴隷を使役している男。
作業場でミスを犯し折檻を受けている【マリア】を助けに入ると戦闘になる。
2体が1グループで登場。青年時代になって最初に戦う敵である。
負けても問題はない戦闘なのだが、大して強くもないので、よほどレベルが低くなければ勝てる相手。
この時点で、少年時代ラストの【ゲマ】戦で、主人公敗北+パパス敗北で既にゴールドが1/4になっている。
負ければさらに半減、つまり少年時代の1/8にまで減らされるため、可能な限り勝っておきたいところ。
リメイク版ではここで負けても所持金は減らなくなっている。

通常攻撃の他に【ふしぎなおどり2】でこちらのMPを減らしてきたり、薬草を使って体力を回復したりする。
HPは65とそこまで多くはないので、バギの連発で普通に倒せる。もしバギマを覚えているようなら、大抵は2発で倒せる。
ただし、こちらは装備している【ドレイのふく】以外の持ち物を取り上げられているため、回復手段は主人公の呪文しかない。
不思議な踊りでこちらのMPを減らしつつ自分達は薬草で粘るため、回復呪文頼りの持久戦は不利。
敵の攻撃手段は通常攻撃だけなので、まずはMPがあるうちにスカラを重ね掛けして守備力を高めてから、
2体同時に攻撃できるバギも併用して短期決戦に持ち込んだ方が良いだろう。SFC版ではスカラは1回で十分。

また、リメイク版では【ヘンリー】【NPC】として戦いに参加するため、少しだけ勝つのが楽になっている。
ただし、ヘンリーはLv1で最大HPも50しかないのに被ダメージは16前後にも上る。
3〜4回続けて攻撃されたら戦闘不能になるので、MPがあるうちは小まめに回復を施した方が良い。
あるいは弾除けとして使い捨てるのも手。

勝てば2体で100の経験値と120ゴールドを得られる。リメイク版ではヘンリーのレベルもちゃんと上がる。
落とすアイテムはすばやさのたね。

なお、SFC版では少年時代を主人公の持ち物がいっぱいの状態で終え、
なおかつこいつが素早さの種を落とした場合、【ビアンカのリボン】が手に入らないという不具合が生じてしまう。
つまり、青年時代で【キラーパンサー】を仲間にすることが出来なくなってしまう。
これは少年時代では重要アイテムは主人公しか持てないという仕様上、
本来は【ゲマ】によって【ゴールドオーブ】を破壊された後の空きスペースにリボンが入るのだが、
その空きスペースを素早さの種が埋めてしまうためリボンが手に入らなくなってしまうのである。
といっても、ムチおとこが素早さの種を落とす確率は1/4096と極めて低いため、
普通にプレイしたのではまずお目にかかれないであろう現象である。
不安があるなら予め持ち物に空きスペースを1つ作っておけば問題はない。
事前に所持金を使い切ってから、わざと負けるのも手か。

最終更新:2013年12月22日 19:19