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概要

Ⅲに登場するボスモンスター。
女王【ヒミコ】が治める極東の未開国【ジパング】に恐怖をもたらしている怪物。

グラフィックは【ヒドラ】【キングヒドラ】【グランドラゴーン】の色違いで緑色。
後述するモデルとなった同名の怪物は、その名の通り「首が八又に分かれた大蛇(おろち)」として描かれることが多いが、ドラクエに登場するやまたのおろちは「5本の首が生えた巨大なドラゴン」というデザインになっている。
普通に四足歩行なので「オロチ」という印象は薄いかもしれないが、デザイン自体は迫力がある。

なお、巨体から生えた5本の首がそれぞれ動くから複数回行動できるのかと思いきや、リメイク版の攻撃モーションでは5つの首が一斉に火を吐いたり噛み付いたりする。
全ての首で同じ行動しかできないのでは首が多い意味があまり無いと思うのだが、あの攻撃力は5本の首が一斉に揃って動いてこそ発揮されるということなのだろうか。

モデルは日本神話に登場する同名の怪物。
漢字だと「八岐大蛇」とか「八俣遠呂智」とか「八俣遠呂知」とか書かれるが、全部「やまたのおろち」と読む。
表記は文献(主に古事記、日本書紀など)によって異なる。
元ネタでは出雲国に居座って生贄を求めて困らせていたが、スサノオに退治された。
その尾から出てきた剣が三種の神器の一つ「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」(別名「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」)として天照大神(あまてらすおおみかみ)に献上されたことでも知られる。

DQⅢ

【ジパングの洞窟】に住み着いた竜の怪物。
ジパングの女王ヒミコはその神通力によって、「おろちには いけにえじゃ!」との託宣を下し、多くの乙女たちをおろちに生け贄として呑まれつつも、ジパングは辛うじておろちの襲撃を免れていた。
はるか海の彼方から現れた勇者とその仲間たちはこの惨状を見かね、ジパングの民を救うべく洞窟へと突入。
血を求め猛り狂うおろちに苦戦を強いられるも、激戦の末ついにおろちに致命傷を与える。

ここまでは王道だが、やまたのおろちは瀕死になりながらも旅の扉で逃亡。
追って旅の扉に飛び込んだ勇者たちが目にしたのは、深手を負ったヒミコの姿であった。
実は女王ヒミコこそやまたのおろちの化けた姿だったのだ。
追い詰められたおろちは再び龍の姿へと変身、真実を知ったものを皆殺しにすべく襲い掛かる…!

戦闘では2回行動を行い、時期的にかなり強烈なかえんのいきを吐きまくる強敵。
おまけに洞窟内とヒミコの宮殿での2連戦となる。
ヒミコの宮殿への移動後すぐに戦う必要は全くないので、苦戦するようなら一晩休んで完全回復してから戦うことをおすすめする。
1回目を倒した時に【くさなぎのけん】をドロップするのがなかなか元ネタに忠実。

FC版ではHPは300だが、なんと毎ターン100【自動回復】する。
レベル20台前半で出会うであろう敵としては驚異的な回復力であり、1人でも死者が出てその回復にあたったりしていると、あっという間にHPが元に戻ってしまう。
完全2回行動で、通常攻撃と火炎の息を半々の割合で使用する。時期を考えればあまりに凶悪な火力だ。
強い酒を飲んで酩酊したところを殺された……という神話設定のためか、実はラリホーが弱耐性。これに賭けよう。
2回行動のせいで2倍速で目覚めるものの、とにかく効きやすいラリホーを連発して眠らせ続け、覚えているならルカニやバイキルトも併用して大ダメージを与えていくしかない。
マヌーサも弱耐性なので有効。攻撃呪文はメラ・ギラ・イオの炎系が無効だが他は全部効く。
2回戦でも特に強くなったりはしない。むしろこちらにくさなぎのけんという新戦力が加わった分有利。

リメイク版では1回戦と2回戦での能力が異なるが、流石に自動回復はなくなった。
1回戦はHP1800で1~2回行動。やはり火炎の息が苛烈だが、FC版より使用する割合が減ったので十分戦えるはず。
耐性はFC版とほとんど一緒だが、補助系への耐性が若干変わり、最大の弱点だったはずのラリホーが強耐性に。実はコレが大いなる罠。
2回戦はHP2000で完全2回行動。怒り狂っているためか、行動回数の増加に加え攻撃力と素早さも10強化される。
ただし、1回戦のキズが響いている描写なのか、たまに弱い火の息を吐くようになっている。描写が細かい。
炎が弱体化した一方で打撃の割合は減っていないので、スクルトとマヌーサで打撃対策を固めて戦おう。
耐性はほとんど1回戦と同じ……と思いきや、実はラリホーが完全耐性になっている。
FC版からのプレイヤーの中には「おろちには ラリホーだ!」と効かないラリホーを唱え続け、結果ジパングの土となった勇者が数多く存在した。
なまじ初戦でたまに効くのが嫌らしい。

そのインパクトの強さから、
「おまえ五岐大蛇だろ!」
ボストロールみたいに変身しているのにラーのかがみが効かないじゃねーか!」
「最後の最後で思いっきり英名のパープルオーブを残してしまう」
などの致命的な欠陥を指摘されることが少ない素晴らしいモンスター。

戦う事自体は船を入手後すぐにジパングに向かえば可能だが、この時点ではダンジョン奥まで到達することすら難しく、さらに撃破となると至難と言わざる得ない。
オーブの入手順は決まっているわけでもないので、パープルオーブの回収を後回しにしてレベルの上がった頃に戦えば楽に勝てる。
ただ、その場合はくさなぎのけんの入手が遅くなるため、その辺りは上手く折り合いをつけて倒す機を測るといい。

なおFC版ではおろちに殺されたとされた本物のヒミコだが、リメイクではちゃっかり神竜のすごろく場で生存している。
彼女自身は「ここはおろちの腹の中じゃな!」と認識しているようだが、どうやって生き延びたのかまったく不明。
GBC版ではモンスターメダル収集のため【氷の洞窟(Ⅲ)】にも再登場する。
見た目が同じなのでわかりづらいが、ちゃんと1回戦と2回戦の両方が出現し、それぞれ落とすモンスターメダルが異なっている。
ただし、ここに登場する方は1回目のものであってもくさなぎのけんは落とさない。

DQM1・DQM2

1・2ともに強力かつ、序盤~中盤でも比較的作りやすいドラゴン系である。
アンドレアルorグレイトドラゴン×【メドーサボール】という、慣れれば驚くほど簡単な配合で生み出せる。
ドラゴン系×????系でも生まれるが、上に挙げた配合パターンの方が楽なのは言うまでもない。
もっとも、セルフお見合いが出来る環境があれば、耐性強化も兼ねてこちらの方がお得ではある。

覚える特技は火の息、火炎斬り、連続攻撃の3種類で、素の状態でもなかなか優秀。
これにアンドレアルやメドーサボールの特技を仕込むことで、かなりの万能選手にすることもできるだろう。
ドラゴン系の宿命か、成長はあまり早くないので、ある程度冒険が進んで、パーティに派手で強そうなモンスターが欲しくなったときに作ると良い。
図鑑では5本の首がそれぞれ意識を持ち、通常の5倍の速さで物事を考えることができるとされるが、その割りに賢さはそれほど高くはない。
【スカイドラゴン】を血統にして配合すると【しんりゅう】を作ることができるが、神竜の成長は遅いので、安定してメタル狩りができるようになるまでは作らない方が無難。
また、【ハーゴン】を血統にして配合すると【バラモス】が生まれる。
【ダークドレアム】を作る過程で【おみあい】?を活用しまくると、大量にできるのも特徴。
【しんりゅう】は用途が多いので、おみあいが自由にできるのならうまく利用しよう。

モンスターズ1では【図書館のとびら】にてボスとしても登場。
HPが2000と高く、激しい炎、火炎斬り、爆裂拳を使用するためなかなか強敵。
特に早い段階で扉を開放した場合は苦戦を強いられることも。
なお、ここのやまたのおろちはいくら肉をあげても仲間になることはない。
ちなみに、この扉は攻略する時期によって戦闘後のイベントの内容が大きく異なっている。

DQMCH

キャラバンハートでも続投。
ドラゴン系が無くなったので、今回は魔獣系のAランクに分類される。
覚える特技は火の息、ザキ、火炎斬り。
転身方法は以下の通りだが、ランク転身後のランクがAであることが条件となる。
  • 魔獣系の心×魔獣系の心+エレメント系の心
  • エレメント系の心×魔獣系の心+エレメント系の心
重量は5とかなり重いが、HPと攻撃力の伸びが非常に良い。

DQMJ2

ジョーカーには登場できなかったが、ジョーカー2で久しぶりに登場。
今回はなんとドラゴン系のSSランクで、Lサイズ(3枠)の超巨大モンスター。
プロモーションムービーにおいてもエスタークと戦ったりしていた。
作るには各エリアの超巨大モンスター、タイラントワーム・ウイングタイガー・ブオーン・レティスの4体配合が必要。
素材となるモンスターがどれも野生でスカウト可能であることを鑑みると、慣れれば最も簡単に作れるSSランクのモンスターである。
特性はギガボディ、れんぞく(4回)、炎ブレスブレイク、AI1~3回行動。
耐性は毒・眠り・混乱、麻痺・マインド・ザキ・炎ブレス無効だが、ヒャド系には弱い。
特徴としてはAI1~3回行動の特性と炎ブレスブレイクを両方備えている点。
上手く炎ブレス相性の攻撃を3連続で繰り出せば、1~3回行動のモンスターの中でも特に高い爆発力を発揮するだろう。
HPも守備力も高いが、それ以外の能力の限界値は700に届かず、ヒャド系も弱点なので、この辺りを補う必要出てくるだろう。
コイツを使った配合も神竜と闘神レオソードがあるので、作る機会は何かと多いかと思われる。
スキルは固有の【やまたのおろち(スキル)】

DQMJ2P

プロフェッショナル版ではトライワインダーとセルゲイナスが2体ずつの4体配合に変更され、 一転して作るのが難しい種族に変わった。
能力値はHPや攻撃力は無印より伸びたものの、防御や賢さが以前より低下している。
ただ、まれにハイテンションの特性で2段階テンションが上がる事があり、
強力な攻撃で相手を圧倒する戦い方に磨きがかかったといえる。
また、新しく追加されたピピッ島のある場所でこいつがボスとして登場する。
最大3回まで攻撃してくる事や、恐ろしく強力なしゃくねつが危険極まりない。
ベホマラーでの回復が生命線となるだろう。

テリワン3D

さいはての扉のぬしとして登場。
倒すと仲間になるのだが、何と「10個の瞳をうるませて仲間になりたがる」という、今までのイメージを払拭してしまうようなシーンになっている。実は寂しがりやなのだろうか。
また、倒すと必ず【ちいさなメダル】を落とす。
多少面倒ではあるが倒しては配合し、また倒しては配合し……という手順を繰り返せば確実にメダルを稼ぐ事ができる(この方法は、攻略本にも地味に書かれており、そこそこの経験値やゴールドも獲得できるので何度かやっておくといいだろう)。

配合での作り方は前作と同じ。
【魔壺インヘーラー】との配合で【キングヒドラ】が、【ギガデーモン】との配合で【マガルギ】が生み出せる。
どちらも配合チャートのトップに君臨する【魔戦神ゼメルギアス】を生み出すのに必要な為、何度も仲間にする必要があるが、さいはての扉に何度でも出現するのでさほど問題ではない。
この他にも、単体で簡単に何度でも入手できるSランクのドラゴンなので、位階配合で【黒竜丸】を作るのに何度もお世話になるかもしれない。

DQMBV

【レジェンドクエストⅢ】の第四章に登場。
技は全ての口から放たれる炎のブレス「オロチの咆哮」と、それぞれの口で順に噛み付く「くらいつく」。

合体モンスター並のHPを持つが、運の要素に頼る部分もないのでドラゴンキラーなどの弱点を突いた力押しプレイで簡単にクリアできる。
アーケードのレジェンドクエストⅢには登場しなかったため、ビクトリーのプロモーション映像で登場した時から多くのプレイヤーのテンションを上げた……が、
クリア特典に彼(彼女?)の姿はなくに落胆の声も大きかった。

小説版など

小説版Ⅲ では【バラモス四天王】のうちの一体で、なおかつヒロインの魔法使いと敵幹部の母親という設定が追加されている。
強力な魔力を備えていたが、上記の二人を産んだ際に命を落とし、バラモスの魔力で魔物として蘇った(ヒロインはその際形見を持たされて捨てられた)。
小説内ではこの設定が最後まで重要な位置づけとなる。
また、首と尻尾はゲームの絵と違ってきちんと8本ある様子。
いのまた絵に抵抗がなければご一読あれ。

【知られざる伝説】では、また別の設定がある。
予言者になりすまして暗躍し、サマンオサをアリアハンにけしかけるなどして、地上を混乱に陥れた魔物がコイツだという。
各国が旅の扉を閉鎖して国交を絶ったのも、こいつの暗躍が原因とされる。
その功績でバラモスから新たな力(詳細は不明)を授かると共に、オーブがあることが判明したジパングに派遣される重要任務を与えられ、本編に至る。
これを公式設定として扱って良いかは議論が必要かも知れないが、
「勇者が旅立つ以前、バラモス軍や諸王国がどういった状況だったか」を考察・妄想したりするのに良い資料ではある。

ロトの紋章

ⅢとⅠの間を描く漫画【ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章】では「実は仮死状態で生き延びた」という設定で再登場。
100年にわたってジパングの人々によって封印されていたが、封印のカギとなる【オリハルコン】製の神竜像が魔物の策略で持ちだされた事で復活する。
あまりに眠りすぎたために知能が低下してすっかり怪獣と化しており、おまけにオリハルコンを呑み込んでパワーアップ。
タテガミが光ってから火を吐くという某ゴジ○的攻撃を行ったり、羽が生えて某キングギド○そっくりになったりと、(作者が)やりたい放題に暴れまわった。
このエピソードが収録されているコミックス12巻のカバーを取ると、ウルト○マンシリーズの怪獣図鑑そっくりなオロチの解剖図が掲載されている。
体内には「オロチ脳」や「オロチ胃」が存在するらしい。これ何の漫画だっけ?