概要

Ⅲ、Ⅳ、Ⅴに登場する呪文。シリーズ常連っぽいがこの三作品にしか登場しない。
唱えることによって昼夜を逆転する移動時専用魔法。
消費MPはⅢとFC版Ⅳは12と莫大だが、Ⅴでは4と突然ローコストになった。
アイテムでは【やみのランプ】が類似効果を持っている。

昼や夜限定のイベントを見る以外にも使い途があり、
【歩数エンカウント】を採用している作品では、これを唱えると蓄積したポイントを0に戻せるため、
タイミングを見計らって使えば敵にほとんど遭わずにフィールドを移動できるようになる。

町や城内部等にいると、ラナルータを唱えた直後に入り口に強制移動させられる。
しかし、町の住民達が誰一人として一瞬で昼夜が変わったことに何の疑問を持たない。
この点を考えると、この呪文は詠唱者とそのパーティの全員の時間の流れだけを動かす魔法と推測される。
城外に出されるのに、動きが止まった主人公達を兵士や町人が置物のように門まで押して行ってるのだとしたらなかなかシュールだ。
昼と夜の概念が復活したⅧやⅨでは歩かなくても時間が流れていくので登場せず。あったら便利だったのに。

漫画「ダイの大冒険」では同系統の呪文として雷雲を召喚する【ラナリオン】があり、作中ではラナ系は天候系呪文として扱われている。

DQⅢ

【魔法使い】【賢者】がレベル25で覚える。

DQⅣ

【ブライ】がレベル17で覚える。
消費MPはFC版が12、PS版は2、DS版は4と毎度変わっている。

DQⅤ

【フローラ】がレベル17、【女の子】がレベル18で覚えるのだが、正直そんな頃に使うことはまず無い。
特にフローラはSFC版では青年時代後半の、【大神殿】クリア後となる為、昼夜の無い魔界では関係無いという有り様。

仲間モンスターでは【ドラきち】がレベル15、【ミニモン】がレベル20で習得する。
しかしドラきちは正直能力がイマイチなので、育てる人は少なく、ミニモンがレベル20になる頃には青年時代後半。
どうも青年時代前半に使わせる気は無いらしい。

小説版ではドラきちがラナルータで夜にすることで、敵の視界を封じるという使い方をしていた。

リメイク版

【おばけキャンドル】【おばドル】がレベル15で覚えるのだが、仲間にすることが出来るのは青年時代後半にならないと行くことができない【ジージョの家】周辺。そしてあろうことか【プオーン】がレベル30で覚える始末。ワザとやっているのか?
フローラのレベル制限が無くなったので、その点はマシになっているが。

テリワン3D

テリーの特技として習得可能。異世界の昼夜を切り替えることができる。
これの復活により、前作のような面倒くさい手順(飛行船に戻って休むなど)を踏む必要がなくなった。

カードゲーム

カードゲーム「キングレオ」では、手番を反対回りにする。
UNOでいうReverseの効果。

最終更新:2013年12月21日 23:51