概要
Ⅲ以降で登場する呪文。
敵一体の守備力を大幅に減らしてくれる。
Ⅲでは守備力を0にする。Ⅳ~Ⅴは初期値と同じ値だけ減少、Ⅵ以降は初期値の50%減少。
グループが対象の
【ルカナン】よりも効果が大きいのが特徴で、MP消費も少ない。
Ⅸではどちらも1ランクダウンの効果になっている。
強敵相手には非常に役立つ呪文で、特にボス戦で重要。
この呪文を使うか使わないかで、ボス撃破の早さは確実に変わってくる。
長期戦によるジリ貧を避ける意味でも、手が空いたらできるだけ使っておきたい。
耐性を持つ敵が補助呪文の中では最も少なく、序盤から終盤まで満遍なく使える優秀な呪文である。
また、上位のルカナンよりも使用頻度が高いという、珍しい呪文でもある。
守備力の高い敵には、一発かけるだけでダメージが全然違うので、雑魚戦でも重要である。
最近は効果の半減、耐性持ちボスの増加、そして呪文の効果切れが導入されたことで、若干その価値が揺らいだ。
それでも有効なボス戦では必須。
DQⅢ
初出。
【僧侶】がLv.8で習得する。消費MP3。
この後、消費MPはⅧまでずっと3である。
この頃はルカニ・ルカナンが僧侶、スカラ・スクルトが魔法使いの呪文であった。
敵の守備力を現在値の100%減少させるというとんでもない効果を持っており、やたら強い。
一発で守備力をすっからかんにできるのでボス戦で非常に重要。
DQⅣ
【ブライ】と
【マーニャ】がLv.3で習得する。
これ以降は僧侶でなく、魔法使い系のキャラが覚えるようになった。
代わりにスカラ・スクルトが僧侶に移行した。
減少値は初期値の100%と微妙に弱体化したが、相変わらず優秀。
DQⅤ
DQⅥ
引き続きレア呪文扱い。
【主人公】と
【バーバラ】がレベルアップで習得するのみ。
使い手の関係上、あまりレアな印象はないのだが、職業で覚えられないのはいったいなぜだ?
今作ではスカラ系共々弱体化され、初期値の50%しか下げることができない。
とは言え今作から打撃の倍率が上がる特技が多く追加されたため、この呪文を併用すれば非常に大きなダメージを与える事が出来る。
難点は、後半のボスのほとんどはそれを見越していたかの如くこの呪文に完全耐性を持っている事か。
それでも
【ブラスト】や
【ジャミラス】等には、この呪文を使う事で
【火攻め】を上回る効率でダメージを蓄積可能である。
DQⅦ
マリベルがLv.4で習得。
加えて今回は
【魔法使い】職★4、
【リザードマン(職業)】★2で誰でも覚えられるようになった。
変わってルカナンがモンスター職限定になったが、ルカナンよりルカニの方が需要が高いので特に困らない。
DQⅧ
【ゼシカ】がLv3で習得。
さらにヤンガスがダメージ+ルカニ効果の
【かぶとわり】を覚えるため、
二人で合わせて使えば1ターンで敵の守備力をすっからかんにすることも可能。
ただ、ゼシカは役割が多いので(他にバイキルト、フバーハ、ピオリムなど)、
ルカニまで手が回らず、結局ヤンガスが一人でかぶと割りを使い続けることが多い。
DQⅨ
消費MPがはじめて変化し、4に増えた。
守備力1段階(初期値の50%)ダウンの効果だが、史上始めてルカナンも同数値ダウンになってしまった。
攻撃呪文と同様、敵に掛ける補助呪文も
【こうげき魔力】で成功率が変動するようになった。
【魔法使い】と
【魔法戦士】が習得し、魔法戦士は攻撃魔力がやや低いため成功率が若干劣る。
最初は無耐性の敵に成功率75%だが、攻撃魔力499以上で成長限界になり、耐性の無い相手なら100%通じるようになる。
ちなみに攻撃魔力の値は魔法使いLv99でも400、魔法戦士Lv99なら282で止まる。
成功率を最大にするには、スキルでの補強か装備による強化が必須となる。
トルネコ2
魔法使いの呪文で登場。正面10マスに魔法を飛ばして相手の防御力を下げる。重ねがけ可能。
が、魔法使いは攻撃防御共に初期値から上がらないので、そもそも肉弾戦をしてはいけない。
ただし魔法系モンスターにはダメージ魔法が全く通じないので、
唯一通じるマホトラも無ければ即死のニフラムやザキ系も無いという非常に限定した状況ならば、
これをかけまくって殴り倒すのが唯一の倒し方になる。
ただし序盤ならともかく、後半の敵を殴り倒すには相当重ねがけしなければならない。
そんなことをするぐらいなら他の補助呪文で黙らせて逃げた方が早いし、敵はそんなに待ってくれない。
また、
【ルカニの杖】も登場。こちらは本編ほど劇的な変化は無いが、まあまあ使える。
最終更新:2013年05月29日 12:21