概要

Ⅳに登場する【サイおとこ】属の最上位モンスター。この系統の指揮官にあたるらしい。
【ライノソルジャー】がさらにパワーアップした姿で、見た目通り非常に高い攻撃力と守備力を併せ持つ。

Ⅶには【ライノキング】なるモンスターが登場するが、似てるのは名前だけで姿形や強さ、攻撃方法などは似ても似つかない。

DQⅣ

【アッテムト鉱山】でのエスターク前哨戦で戦うほか、【天空への塔】に出現する。
下位のライノソルジャーもかなり強かったが、コイツの能力は更に二回りほど上。
攻撃力は200と雑魚の中でもトップクラス。しかもなんと1~2回行動!
しかもマホカンタを使うため、迂闊に呪文が使えない。
ライノソルジャーと違って守備力を高めたりはしないが、それでも守備力が160と奴の素の値より10高く、トドメとばかりに毎ターン20の【自動回復】まで持っている。これは強い。
攻撃呪文にも強く、ザキ系は無効でメラ、ギラ、イオ、デイン系に強耐性。
一方で、ヒャド系とバギ系は弱耐性のため当たりやすい。ラリホーやルカニ、マホトーンも効きやすい。
しかし、前述通りマホカンタを使うため跳ね返されてしまう可能性も高く、死角が少ない。
補助呪文に関しても、効いたとしても複数回行動の為効果が切れるのも早い。
どちらにせよ呪文で攻めるのは絶望的だろう。

流石にこの能力が集団で出るのはヤバいと思われたのか、常に単体行動をしているため、
全員で袋叩きにすれば割と何とかなった…のはFC版の話。
リメイク版ではなんと高確率で3体同時に出現するようになった。なんてこった。
おまけにFC版では天空への塔の7~8階にしか出現せず、ほとんど出会う機会がない
【しにがみきぞく】と同じエリア。フロアが非常に狭く歩く必要性がほとんどない)敵だったのだが、リメイク版では天空への塔の1階から8階まで延々と出現するようになった。おおう……
正直、闇の世界以降の雑魚敵にすら匹敵する能力で6回連続攻撃は反則だと思う。
下手に逃げたりして失敗すると被害が大きく広がるので、出遭ったら素直に迎え撃つ方が被害は少ないだろう。

とはいえマホカンタ以外は打撃のみであり、Ⅳのスクルトは他作品に比べて非常に効果が高い(1回で元の数値の2倍になる)ので、クリフトの出番である。
…とはいえ、FC版では仲間に命令できないため、出すと効かないにも関わらずザキやザラキを唱えまくり…。
リメイク版では命令できるので、スクルトで守りを固めたら、皆殺しの剣(Ⅳでは道具使用でルカナンの効果)で相手の守りを崩していくといいだろう。

なお、FC版では濃いピンクの鎧を身に着けていたが、リメイク版ではオレンジ色の鎧を装備している。
この系統のモンスターの肌の色はFC版ではバリエーションの幅が広く、サイ男は灰色、ライノソルジャーは水色、コイツはエメラルドグリーンだったのだが、
流石に不自然と判断されたのか、リメイク版では全員わずかな差しかない灰色に変更された。
こうなると鎧のピンクの濃淡しか差のないコイツとライノソルジャーは見分けがほとんどつかなくなってしまうため、鎧の色が変更されたのではなかろうか。
倒すと1/64の確率で【はがねのよろい】を落とす。

DQMBV

【レジェンドクエストⅣ】の第三章で2匹の【アンクルホーン】を連れて登場。
技は「アックスカッター」と「超痛恨斬り」。戦士と組んだ【ライノソルジャー】と変わらないが、後者は2回攻撃なので、まともに食らうと終了しかねない。
高得点の条件でもある【ゆうわくの踊り】が効きやすいので、動きを止めてしまおう。

最終更新:2013年07月21日 11:11