概要

Ⅴ、Ⅶ、Ⅸなどに登場するモンスター。
剣と盾を持ち、鎧と兜を身に纏った竜人族の戦士のモンスター。
系統最下位種で、上位種は【りゅうせんし】【シュプリンガー】【りゅうき兵】【まかいファイター】【りゅう兵士】と結構多い。
同じグラフィックのモンスターの多さは【デビルアーマー】系統と【ストーンビースト】系統に次いで三番目に多い。
また、色違いのボスモンスターに【セト】がいる。
意味としては「トカゲ男」「トカゲ人間」程度の意味で、ファンタジーではオークやゴブリンと並んでよく見かける敵。
ドラクエシリーズではトカゲどころか、翼まで生えた立派な竜戦士として設定されている。
見栄えは良く、見るからに強そうに見える(作中ではそうでもないけど)ため、一定の人気はある模様。

DQⅤ

エルヘブン周辺や【天空への塔】などに出現する。
ルカナンやスカラを使い、激しくきりつける強化攻撃を行うが、マホトーンが確実に効くので問題はない。
状態異常は効きづらいが攻撃呪文はすべて有効。さっさと倒してしまおう。
ドロップ品として、【のこぎりがたな】を落とすことがある。愛刀だろうか。
ちなみにどう見てもドラゴン族だが、SFC版ではこの系統で【ドラゴン系】に属しているのは「りゅうせんし」だけで、
彼と「シュプリンガー」は何故かドラゴン系には属していない。
リメイク版では修正され、この系統はすべてドラゴン系に含まれるようになった。

DQⅦ

異変後のルーメンやコスタール地方、【大灯台】内部などに生息している。
ルカナンとバイキルトを使う、相変わらず補助呪文を駆使した戦い方を好む。
とはいえ、マホトーンはおろかラリホーもメダパニも確実に効くので、大して強くはない。
攻撃呪文もすべてよく効くが、なぜかザキ系はまったく効かない。使うほどの相手ではないが。
ちなみに今回は「ドラゴン系」に属しているため、【ドラゴンキラー】【ドラゴン斬り】が有効。
落とすアイテムは通常は【はがねのつるぎ】だが、たまに【リザードマンの心】を落としていく。
モンスターパークでは砂漠エリアに配置されており、
「ああ ボクの この知性 このひきしまった 肉体! なんて すばらしいんだ!」
「ふふん。 どうだい? この にじみ出る 気品!」
といった台詞から、かなり重度のナルシストであることが伺える。
また、心を落とすことから分かる通りモンスター職にもなっている。詳細は【リザードマン(職業)】を参照。

DQⅨ

ヤハーン湿地やアシュバル地方などに出現する。
図鑑によると、バイキルト使いの魔界のソードマスターで、剣の道一筋に生き、常にベストを尽くす武人だされる。
主人公達に戦いを挑んでくるのは修行のためだとか。
ふざけた説明が多いⅨのモンスター図鑑においては珍しく、大げさなくらい真っ当かつカッコイイ奴として紹介されている。
Ⅶに引き続きバイキルトを使うが、その他の呪文は使わなくなった。
また、【ウパソルジャー】系などと同様に盾を持っているため、こちらの攻撃を盾でガードすることもある。
しかし、今回はマホトーンやラリホーが効くだけでなく、Ⅶではあった即死耐性が何故か無くなっているため、ザキであっさり死ぬ。
また、Ⅶと同様に今回もちゃんと「ドラゴン系」に属している。
通常で竜のうろこ、レアであつでのよろいを落とす。ちなみに彼が着ている鎧は厚手どころか簡素な胸当て一枚のみ。

DQM・DQM2

モンスターズ1・2にも登場。
ドラゴン系×悪魔系で作れる。覚える特技は獣斬り(2では水竜斬り)、魔神斬り、ギガスラッシュ。
見かけによらず攻撃力と守備力の伸びがよくないため、ドラゴンとしても戦士としてもいかがなものかと思われる。
素早さの伸びもよくないため、ギガスラッシュ習得も難しい。HPとMPの伸びはよいのだが。
1では【かがみのとびら】に出現するが、魔神斬りを頻繁に繰り出してくるので注意しよう。
また、王妃の部屋にいるミッキーがお見合い相手として出してくる。

しかし、その後のモンスターシリーズではなかなかお呼びがかからず、
ついにはJOKER2Pで上位種のシュプリンガーにとって代わられてしまった。
その後のテリワン3Dでもなお復帰できず、初代に出ていながらテリワン3Dに出られない不名誉なモンスターになってしまった。
果たしてこの先、モンスターズに再びリザードマンが復帰する日は来るのだろうか?

イルルカ3D

PS版1・2が発売されて以来、実に十数年の歳月を経てめでたくモンスターズ復帰。ドラゴン系のCランク。
Sサイズなので、シュプリンガーと肩を並べる事もできる。
シュプリンガーが配合に絡んできそうだが、残念ながらGB版と違って配合では作る事ができず、夢見るタマゴから低確率で
生まれてくるか、錬金カギの世界でスカウトする事で入手できる。

スタンダードボディとれんぞく(2回)、魔神攻撃を持っていて、+25でカウンター、+50でデインブレイク、新生配合で
AI1~2回行動が追加される。さらに新生配合でMサイズになれば会心かんぜんガードが、Gサイズになれば大剣豪も加わる。
賢さの上限が高いので、デインブレイクを活かせるデイン系の呪文を搭載してやるといい。

所持スキルは「びゃくやの剣技」

DQMBⅡ

第五章から登場。
ステータスはHP:730 ちから:70 かしこさ:61 みのまもり:82 すばやさ:61。
使う技は「三日月の剣技」と「らいめい斬り」。
前者は敵1体を斬りまくる技で、後者は電撃の刃を飛ばして敵全体を攻撃する技。

能力のバランスが良く、多くのモンスターに効きやすい雷属性を持つため使いやすい。
竜に見えるが、人型モンスターと扱われているため、ドラゴン斬りは普通の威力で、人型モンスター2体と組むと相性が発生。なぜだ。
魔法使いと組むと、らいめい斬りが「デイン」に変わる。そこそこのかしこさがあるおかげて、安定したダメージを期待出来る。

没モンスター

実は全く同名のモンスターがⅢに登場を予定されていたが、没になっている。
現在のスマートなリザードマンと異なり、もっと太った姿で赤い鎧を身につけていた。
ちなみにこのリザードマンを元にしたキャラが「ダイの大冒険」の「クロコダイン」である(遭遇時のダイの台詞より)。
Ⅲにはほかにもこうした没モンスターが数匹存在する。

最終更新:2014年03月08日 00:51