概要

石を敵1グループに投げつけてダメージを与える技。
当然ダメージは小さいが、その割に覚える時期が遅いため、実用性はほとんどない。
だがなぜかⅥ以降皆勤という不思議な特技である。
何で石が無さそうな場所でも使えるの?などという問いは無粋。

DQⅣ(リメイク版)

敵専用特技。逆輸入された【いどまねき】【いどまじん】が使用する。

DQⅥ

初登場。
【盗賊】の★3で習得できる他、【ファーラット】がLv7で習得する。
威力は10~25とイオより若干弱い程度で、消費MPは0
敵モンスターでは【いどまねき】【いどまじん】などが使用する。

範囲は全体攻撃なので、消費の無い【イオ】と言えば聞こえはいいが、習得時期があまりにも遅すぎる。
人間が転職で覚えるにせよ、ファーラットを仲間にしてくるにせよ、いずれにしても【ストーンビースト】が場違いで無くなるレベルの雑魚モンスターが出てくる地域では殆ど役に立たない。
全体攻撃であるという利点も、敵のHPからして石つぶてを5回打つよりも【まわしげり】を3回打った方が圧倒的に早い。

使う機会があるとすれば、転職によるパーティ強化をやり始めた直後で、最初に盗賊を選んだキャラが手持ち無沙汰にならないようにとりあえず撒いておく程度だろうか。
【つめたいいき】よろしく、瀕死の敵が残ったときにAIがよく止めとしてこの手の特技を使うので、見かける機会はあるのがせめてもの救いか。

DQⅦ

引き続き【盗賊】の★4と【いどまじん(職業)】の★1で習得できる。

3DS版

盗賊の★3に若干早められた他、【船乗り】の★6でも習得できるようになった。
しかし船乗りが石を投げるというのは非常に違和感がある。

威力、消費、そして習得タイミングの遅さは全てⅥと同じ。
Ⅶではまわしげりの他にも【つるぎのまい】やら【いなずま】やらと言った便利な範囲攻撃特技がいっぱいあるので、まず見向きもされない。
よしんば攻撃特技がこれしかなかったとしても、これでチクチクやるくらいなら【ひつじかぞえ歌】で相手を眠らせていた方が遥かに強いという有様。

そんな訳で味方が覚えても相変わらず見向きもされない特技ではあるが、Ⅶでは微妙にモンスター側の使用者が増えており、特に【ハングドエイプ】が厄介。
どこぞの【ドラゴンフライ】のようにそれの連発だけで圧殺されてしまうほどではないものの、【岩石系】であるこの特技に対する耐性を持つ防具は全く存在しないので、素通りするダメージでHPを結構削られてしまう。

DQⅧ

【格闘スキル】の特技に。主人公がsp17、ゼシカがsp19で覚える。
その気になればこれまでより早く習得できるようになったが、
あろうことかダメージが8~20と下げられてしまった。
そもそも格闘スキル自体が地雷な事も相まって、全く使い道がない。
敵では【ごろつき】がやたらと投げてくる。

DQⅨ

Ⅷの格闘スキルの後継である【素手スキル】sp3で習得。
敵1グループに10~23の【土属性】ダメージを与える。消費MP0。
序盤から使える唯一の土属性技だが、威力はお察しの通り。
ただ、今作は非常に早い時期から使えるので、仲間を作ってすぐに覚えさせれば僅かな間だが主力攻撃となる。
Ⅸの序盤は敵の出現数が少ないので、あまり範囲攻撃である事を活かせる機会がないのが残念。
敵では【ドロヌーバ】のみが使用。5~18ダメージとなる。

最終更新:2013年09月10日 21:30