概要

敵か味方かに守備力を無視して、使用者の攻撃力と同等のダメージを与えるハイリスクな技。
決まればメタル系でも一撃で粉砕できるが、味方に決まれば逆に一撃で粉砕してしまうので多用しない方がいい。
もしも使うなら【だいぼうぎょ】などを使って被害を少しでも減らそう。
敵はリスクを気にせずガンガン使ってくるので、ラリホーやメダパニなどでこれを使ってくる相手の動きを封じておきたい。

なお、これを使用した際は「いきりたって○○○○におそいかかった!」というメッセージが流れる。
そのため勘違いしやすいが、Ⅸに登場する「いきりたってこうげきした」は、ただの【強化攻撃】である。

DQⅤ

習得するのはSFC版ではエリミネーター(Lv7)のみ。
リメイク版ではプチファイター(Lv8)、ザイル(Lv35)、プオーン(Lv20)が追加されている。

Ⅴではザキ属性が設定されているため使い道はほとんどない。
しかもSFC版では味方はザキ完全耐性があっても普通にダメージを受ける。
当然メタル狩りにも使えない。残念。
PS2版でのエスターク戦の最短撃破には【ちからため】or【きあいため】+【バイキルト】+みなごろしという戦法が用いられる。
通常ザキ属性のみなごろしはエスタークに通用しないのだが、ちからためorきあいためと合わせるとザキ耐性を貫通するというバグがあるためこの戦法が成立する。
この戦法が使えるのはプチファイターとプオーンの2種類。
バグとはいえ非常にロマン溢れる戦法だったのだが、残念ながらDS版ではこの戦法は使えなくなった。
敵としては【ギガンテス】が使用するが、仲間になると何故か忘れてしまっている。

DQⅥ

テリーとキラーマシン2が初めから習得しているほか、戦士★6でも習得可。
敵としてはメガボーグが使用してくる。
スライム格闘場のランクGはこれが吉と出るか凶と出るかで大きく難易度が変わる。

DQⅦ

バトルマスター★5、バーサーカー★8、デスマシーン★7で習得できる。
使用する敵としてはバーサーカーやからくり兵もいるが、特に印象に残るのは砂漠地方のボス【セト】だろう。
これでHPが低めのマリベルを撃沈してしまうことがよくある。

3DS版

味方側の習得特技から削除され、敵専用特技となった。
「みなごろし」という単語が規制された(敵側が使う際は「いきり立って襲いかかった!」というメッセージのみの表示なので「みなごろし」という単語は出てこない)のではないかという予想もあるが、その割に【みなごろしのけん】は何の問題もなく残留している。
実際のところは、戦闘時に味方が表示されるようになった3DS版で「いきり立って味方に襲い掛かる」モーションを具体的に見せづらいのが理由ではなかろうか。

また、使用者自身が攻撃の対象になることは無くなったため、セトは自爆しなくなり大幅に強化された。
バーサーカーのように集団で現れるモンスターは同士討ちすることもある。

DQM1、2

オーガー、メタルドラゴンなどがLv12で、ステータスが一定以上だと習得する。消費MPは3。
対象はGB版1では自分も対象に含まれているが、2及びPS版1では、なんと自分が攻撃の対象から外れている。
よって、1人でレベルを上げる時に使用したり、通信対戦で味方が1匹になった時は一発逆転も狙うことができる。

DQMJ、テリワン3D

【アサシン】【じごく】などのスキルで習得できる。消費MPは8。
混乱中にこの技を自動で繰り出す特性【きょうせんし】もある(テリワン3Dでは魔神斬りが発動)。
また、【会心かんぜんガード】の特性はこの技も完全に防ぐ。
DQMJ2Pとテリーのワンダーランドでは、通常攻撃や多くの単体を対象とした斬撃はダメージの上限が999なのに対して、みなごろしの上限ダメージは2000であるため、パーティー全員会心かんぜんガードもちのモンスターでかため、みなごろしばっかりやってくる物好きな人もいる。
また、ギガボディで唯一会心かんぜんガード持ちの【魔王ジェイム】でこの技を使うと、自滅なく攻撃できるというやや反則的なことになる。

最終更新:2013年08月31日 14:58