DQⅢ~

特技の1つ。喰らうと身体の神経が麻痺してしまう息。
敵1グループを一定確率で【麻痺】させる。

Ⅲの【じごくのきし】が初使用であり、FC版Ⅲでは彼が唯一の使用者である。
これを使うモンスターはそんなに多くないが、マヒは自然に治らないので、
味方パーティー全員が麻痺状態になってしまうと全滅扱いになってしまう。
ヘタな攻撃魔法よりよっぽど怖いこの特殊攻撃を確実に避ける方法はない。
この技を使う敵がいる場所に足を踏み入れる時は、必ず一人一個は満月草を持たせよう。
なお、Ⅶでは4~7ターン、それ以降はリメイク作品含め5~8ターンでマヒが自然治癒するようになったが、
Ⅶを除いて全員がマヒすると全滅扱いになるのは相変わらずである。

人間キャラクターは基本的に状態異常に強耐性を持っているのであまり食らう事は無いが、
ⅤやⅥのモンスター陣は種類によって耐性がほとんどなかったりするので1発で全滅しかねない。
ボスのクセにこんなものを吐いてくる【ゲマ】は通常攻略でも危険だが、
モンスターオンリープレイをしている場合は鬼門中の鬼門である。
無論、マヒ完全耐性を持つオークキングのような決定的な対策もあるにはある。

Ⅴ~Ⅶでは味方も使用可能だが、味方に使わせた際の性能は微妙。
ラリホーやおたけびよりも命中率が低いので、耐性なしの敵以外にはまず当たらない。
おまけに中盤以降の敵はほとんどが弱耐性以上を持っているのでまるでいい所が無い。
ちなみにⅤでは【まひこうげき】共々ザキ属性である。

ダイの大冒険

これに相当する技として、【ヒートブレス】が登場。
但し、こちらは麻痺効果だけでなく高熱によるダメージも発生するので、本編DQのやけつくいきとは一線を画している。

最終更新:2013年12月05日 17:33