概要

FC版Ⅳから登場する、世界中のいたるところで発見できるアイテム。
主人公たちの家宅侵入の主目的はこのアイテムの収集である(多分)。
世界のどこかに住んでいる【メダル王】もしくはそれに類する人物、物体に渡すと、
枚数に応じて貴重なアイテムをくれる。
貰えるアイテムについてはメダル景品完全版を参照。

メダル王のご褒美のくれ方には「交換方式」と「累計方式」がある。
「交換方式」は一定数のメダルとアイテムを交換する。
「累計方式」はメダル王に会うたびに所持するメダルを全て渡し、渡した累計枚数によってご褒美が貰える。
具体的にはFC版ⅣとⅤ、モンスターズシリーズが交換方式であり、その他は累計方式である。
交換方式は景品の組み合わせをプレイヤーが決められるので、
Ⅳで天罰の杖を大量に集めたりとカスタマイズの幅が広い反面、
どうしても手に入れられないアイテムが出る問題があった。

ⅨとPS版モンスターズ1、2では交換方式と累計方式のチャンポンを採用しており、
累計方式の景品を全て集め終わると交換方式に変更される。

DQⅢ

正式な登場はFC版のⅣからだが、アイデアは既にFC版Ⅲの開発過程で完成しており、
その証拠にPARやバグ技を使うと「ちいさなメダル」を入手可能。但し使い道は無い。
容量が足りず没になったらしい。

SFC版では晴れて採用されている。収集役はアリアハンの【メダルおじさん】
総獲得枚数は110枚(すごろく場含むクリア前104枚)。
携帯版だと削除されたすごろく場にあった9枚は各地に散らばっているため、総数は110枚で変わらない。
早めに【ガーターベルト】を手に入れるためにも、意識して集めていこう。

DQⅣ

FC版で初採用。収集役はメダル王。以降Ⅶまで収集役はずっとメダル王である。
FC版とリメイク版では概要の通り景品の入手法が違っている。
総獲得枚数はFC版だと32枚、リメイク版だと69枚。
ただしDS版は移民の町の仕様変更により獲得場所が少々違っている。
PS版はクリア前47枚+クリア後5枚+移民の町11枚+各種特殊移民の町計6枚で、
DS版はクリア前47枚+クリア後6枚+移民の町16枚。
なお、DS版ではアイテム扱いではなく、強さで確認できるようになっている。

ちなみに、4コママンガで「2150枚あります。はぐれメタルヘルム107個いただきましょうか」というネタがあるが、
FC版のゲーム中では上記の通り最大32枚なので、もちろんこんな大量に入手はできない。
そりゃこんな想定外の数のメダルを持ち込まれたら、メダル王もボウン、シューと脱出したくなるだろう。

DQⅤ

入手するとメダル王に直接送るかどうかを聞かれる親切設計となっている。このシステムはⅤ独自のものである。
確実に入手できるのはSFC版だと48枚(クリア前47枚)+ミミックからの入手数9枚(確実に落とす)、
PS2版だと54枚(クリア前53枚)+ミミックからの入手数9枚+すごろく38枚(宝物庫・ミミック含む)。
DS版ではクリア前のメダルが2枚削除されている。

敵からは100%落とすミミック以外にも、ジェリーマン、はぐれメタル、エスタークなどが落としていくことがある。
本来は落とすと嬉しいものだが、PS2版でははぐれメタルを仲間にしようとして【▼】が出てメダルだとガッカリする。
また、DS版ではDS版Ⅳに引き続いてアイテム扱いではない。

リメイク版には【おおきなメダル】と、ちいさなメダルを模した【メダルがたチョコ】もある。

DQⅥ

【とうぞくのはな】【レミラーマ】の登場により、メダル捜索がよりやりやすくなった。
入手可能枚数は106枚(クリア前102枚)。

【プラチナソード】【きせきのつるぎ】【メタルキングヘルム】と、優秀な装備が早めに手に入る。
そして、100枚集めると【とてもいえないもの】が貰えるという話は冒険者達をワクワクさせ、
件の「とてもいえないもの」は公式ガイドブックのイラストで少年達をドキドキさせた。
逆に実利重視の人は失望とウンザリさえたものだが・・・

DS版ではDS版Ⅳ・Ⅴに引き続きアイテム扱いではなくなった他、
何故かレミラーマを使わなくても地面に落ちているアイテムが常時光っているため、見つけやすくなっている。

DQⅦ

入手可能枚数は119枚(クリア前104枚+クリア後4枚+移民の町7枚+各種特殊移民の町計4枚)。
メダル王の城に到達する時期がちょっと遅めなので、初回の景品に必要な枚数も45枚と少し多めになっている。
魔空間の神殿のオルゴ・デミーラ戦までには【けんじゃのいし】が貰える83枚まで収集しておきたい。
袋のアイテム上限個数が50個なので、袋に入れるときは3グループに分けられる。

また、冒険者【ヌルスケ】はこれを集めて回っていたが、その生涯を閉じるまでに5枚しか集められなかった模様。
そんな彼が集めたメダルも、後に主人公達の手に渡ることになる。

DQⅧ

収集役は病に臥せっているメダル王に代わって【メダル王女】が務めている。
入手可能枚数は115枚(クリア前107枚)。

レミラーマがなくなったが、とある1枚を除いて全て何らかの入れ物に入っているので、
足元を調べながら歩き回る必要はない。

DQⅨ

赤宝箱から固定入手できるメダル以外に、青宝箱やフィールド採取ポイントなどで入手可能。
また、各魔王が100%ドロップし、ひとくいばこ系も高い確率でドロップする。
クエストNo.26「じじいとテンツク」(1回目のみ)、No.44「マダムのあかし」、
No.136【めたる狩りの季節デス】(2回目以降)、No.159【ミルチャのゆくえ】(1回目のみ、3枚)の報酬でもある。

以前はWi-Fiショッピングで1枚1000Gで販売されていたこともあった。
しかし、魔王を倒せば100%で手に入る上、宝の地図の宝箱で腐るほど手に入るので、正直金を払って買うのは損。
手に入ったメダルは【キャプテン・メダル】からお宝と交換してもらえる。

DQMシリーズ

フィールドに落ちていたり宝箱などからランダムで入手できる。
収集役はモンスターズ1ではメダルおじさん、2では【メダル爺さん】
キャラバンハートでは【ふしぎなツボ】が務める。

不思議のダンジョンシリーズ

同シリーズでもトルネコ2から登場。ダンジョン内で使うと消えてしまうので注意しよう。
投げ当てると微ダメージ与えた後に消える。
3とヤンガスではメダル王が登場するが、2では村の【王様】がクリア後にメダル収集家になっている。
基本的にはダンジョン内で拾ってくるものであるが、ダンジョン外でも壷やイベントで入手できる。

2では村の中で起こる連続イベントで合計3枚入手できる他、
不思議のダンジョンの46階以降、もっと不思議の31階以降、試練の館の21階以降に落ちていることがある。

3では町で拾ったり貰ったりして入手出来る(計13枚)他、クリア後のダンジョンに落ちていることがあるが、
魔物の巣の鍵部屋やパズルダンジョンに確実に落ちている。
また、邪悪な風穴の12~14Fでモノカの杖を使用すると、そこそこの確率でメダルに変化する。
仲間モンスターがモンスター闘技場で勝っても稀に入手可能。
基本的に呪われる事はないが、特定条件下で呪われると、メダル王に渡せない。

少年ヤンガスでは【値切りのお守り】を装備していると、交換する枚数が割引かれるので、ぜひ装備しよう。

DQS

今作でも登場。収集役は【メダルにゃん】
入手法は、フィールド上の小さな岩を調べたり、特定の敵が落としたり等。
クリア後なら、剣神度520以上で戦える【メタルキング】をBランク以上て倒すと3枚もらえる。

最終更新:2014年02月23日 01:24