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DQⅣ

Ⅳに登場した裏技。
1回の戦闘で【にげる】のコマンドを8回選択すると、それ以後の攻撃が全て【会心の一撃】になる。
回数は累計で8回に達すればよく、HPが減少した場合などに回復のため「にげる」を一旦中断してもよい。

ただし、普通の雑魚敵との戦闘では4回目の「にげる」で必ず逃げ切れてしまう仕様になっているので、
この裏技は逃げるが絶対に成功しないボス戦でしか使うことができない。
また、FC版の初回出荷分のROMでしか使えない。FC後期ROMやPS・DSリメイク版では不可能。

この技を使うと凄まじい打撃力を発揮するようになるので、デスピサロも簡単に倒せてしまう。
レベル50程度のパーティでも1ターンあたりのダメージが1000を余裕で超えるのだ。

二軍キャラを戦闘に出し8回逃げるを選択。
       ↓
8回逃げるを実行したら、一軍キャラと交代。
       ↓
一軍キャラで会心の一撃連発。

内部的なお話

こんなことが起こるのは、容量が限られたファミコン故に、節約のために複数の異なるデータを
同じアドレス(数字データを格納するメモリ上の場所)で管理するようにしたためである。

DQ4では先述の通り3回逃げるのに失敗した後の4回目は必ず逃げるが成功するようになっているが、
これをするには「逃げる」を実行した回数をカウントしておかなければならない。
しかし4回目で必ず逃げられるならば5回目以降のカウントをする必要が無いので、
そのアドレスにおいて、逃げるカウントで使うのは下の方の桁のみであり、上の方が遊んでしまう。

メモリ内では全てのデータを2進数(0と1のみの組み合わせで数字を表す)で管理しており、
  • 逃げた回数0・00000000
  • 逃げた回数1・00000001
  • 逃げた回数2・00000010
  • 逃げた回数3・00000011
  • 逃げた回数4・00000100 ←ここで必ず成功

となる。4桁目からは全く使わないのである。

全く使わない部分があるならば容量節約の他の事に使おう、という事で、このアドレスの4桁目に割り当てられたのが、
【パルプンテ】による「ちからがみなぎってきた」状態。
4桁目の数字が1ならば「ちからがみなぎっている」状態であり、0ならば通常の状態であると判断される。

さて、ここでボス戦で逃げるコマンドをしたらどうなるかを思い出してみよう。
知っての通り、何回やっても絶対に逃げられない。
しかしボス戦の場合でもこの逃げる回数カウンターは律儀に機能しており、逃げた回数だけ溜まって行く。
8回目の逃げる実行で数字の桁が1つ上がり、4桁目の数字が1になってしまう。
これが8逃げで会心の一撃が連発される現象の正体である。
開発スタッフは単純に「逃げるカウントが5以上溜まる戦闘がある」事を見落としていたようで、
後期ROMでは別アドレス管理にされており、この現象は起こらなくなっている。

単純に4桁目の数字が1であるか0であるかだけで判断されているので、8回を過ぎてさらに逃げ続けていると、
16回目の逃げるをした所で「ちからがみなぎってきた」状態は解除されてしまう。16は2進数で表すと「10000」になるからだ。
その後も24回目(11000)でまたスイッチが入り、32回目(100000)でオフになる…と言った具合に8回ごとに繰り返されていく。

もちろん、正しくパルプンテを唱えて発生させた「みなぎってきた」状態であっても、逃げるカウントを溜めていく事で途中で解除されてしまう。

ちなみに128回逃げて8桁目の数字を1にすると、今度は「【ふしぎなきり】状態が発生する。