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概要

本編と外伝を問わず、ほぼ全てのシリーズに登場するオブジェ。
何らかのアイテムが入っているお馴染みの物体であり、DQを問わず多くのRPGシリーズに登場する。
後述の通りモンスターが出てくるなどのトラップがある場合も。

なおⅡ以降で敵が落とす宝箱については【ドロップアイテム】を参照。


解説

洞窟や塔といったダンジョンに置かれているものと、城や町村に置かれているものがある。

町にあるものとしては、鍵のかかった扉の部屋に置かれていたり、普通の民家にポツンと置かれていたりするなど様々。
なお、タンスや引き出しと同様に、開けて中身を持って行ってしまっても何も文句は言われず、御咎めも一切受けない。
完全な物色・泥棒行為であり、「ウルティマ」では見つかると衛兵に追い回されることになるが、DQをはじめ多くのRPGでは何をやっても許されてしまう。
また、店のカウンターの向こう側にオブジェクトとして宝箱が置かれていることもある(Ⅰのマイラ道具屋など)。
単なる演出上のものでプレイヤーは取ることができないのが基本だが、Ⅱの【ガイアのよろい】など例外も存在する。

ダンジョンに置かれているものは、そこの場所でしか手に入らないものだったりするが、周辺の町村で売られている装備品が入っている事もあるので、これでがっかりしたり、買わなくてラッキーと思ったりする事も。
序盤のダンジョンでは【やくそう】【どくけしそう】が入っている場合が多いが、ストーリーが進むにつれてアイテムが高性能、高価なものになっていくのが恒例。
特にラストダンジョンでは、最強の装備品や【けんじゃのいし】が入っている事がほとんどである。
一体何故に魔王は、自分の居城にアイテムを置いておくのだろう?明らかに敵に塩を送る行為であり、理解不能である。
特にムドーなんかは【ほのおのツメ】さえ置いておかなければ倒されなくてすんだんじゃ…。

明らかに収まりきらないであろうアイテムがたまに収納されている場合も多い。
特に、槍なんてどうやって収納しているんだろう?しまった奴はカリスマ主婦かも知れない。

トラップ

Ⅱ以降はトラップが仕掛けられた宝箱も登場しており、迂闊に開けたプレイヤーをゾッとさせる。
Ⅱでは先頭のローレシア王子がダメージを受けたり、毒になったりするもの(ダメージを受ける物はFC版のみ。【わな】)だったが、
Ⅲ以降ではまさに開けてビックリ、宝箱に偽装した【トラップモンスター】が登場した。
【インパス】の呪文を使えば中身がアイテムかモンスターか識別できるが、
Ⅴ以降はレアアイテムを落としたりするため、むしろ積極的に狩られたりする。
モンスターではなくただの罠で致命傷にならないのは、ある意味親切な作りであろう。
貴重品入りの宝箱に爆薬などが仕掛けられていて中身が吹っ飛ぶほどの意地悪なものはない。

宝箱の歴史

※特記がない限りオリジナル版についての解説である。

DQⅠ

セーブ方式が復活の呪文のため、複雑なフラグ管理は省略されており、
宝箱は基本的に一旦ダンジョンから出ると中身ごと復活するようになっている。
勇者は武器・防具が手に入ると前に装備していたものを捨てて装備してしまう性質があるためか、
武器・防具が宝箱から手に入るケースは【ロトのつるぎ】だけとなっている。
宝箱のグラフィックは斜め前から見た形状になっており、色は茶色。開けると箱は消えてしまう。

中身を入手するには上に乗って【とる】のコマンドを要する。「しらべる」を使うと【たからのはこが ある!】と出るだけで中身を取ってくれない。

また、【岩山の洞窟】内に1つだけ中身がランダムに変動する宝箱があり、
中からはお金か【しのくびかざり】のどちらかが手に入る。
これは非常に珍しいシステムであり、「中身がランダムな宝箱」はこの後Ⅸまで出てこない。

DQⅡ

Ⅰと同様、宝箱はダンジョンを出ると復活するが、
【ロトのつるぎ】のような貴重アイテムの入った宝箱の場合、
宝箱の中身と同じアイテムをパーティの誰かが所持していると、宝箱の中は空っぽになる。
前述のように今作では【海底の洞窟】にて罠の宝箱が登場する。

町などとダンジョンとで宝箱のグラフィックが異なる。
町などでは縦方向に置かれており色は赤、ダンジョンでは斜め横から見た形状で色は茶色である。

今作からは「とる」のコマンドが廃止され、代わりに上に乗って【しらべる】で開けるようになった。

DQⅢ

セーブ方式がバッテリーバックアップになったことで、
格段に多くのフラグが管理可能になり、宝箱の中身は基本的に復活することはなくなった。

形状は町などとダンジョンとで共通化され、Ⅱの町と同様縦方向に置かれた形状となった。
色は町などでは赤だが、ダンジョンでは場所によって異なる。
また、これまで宝箱は開けると箱ごと消えてしまったのに対し、今作では「開いている宝箱のグラフィック」が登場。
これ以降、宝箱は一度開けたら開いたまま残るようになった。
ただし、持ち物が満杯で取得物をあきらめた場合は中身は宝箱に残され、もう一度調べれば取ることができる。

トラップモンスターが初登場した作品でもあり、【ひとくいばこ】【ミミック】が登場。
今作ではひとくいばこが史上最強クラスの能力を持っており、
【ピラミッド】でうっかり開けて餌食になった勇者は数知れない。

DQⅣ

形状は正面から見たものとなった。
宝箱の色はおおむね黄色っぽい色だが、一部ダンジョンでは若干色が違う。

DQⅤ・DQⅥ

ハードがSFCになった事に伴って性質が変化。
宝箱の上に乗ることはできなくなり、宝箱の前で「しらべる」を使うか
【便利ボタン】を押すことで中身を入手できるようになった。
形状は正面から見たものに、色は赤に統一され、以降の作品もこれを踏襲している。

Ⅰ~Ⅳのリメイク版でも全て同様の使い方となっている。

DQⅦ

マップの3D化により宝箱もポリゴンで描かれるようになった。
宝箱に鍵の概念が登場し、【とうぞくのカギ】【まほうのカギ】がないと開かない宝箱が登場した。
確かに宝箱というのは宝を守る金庫のような存在であるため、
これまでカギが全く掛かっていなかったのは疑問ではある(あるいは絶対開けられないようなただの演出だった)。
【ユバール族の休息地】では、宝箱の代わりとして「つづら」が登場した。

トラップモンスターにはミミックのさらなる上位種として【パンドラボックス】が初登場した。

DQⅧ

移動が後方視点となったⅧでは、フィールド上にも宝箱が配置された。
作品が進むに連れてフィールドの存在価値がどんどん下がる中、
【スカウトモンスター】と併せてフィールドを探索する楽しみを再発見させる作品となった。
ストーリーを先に進めたい人は街道沿いに歩けば迷わず次の街に行けるようになっており、
宝箱は「探したい人は探せばよい」という立ち位置となっている。
(その割に、【いかずちのつえ】などの結構有用なアイテムが入っていたりするが)

なお、今作では宝箱は前からしか開けられない。
後ろから開けようとすると【なんと 宝箱は 裏側だった!】という見りゃ分かるよ的なメッセージが出る。

DQⅨ

通常の中身が決まっている宝箱(赤宝箱)に加え、中身がランダムに決まる【青宝箱】が登場。
青宝箱は一度電源を切ると復活する性質を持っており、Ⅰのランダム宝箱にかなり近い。
トラップモンスターはこの青宝箱からしか出ないが、
弱体化する一方だったこれまでのシリーズから一転、久々に結構強くなっているので注意すること。

宝箱は正面を向いていることが多いが、【宝の地図】の洞窟の宝箱は横や後ろを向いていることもある。

グッズ

FC版Ⅲ発売の後しばらくして、エニックスの公式グッズのひとつとして「海賊の宝箱」が発売された。
ゲーム内のものを実物大で再現したものだが、価格はなんと29万8000円と、
他のグッズと比べても飛び抜けて高価なグッズであった。
さらに2011年にはDQ25周年企画の一環として「宝箱リターンズ」として復刻され、
34万8000円で販売された(スライムのぬいぐるみ入り)。