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概要

その名の通り短時間でクリアすること。「短時間クリア」などとも呼ばれる。
やりこみ界では【低レベルクリア】と人気を二分する有名なプレイスタイルである。
DQⅥまでは時間のカウントがなかったので、あまりパッとしない遊び方だったが、Ⅶ以降で流行りはじめた。
タイムアタックは大きく分けて2種類があり、それぞれ「タイムアタック(TA)」「リアルタイムアタック(RTA)」と呼ばれている(後述)。
広義ではタイムアタックの一種とされる【TAS】は該当項目参照。

TA

「タイムアタック」の頭文字。
ゲーム内で確認できる総プレイ時間を短く保ってクリアしようという試みのこと。

時間短縮に必要なことであれば(現実的な確率であれば)セーブ→リセットを繰り返して挑戦するため、実プレイ時間は数倍~数十倍掛かることが多い。
例えばⅥのジャミラスは1/8の確率で炎の爪をドロップするのだが、ドロップしない限りリセットして再挑戦することになる。
このくらいなら可愛いのだが、Ⅴのホイミンが仲間にならなかったらリセット(1/32)、Ⅶのからくり兵が鉄の斧を落とさなかったらリセット(1/128)などといったシビアなものまである。
さらにメタル系が特定数倒せなかったらリセット、カジノのコインが短時間で稼げなかったらリセット、ラッキーパネルで特定のアイテムが出なかったらリセット……とまでなると確率は未知数。
当然ボス戦での勝率が低いままボスに挑戦することも多く、セーブポイントからボス戦までの道を何度も走破することになる。
また、PS2版Ⅴの場合はセーブする時に秒単位を切り捨てるため、わざわざセーブ→リセットを繰り返してタイム短縮をする必要があり、ハード本体への負担もすさまじいものとなる。

突き詰めていくと壮絶なまでの手間と根気を要する上に、録画や生放送が困難な点などから、現在はあまりメジャーではない。
そもそもFC、SFCで発売されたシリーズはゲーム内時間が表示されないため、このプレイを行うことすらかなわない。

RTA

「リアルタイムアタック」の頭文字。
冒険の書を作成した瞬間からエンディングまでの実時間を計測する、つまりゲームをプレイするのに要する総時間を短く保ってクリアしようとするものである。
一般的なタイムアタックと聞いて想起されるのは恐らくこっち。

小分けではなく一気に攻略するため、事前準備は必須。
チャートやフラグ、ダンジョンマップ、ボスのステータスやローテーションを全て用意ないしは暗記しておくのはもちろん、回収すべき宝箱とスルーする宝箱も考えておく必要がある。
特にボス戦はHPを計算しながら進めていくため、暗算の能力も欲しいところ。
緻密な計算をし、クリアから逆算して指針を組み立てることになるため、事前準備だけでも相当な時間と労力がかかる。
当然大規模なレベル上げなどしている時間はないため必然的に低レベルになる。
TAとの大きな違いは、低レベルでも高い確率でボス戦に勝利できる独自の戦略を求められる点である。ただし、勝率が高くても時間のかかる戦略は棄却されやすい。
あまりにも低レベルで安定した勝率が確保できない場合や、事前にレベルを上げたほうが速いと判断された場合は集中的にメタル狩りを行うこともある。

さらに、不慮の事故への対処も重要である。
「想定してたよりもレベルが大幅に低い」「予想外のザキで一人死んだ」「乱数やローテーションがあまりに都合が悪い」「操作ミスや勘違いで貴重なアイテムが貰えなかった」などのアクシデントに対して、
そのまま突っ走るか一旦戻って体制を整えるか、時にはリセットした方がいい場合もあり、冷静且つ柔軟な判断力が求められる。
また「強力なアイテムを敵がドロップした」「滅多に仲間にならないモンスターが起き上がった」などの嬉しいアクシデントを、いかにタイム短縮に繋げるかという柔軟性も求められる。
これも低確率の事象をチャートに組み込めるTAとの相違点だろう。

また数時間~十数時間もの時間を要するために体力や集中力まで消費するため、終盤になればなるほどプレイが雑になりやすいのも大きな伏兵。
ラスボス戦でくだらないミスをしてしまい、水の泡と化すことも少なくない。
その性質上休憩は取れないため、トイレや軽食は長時間かかるイベントの間に済ますことが多い。

このようにかなりハードなプレイだが、これらはゲームへの知識や経験、プレイングの腕も問われるため、総合的なやり込み・究極のやり込みと称されることも多い。
5~10時間程度で終わる作品は、大型のイベントや動画サイトで生放送や実況プレイなどが行われることもある。
事故からのリカバリー、画期的且つ合理的な戦術の初披露、世界記録を更新する瞬間などは、かなりの盛り上がりを見せる。

また、亜流のプレイスタイルとして「中断ありRTA」というものも登場している。
特定の場所でセーブ、リセットしてゲームを中断する、 中断地点から再開した後にリセットをした場合でもタイム測定を続ける、などの制約があるが、大筋は普通のRTAと同じ。
中断を挟むことによって、クリアに時間のかかる作品(特にⅦとⅧ)のRTAへの敷居を下げるのが狙いで、まとまった時間が取りにくいプレイヤー向きである。

ゲームでの扱い

DQⅣ(PS版)

冒険の書を作成してから16時間以内に第5章をクリアすると【はや解きキング】の称号がもらえる。
さらに8時間以内にクリアすると、【うらわざ改造王】の称号がもらえる。
「こんなに速いクリアなんてずるしないと無理だろ」と言いたいのかもしれないが、頑張れば普通に達成可能。
実際、ゲーム発売半月後に極限攻略研究会のおてう氏が5時間27分でクリアしている。
やりこみプレイヤーが製作者の想定をはるかに上回るペースでクリアできる証拠といえる。
さらにさらに3時間以内だと【改造コードの星】が貰えるが、こちらはさすがに入手できたとの報告はない。

DQⅧ

クリア時間に応じて「はやぶさ勇者」「神速勇者」などの称号が貰える。

トルネコシリーズ

チュンソフト発売のゲームでは、ゲーム発売から一定期間「〆切までに送られたデータのクリアタイムを競う」「クリア時のスコアを競う」等、ゲームの内容に合わせて様々な形でのキャンペーンが恒例となっており、発売と同時に購入したプレイヤーは盛り上がることができた。

トルネコシリーズでは「早解きキャンペーン」と称して、クリアを証明できるもの(クリアアイテムを持ち帰った画面写真等)をチュンソフトに送ることで、先着でシリアルナンバー入りの記念品がもらえるという、公式主導の短時間クリアを行っていた。
トルネコ1では表のクリアアイテムである【しあわせの箱】の他に、裏のクリアアイテム【証明の巻物】でもキャンペーンが行われている。