概要
ゲームに限らずPCなどでも起こりうる、文字通り画面が凍ったように動かなくなり、一切の操作を受け付けなくなる状態。
これが発生すると一旦電源を切るなりリセットするなりしなければ復帰することが叶わないため、
ある意味ゲームプレイ時における最強の敵として恐れられている。
起こる原因は大きく分けて2つ存在する。
1つ目はプログラムの不具合により、特定の条件が揃ってしまうとそこからプログラムが進行しなくなり、止まってしまうというもの。
ゲーム中普通にあり得る操作によってフリーズが引き起こされる欠陥の場合もあれば、意図的にバグらせた結果のフリーズもある。
2つ目はプログラムではなくハードウェア(本体)側の性能の限界や外的要因より、ゲーム機自体が動かなくなってしまう事。こちらは機種によって起こりやすいものとそうでないものがある。
カセットロム媒体の機種では、プレイ中にソフトを取り外してしまうと当たり前だが殆どの場合フリーズする。通常は意図的にやらない限りそんな事は無いが、FCなんかは取り外さないまでもちょっと衝撃を与えるだけでもフリーズに繋がったりする。
DQⅦ
最もフリーズが起こることで有名なのが、この作品。
DQⅦはCD-ROM媒体であるPSにしては驚異的なロードの短さを誇るが、それは高度な「先読みローディング」プログラムによるもので、一見ローディングが終わってマップ等が表示された後でも、CD-ROMはほぼ常時読み込みを続けている。
それが原因で熱暴走 → フリーズが多発するようになった。
PS2(特に型番30000番台)でプレイしているとさらにフリーズが多発するので注意。
基本的にいつでもどこでも発生する可能性があるが、特に多発する有名なフリーズポイントは、
【デスマシーン】戦後、
【グラコス】戦後、
【大灯台】1Fのタンスなど。
これらの前には特にセーブを怠らないようにしておこう。
いつ起こるかわからない以上、取れる対策はこまめにセーブをすることくらいしか存在しない。
ただ、全滅してもゲームオーバーとならないDQではこまめなセーブが習慣になっていない人が多く、たくさんの人が泣かされた。
なお現在ではPSoneBooks版(廉価版。販売元が
【スクウェア・エニックス】になっている)が売られており、
これは各種バグと同時にフリーズも激減しているので、新規で始める場合はこれを買うようにしよう。
しかしそれでもフリーズはいくつか報告されているので、やはりこまめなセーブは忘れずに。
その他の作品
Ⅶ以外でも、フリーズを引き起こす場面は存在する。
SFC以前の作品では、プレイ中に本体に衝撃を与えてもほぼ確実にフリーズする。
これで
飼い猫なんかに涙を飲まされたプレイヤーは数知れない。
また、基本的にバグ技などを使用する際にはこれが起こるリスクがついて回る場合が多い。
報告されているフリーズポイントでは、以下に挙げるようなものが存在する。
DQⅢ(GBC版)
DQⅤ
DS版では
【ジェリーマン】との戦闘時にフリーズするというケースが報告されている。
フリーズにまでは至らなくても、画面の表示がバグることもしばしば。
DQⅨ
DQMJ2
トルネコ1
特定の状況下で
【ワナの巻物】を使用すると確実にフリーズする。
詳しくは当該項目を参照。
最終更新:2014年02月02日 20:55