概要

ドラクエにおけるダンジョンの有名なトラップの一つ。
ごく簡単な例を挙げれば「部屋の右の扉に入ったら、同じ部屋の左の扉から出てきた」など。
通路や階段が物理法則を無視してつながっており、何度も同じ場所へ出てしまう状態を指す。
ループしている事に気づかないと延々と同じ道を歩き続け、やがてMP切れに追い込まれることになる。

なお、類似の形式を持つダンジョンに【迷いの森】がある。

DQⅠ

さっそく初登場。【竜王の城】の地下5階が無限ループ。
階段を降りても降りても同じフロアに行き着き、諦めて戻らないと抜け出せないという凶悪な罠。
FC版では深層に向かっているのにBGMが低くなって行かないという違和感に気付けるかが鍵。

DQⅡ

【ロンダルキアへの洞窟】の2Fとラストの6Fで登場。
2Fでは同じ形の部屋が行けども行けども繰り返されるタイプ。
6Fは、正規の道を通らないと最初の部屋に戻されてしまうという新しいタイプである。
おまけにこの無限ループのフロアでは【キラーマシーン】【ドラゴン】といった異常な強さの敵が数多く出現。
多くの冒険者、特にサマルの命をよく奪った。

DQⅢ

これ以降恒例のトラップとなり、
【ちきゅうのへそ】B1Fでは進んでも元の場所に戻るタイプ、
【ネクロゴンドの洞窟】では引き返さない限り延々と同じパターンが繰り返されるタイプ、
また【ゾーマの城】B1Fでは上がっても下がっても同じフロアに出るループ階段が登場。
トラップがパターン化した事を逆手に取り、【バハラタ東の洞窟】など、
「一見無限ループに見えるが実はループしていない」というフェイクの構造を持つダンジョンも登場した。

DQⅤ

【隠しダンジョン】のB2Fで、ロンダルキア6Fタイプのループが登場。
また、無限ループの次のB3Fが偽無限ループという極悪な構成である。
このフロアは【メタルキングよろい】が落ちているが、このトラップのせいで良く取り逃す。
流石は隠しダンジョンである。

DQⅥ

【不思議な洞窟】で登場。
地下1階ではフロアの一部が無限ループ、 地下3階は階段無限ループがあり、かなり手強い。
事前にヒントを聞いて意味を理解すればクリアの仕方がわかるようになっている。
逆にヒント無しでは先に進むことはほぼ不可能である。
SFC版の特技【おもいだす】はここの謎解きのためにあると言っても過言ではない。
DS版ではそのおもいだすが削除されているが、ヒントを聞いていれば仲間との会話で補完できる。

DQⅦ

【湖の洞窟】で登場。ロンダルキア6Fタイプ。
ここも、直前に石碑で読めるヒントの意味を理解していれば、進み方がわかる。

DQⅧ

【暗黒魔城都市】でそれっぽいのが出現。
でも景色がだんだん変わってくるので 正確には無限ループとは言えないかもしれない。

DQM1

【まよいのとびら】最下層に登場。
牧場であらかじめ突破方法を聞いておかないと主の【ダークホーン】のところへたどり着けない。

DQMCH

相変わらずロンダルキアへの洞窟にある。
しかし1F(元2F)のみであり、5F(元6F)は間違った道の先はただの行き止まりになっている。

いたストシリーズ

離れ小島を脱出できない様をこう呼ばれる。
自分の店が多いと安全地帯だが、他人の店ばかりだと破産の危険性も。
ポータブルのCOMキャラは数ターングルグル回っていると専用の台詞を喋る。
その反応は、怒る者、ぼやく者、不安がる者と様々である。

関連項目


最終更新:2013年08月31日 06:14