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概要

ドラクエシリーズのキャラクターデザイナー。
1955年4月5日生まれ、愛知県名古屋市出身。愛知県立起工業高等学校卒業。

本業は漫画家であり、かつては【週刊少年ジャンプ】で執筆していた。
1980年から連載された『Dr.スランプ』が発行部数3000万部の大ヒット。
アニメ化もされ、歴代アニメ最高視聴率で3位を記録するなどの快挙を成し遂げる。
次いで、1984-95年まで連載された【ドラゴンボール】では前作を遥かに上回る発行部数1億5000万部の大ヒット。
連載終了20年近く経てもグッズ化、ゲーム化展開がなされるなど、多くの人から愛されている。
ただし長期間の週刊連載がハードだったため、1996年以降は短期集中連載と読み切り程度に抑えている。
「形にしたいストーリーは頭の中にいっぱいあるが、作画が大変でなかなか世に出せない。僕がへのへのもへじで書いたネームを、イメージ通りに形にしてくれる人が居たらいいのに」というのが理由だとか。

ドラクエシリーズのキャラクターデザインを務めるようになったのは1986年発売のⅠから。
1980年代初頭に【さくまあきら】の仲介で【堀井雄二】とゲーセン仲間になっていた【鳥嶋和彦】が、
Ⅰの制作時に鳥山の担当編集者をしていたのがきっかけ。

並行して連載していたドラゴンボールの作中にはドラクエのモンスターがモブで描かれている話がある。
天下一武道会の予選会場の中に、【ギガンテス】【あくましんかん】【アークデーモン】等のモンスターが混じっているなど。
ドラクエの他にキャラデザを務めたゲームは、『BLUE DRAGON』、『クロノトリガー』、『トバルNo.1』など。

高校時代はデザイン科であり、漫画家デビュー以前にも一般のデザイン会社で働いていた経験がある。
文字のレタリング作業がメインになりとにかくイラストを描きたかった鳥山は会社を辞めるという決断をするのだが、
後に投稿作品の「文字のレタリング」が妙だと鳥嶋の目に留まって漫画家への道が開けることになる。
人間万事塞翁が馬である。

漫画自体の評価とは別に、一枚絵、イラストレイターとしての能力も非常に高く、
基本的に剣と魔法の世界であるドラクエでの登場は少ないが、架空のマシーンのイラストは高い評価を得ている。
また、ドラクエでも、等身の低いキャラクターやディフォルメめいたモンスターが多いにもかかわらず、
そのバランスは立体化しても全く崩れず、常に一定のリアリティを持っている。

なお、Ⅰの制作時には本人いわく「ゲームに関してはてんで無知」(ファミコンで息抜きにアクションゲームをやる程度だった)であり、
参考にしてくださいと堀井が描いて渡したモンスターのラフ絵とは全く別物になっているものも多い。
特に【スライム】をドロドロした従来のイメージから水滴型のキャラクターに変えたセンスは圧巻である。

現在はPC(マッキントッシュらしい)でイラストデザインをしている。
特に塗りがデジタル化しており、初期の作品とはかなり雰囲気が変わっている。
新規のモンスターデザインも、シンプルだった初期と比べると変則的なものが増えている。
ただし、鳥山明のデジタル塗りには否定的な意見があり、アナログ塗りの方が味が合ったという意見が多い。
近年のインタビューによると「デジタルへの移行は作画の省力化のため。昔のキャラクターを書くとよく似ていないと言われるが、ドラゴンボール連載当時のような画風はもう気力がないので今は描けない」とのことである。

なお、集英社との契約の都合上、エニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されている、
公式ガイドブックシリーズ等には鳥山氏のイラストは一枚も掲載されていない。
その為、イラストは東映の中鶴氏や、【村上ゆみ子】氏等が担当している。
いわゆるドラクエの原画集も集英社からの発行に限られる。