概要

この項目では、モンスターとしてのレティスについて記述する。
キャラクターとしてのレティスは【レティス】を参照。

DQⅧ

神鳥レティスが主人公らの実力を試すべく襲いかかってきたもの。【闇のレティシア】近くの止まり木で戦うことになる。
その実力は半端なものではく、完璧に殺す気で襲いかかってくる。
Ⅷのボスでは【ドルマゲス】と並ぶ強敵であり、あまりの強さに【負けバトル】と思ったプレイヤーも多数いたらしい。

まず注目すべきが、攻撃力386・守備力308という滅茶苦茶なステータス。
(参考までにレティシア周辺の雑魚は攻撃力190・守備力130程度。その前に戦うボスのキャプテン・クロウが攻撃力256・守備力152)
攻撃力はパンドラボックス(369)やトロルキング(415)に匹敵し、守備力もメタル系を除けば黒鉄の巨竜(578)黄金の巨竜(436)白銀の巨竜(387)に次ぐ全体の4位。もちろん本編中では最高値という意味不明な高さ。
さらに全攻撃呪文を軽減し、補助呪文も全く効かないという素晴らしい耐性を持つ。

完全2回行動で通常攻撃・ライデイン・凍てつく波動・まぶしい光・わしづかみ・ベホイミを使う(ベホイミはHPが半分以下の時)。
やはり攻撃力が高いのが脅威で、こちらのHPが200弱~300強の時期に余裕で3桁ダメージを与えてくる。
特にわしづかみは前衛ですら厳しく、後衛のククールかゼシカが食らうと瀕死に陥ることも珍しくない。通常攻撃と連続で食らうとHP満タンでも普通に死ぬ。
物理攻撃だけでこちらを殺しにかかるその姿は【キラーマジンガ】に通ずるものがある。
ただし攻撃馬鹿というわけでもなく、まぶしい光による攪乱やライデインによる全体攻撃、さらに補助呪文は凍て付く波動で解除してくるという徹底ぶり。当然ラリホーやマヌーサなど効かない。

対策としては、回避率の上がる防具を装備することが挙げられる。【みかわしのふく】【ダンシングメイル】を装備しよう。
できればより強力な、【やみのころも】や、【しんぴのビスチェ】【ファントムマスク】を装備したい。
そして、【ぼうぎょ】を効果的に使うことも大切。【だいぼうぎょ】を覚えていれば、ぜひ使おう。
またザオリクや世界樹の葉を用意し、誰が殺されても対応できるようにしておこう。
味方に補助呪文をかけると優先的に波動を使ってくるという習性を利用して、手の空いた者は積極的に補助呪文を使っておくのもあり。
波動を誘発して攻撃の手を緩めさせることができ、波動を使われなくても補助呪文の効果が残ってこちらが有利になる。
特に素早さが低いヤンガスなら確実にレティスの後手に回れるので、スクルトを使わせておけば次のターンは被害を軽減しやすい。

また守備力、呪文耐性が高いので守りも硬く攻めにくい。ルカニは全く効かない。神に小細工は通用しない!
まぶしい光が鬱陶しいが、【ヤリスキル】【オノスキル】を上げていれば【大まじん斬り】【雷光一閃突き】で攻めるのが最も有効。
逆にこれらの特技を覚えていない場合、バギクロスやマヒャド、メラミ、かまいたちや真空波でチマチマと削るしかない。40~50くらいのダメージは与えられる。ククールのディバインスペルで耐性を下げておくとより有効。
なお、みわくの眼差し、ヒップアタック、岩石おとし、おっさん呼びはレティスの耐性で軽減されず、まぶしい光の影響も受けない。もし覚えているなら使っておくと有利に戦えるだろう。
アポロンやギーガといった攻撃力の高いスカモンであればレティスの守備力でも100近いダメージが期待できるのでそれも有効。ランクSに備えた痛恨軍団であれば言うまでもない。

…と言うより「100ダメージ与えられるスカモンが3ターン3体で殴ってくれる」と言う事は、強力なスカモンを使えばチーム呼びを2回使うだけで勝ててしまうのと同じである。
チーム呼びがいかに凶悪かを表すに相応しいシチュエーションとも言えるだろう。

HPが半分以下になるとベホイミを使うようになり攻撃頻度が少し減る。HP自体も1785と低めなので、慎重且つ迅速にHPを削りにいこう。

DQMJ

自然系のSSランクとして登場する。
入手手段は2007年3月、8月に行われた期間限定の配布イベントのみで、通常は入手できない。
さすがにSSランクだけあって能力は非常に高く、スキルも超レアな【神聖】
所持スキルがデイン系を中心とした「しんせい」で、かつ「デインけい得意」を持つのでスキルとの相性が抜群に良い。
能力値は999に達するものこそないもののバランスがいいので、間違いなく最強の一角を占めるだろう。
配信限定のモンスターであり、必ずゲストマークが付いている。
カンダタやトロデ、レオパルドと同様、wi-fiのジョーカーズGPで出てこないのはこの性質のためである。
また、本編クリア後にキングスペーディオと配合することでJOKERが生まれ、このときにゲストマークも外れる。
しかし神獣はwi-fiで使えないので、やっぱり自己満足の域を出ない。

DQMJ2

2種類のレティスが登場する。

種類1(レティス)

1種類が、本編の断崖エリアに登場するオレンジ色のレティスで、表記は単に「レティス」となっているもの。
それまでの超巨大モンスター3匹(タイラントワーム、ウイングタイガー、ブオーン)とは異なり、人語を解し、主人公たちと会話する場面もある。
最初は「あの方(レオソードのこと)以外の命令に従うことは出来ない」と言って協力することを断るが、
レオソードが正気を取り戻した際は、飛行船をバトルGPの会場に運んでくれる。さぞや目立ったことだろう。
名実共に断崖エリアの支配者として君臨しており、ボスキャラであるジャミラスやゲモンがビビって逃げる場面もあった。

モンスターとしてはAランクの自然系で、やはりGサイズの超巨大モンスター。
クリアしてレオソードにスカウトリングを強化してもらった後に断崖の頂上まで行けば戦うことが出来る。
こちらが使う場合と特性が異なっており、凍てつく波動、デイン系のコツ、ギガボディ、れんぞく(2回)の特性を持つ。
ギガデイン、ジゴデイン、ジゴスパークとデイン系の攻撃を得意としているので、デイン系を無効化できるモンスターなら楽に戦える。
ジゴデインとジゴスパークを使う場合は前のターンに「私の一撃を受けてみなさい!」と言って準備動作をするので防御するのも手だ。
スカウトの際は凍てつく波動でテンションや攻撃力上昇を戻されるので、タンバリンやバイキルミンを用意してから挑もう。
スカウトに成功すると非常に丁寧な言葉で主人公を様付けで呼ぶ。

仲間の時はAI1~2回行動、ギガボディ、れんぞく(2回)、デインブレイクの特性を持つ。
素早さの限界が1070と非常に高いが、3枠としてはHP限界値が1570と低く、攻撃力限界も案の定低めなので、対戦などで使うのは少し厳しい。
先制してブレイクを活かしたジゴスパークやグランドクロスを2回連続で使えれば、勝ち目はある……かも知れない。
枠モンスターなので状態異常については問題ないが、ドルマ系に弱いのでドルマガードなどのスキルで対策をしよう。
やまたのおろちの配合素材として用いられるほか、後述する神鳥レティスを生み出すためにも必要になる。
所持スキルは【レティス(スキル)】

種類2(神鳥レティス)

もう1種類は、ⅧやJOKERに出てきたものと同じ紫の体を持つレティスで、表記は「神鳥レティス」。
こちらもやはりGサイズのモンスターだが、SSランクの自然系で、無印のレティスと【竜神王】の配合で誕生する。
AI2回行動、吹雪ブレスブレイク、れんぞく(2回)、ギガボディの特性を持つ。
素早さ限界が1240と断トツで高く(2位はデスタムーアの1100)、並みのモンスターの攻撃ならかなりの確率でかわせる。
その他の能力もバランスが取れているので、世界選手権(特にウルトラメガトン級)ではもっともよく見る3枠モンスターだろう。
戦法も特性を活かした輝く息とギガブレイク(どちらも竜神王のスキルで習得可能)を使うのが非常によく見られる。
実際にこの戦法は強いのだが、マジックバリアを使われると厳しいので、自分が使う場合は気をつけよう。
レティスと同じくドルマ系が弱点で、おにこんぼうにダークマッシャーや風神斬りを使われると1500以上ものダメージを受けることも。
3枠モンスターとしてはHPに若干不安を抱えるため、何らかの手段で補強すると良いだろう。
手数・火力共にラプソーンに対してほぼ完全に有利で、実際に戦わせると、案の定レティスがラプソーンをレイプする場面がしばしば見られる。
Ⅷで「敵ではない」と言っていたゲモンにはハンデとして息子のジャミラスをつけても相手にならないほど。

所持スキルは【神鳥レティス(スキル)】
キングスペーディオとの配合でJOKERになるのは前作と同じだが、JOKERは前作と全くの別物なので注意。

DQMJ2P

今作では炎ブレスと吹雪ブレスだけでなく、前作でかなり見かけた神鳥レティスも大幅に弱体化した。
Aランク以下のモンスターは進化配合ができるようになったため、ライバルのゲモンは大幅に強化。
今では要注意モンスターの1匹に入るほどである。
しかし、そんなゲモンを越す程危険なモンスターが現れた。それが「最強レティス」。
オレンジ色のレティスはAランクなので、最強種に強化することができる。
ギガボディ1~3回、デインのコツ、デインブレイク、れんぞくの四つの特性を持ち、
高い素早さと1~3回行動から、デインブレイクを生かしたジゴスパーク+らいじん斬りで多くのモンスターを次々と葬っていくオレンジの悪魔と化した。
そのうえ巨大モンスター対策の【ギガ・マホトラ】に耐性を持ち無効化してしまう。レティスマジKY。
欠点は行動回数が安定しないくらいだろうか。
前作から一匹つれてくれば簡単に最強レティスを作れるほか、ほとんどの能力値が神鳥レティスを上回っているため、最強マスター決定戦ではほとんどこいつが登場している。
一方、神鳥レティスは今じゃほとんど使われることがなくなった。
たまには元祖レティスのことも思い出してやってください…。

テリワン3D

前作で猛威を振るった黄色のレティスは、攻撃力が200下げられデインブレイクが削除。
マホトラと踊り封じも無効から激減に耐性ダウンするという弱体化を食らう。
モンスターが四匹同時にバトルできるようになったのもあって、亡者の執念での身代わりなど新しい戦法が誕生。
前作の対戦ではうんざりするほど見かけたレティスだが、脅威が薄まった今作では余り見ることが無くなった。
しかも黄色のレティスもSランクに引き上げられ、引き継ぎができなくなってしまった。

神鳥レティスは前作で弱すぎた反動か瀕死で呪文会心といきなりインテ、光の波動の特性が追加され、
DQMJ2Pではなかったマホトラ激減の耐性を習得する。
いきなりインテを利用した魔法でガンガン攻めるも、自分やを回復するもお手の物のモンスターに変身。
前作では差別点が曖昧だった黄色いほうとの明確な差別化に成功した。確実にAI二回行動が出来る点を生かして戦っていきたい。

配合で神鳥レティスを作るには前作までと同様、レティスに竜神王の組み合わせで生まれる。今作では、【キングスペーディオ】との配合で【JOKER】が、【神竜】との配合で【アギロゴス】が生み出せる。
どちらも配合チャートの終着点である【魔戦神ゼメルギアス】を作るのに必要だが、神鳥レティスは生み出すのに非常に面倒な配合を繰り返さなければならない事に加え、こいつの代わりとして使える【ラーミア】は、現在ノーマルプレゼント対戦で簡単に入手できる為、配合という観点では完全にラーミアにお株を奪われてしまっている。

イルルカ

すれちがいバトルで現れるカメハ王子が黄色のレティスと【ティコ】のコンビを連れて現れることがあり、勝つと黄色のレティスを入手できる。
当然ランクはSのままなので引き継ぎは不可。
一方神鳥レティスの方は従来通りの配合で作るか、カギの報酬で手に入る事がある。入手だけなら後者の方が圧倒的に楽。

最終更新:2014年03月08日 03:22