概要

ジョーカー以降のモンスターズシリーズに登場する特殊能力。
名前の通り、命令しなければ1ターンに複数回行動出来るという非常に強力な特殊能力。
ただし、防御したりすてみや疾風突きなどの行動順番が変化するタイプの特技を使った場合は不可。
この他の仕様は作品によって異なってくるので注意。

DQMJ

「AI2かいこうどう」の特性が初登場。
ジョーカーでは2回目の行動は通常攻撃のみで、かつ命令した場合は1回しか行動できない。


また、この特性を持つモンスターは必ず何かしらの弱点を持っている。
しかしながらベホマズンによる全快が容易なジョーカーにおいて、ダメージレースを優位に導く2回行動モンスターは対戦の要となる。
長所を生かしつつ、弱点を補えるようなスキル構成にして暴れてもらおう。

DQMJ2

亜種の「AI1~2回行動」「AI1~3回行動」が登場。
これらの特性を持つ場合、行動回数は行動順が回るたびにランダムで決まる。

またこの作品以降、2回目以降の行動でも特技を使うようになった(ただし、2回連続で同じ特技を使うことはできない)。
このため、「回復しつつ補助」や「補助呪文を使った後に攻撃して畳み掛ける」などの戦法が可能。
この戦法の「耐久魔神」は非常に恐れられ、運営からも目を付けられてしまった。

AI2回行動を持っているのは【神鳥レティス】などの【ギガボディ】がほとんどで、
1枠で持っているのはキラーマシンと【キラーマシン2】、まおうのつかいのみ。
前作で所持していたモンスターのうちゾーマ、ピサロナイト、ジャミラス、ベリアルはAI1~2回行動に劣化、
オルゴ・デミーラは複数回行動の特性自体没収されてしまった。

DQMJ2P

「メガボディ1~2回」「メガボディ1~3回」「メガボディ2回」「メガボディ2~3回」
「ギガボディ1~3回」「ギガボディ2回」「ギガボディ2~3回」の7種が登場。
2枠・3枠モンスターは【メガボディ】【ギガボディ】と統合されて以上のような特性となり、「AI○回行動」をもつのは1枠モンスターだけになった。

【アクバー】【フォロボス】など持っているモンスターも増えたが、無印で暴れまくったツケが来たのか超弱体化。
能力がSやAランクなのに(数字だけなら)Fランク並かそれすらも下回るステータスにされてしまった上、
【しょうひMP×2】【強者のよゆう】のどちらかを持たされてしまうという悲惨な強さに。
【エルギオス】のみどちらの特性も無く、ランクもSSと高いものの、こいつもクソ能力の呪縛からは逃れられていない。
まともに使えるのは例外的に能力が高く全ガードブレイクのある【最強少年レオソード】だけだと考えていいだろう。

また、命令をした場合も複数回行動できるようになった。
ただし、2回目以降の行動はAIが自動で決める。
同時に【テンションアップ】も持っている場合はそれが仇になり、テンションを上げようとしても勝手に行動してテンションが戻ってしまう。
このおかげで、【最強プチット族】が最強スカウト役の座を降ろされてしまった。

テリワン3D

再びメガボディなどとは独立し2枠や3枠モンスターも持つようになった。
さらに今作はマイナス特性はすべて後天的に付くようになったので格段に使いやすくなり戦略の幅が拡がった。
しかし1枠は相変わらず能力値は低く、耐性は心もとない。
とは言えJ2Pと比べれば全体的に底上げが成されており十分戦える性能になっている。
【ステルスアタック】が1ターンで繰り出せるため、【こうどう はやい】と相性がよい。さらに行動封じに弱くなるが…。

また、【究極配合】の「行動回数アップ」特典によって行動回数を増やすことができるようになった。
ただし、行動回数を増やすとデメリットとしてステータス上限が下がる。
行動回数の進化の仕方は以下の通り。
もともと1~2回行動をもっているモンスターの行動回数を増やしても確定2回行動にならない点には注意。

(1回行動)→「AI1~2回行動」→「AI1~3回行動」→「AI2~3回行動」→「AI3回行動」
「AI2回行動」→「AI2~3回行動」

イルルカ

4枠全てを埋めてしまう【超ギガボディ】の登場に伴い、遂に4回行動が登場。
また新生配合によって、特性が一つ遺伝できるようになった事に伴って、どのモンスターにもこの特性が付けられる。

大半のモンスターはメガボディ又はギガボディ化することで後天的に付加される。
どうあっても付かないのは【こうてつまじん】ぐらいだが、それでも新生配合でこれを持つモンスターを相手にすれば付けられる。
デメリットとしてステータス上限が下がるのは同じ。

最終更新:2014年03月08日 13:20