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概要

人や動物が石になってしまうこと。
体が石のようになり、身動きが取れなくなる。
多くのRPGではポピュラーな状態異常だが、DQでは戦闘用の状態変化としてではなく、イベント用の設定・用語として用いられる。
古くはⅢから登場する馴染みの手法である。
きんのはりで治癒可能……なのは別ゲームの話。

DQⅢ

【大魔王ゾーマ】が精霊【ルビス】を封印する手法として活用する。
妖精の笛で解除可能なのだが、効果と使い方がIと違うのは突っ込んではいけない所だろう。

DQⅤ

SFC版

デモンズタワーの最上階で、【ジャミ】が死に際に行使してくる。
灰色のガスの様なモノを受けた主人公とその妻は石となり、8年という歳月を無為に過ごす事となる。
その後、盗賊の兄弟によって持ち去られ、主人公はオークションで2000Gと言う安値で買い叩かれる。
青年時代後半になると、サンチョや男の子と共にやってきた女の子の持つ【ストロスのつえ】で元に戻ることができる。
妻の方は「アテが有る」との事で別ルートに流され、何の皮肉か、光の教団の総本山である大神殿に安置される事になった。
入手後イブールが更に呪いをかけたのか、ストロスのつえを使うだけでは解除不能となっており、妻・母との再会はイブール討伐後までお預けとなる。

ちなみに妻の石化が解除されるのは10年後、すなわち主人公の石化が解けてから2年後であり、特に【ビアンカ】はこれによって主人公と肉体年齢が並ぶことになる。

リメイク版

デモンズタワーの最上階でジャミを倒した後、唐突に現れた【ゲマ】によって行使される。
以降の展開はSFC版と同じなのだが、この石化をジャミが行うか、ゲマが行うかについてはファンの間でも意見が分かれ、
2chでは「やっぱりゲマの所為で台無しだ」と言うスレも立ち、議論が成されている。
ジャミが死に際に石化させると言う図式でスルー出来ていた問題が、スルー出来なくなった事が最大の問題点。
以下はゲマが石化させる場合に生じる矛盾点である。

  • 少年期の主人公が持っていたゴールドオーブを「念のために」砕いておくほど慎重なはずのゲマが、何故勇者の血筋である女性(妻。このことはゲマ自身も自覚している)を、石化させるだけで放置したのか。
  • 念のため、グランバニアに王子と王女が産まれた事を、何故調べなかったのか。
これらの結果、勇者は無事に誕生して育ち、結果、大魔王にしては悪い方向につながってしまったのだ。

こう言った矛盾に対する解答は、残念ながら本編中でもスタッフのインタビューなどでも語られず、全てゲマの茶目っ気として片づけられている。
詰めが甘いぞ!ゲマ。
ただ一方では、ゲマが宿敵としてよりキャラが立ったと言う擁護意見も見られる(全ての元凶であるはずの大魔王が影が薄いままという結果にもなっているが)。
その為、頭ごなしに否定するのは早計かも知れない。

ちなみに、リメイク版での主人公の石像の売却価格は、SFC版の10倍の20000Gに跳ね上がっている。
また、ストロスの杖は石化を解除すると崩れ去る仕様に変更され、主人公の石化を解いた時点で失うことになる。
そのため、大神殿で妻の石像に使用してみることはできなくなった(この武器自体はジャハンナで再び入手可能)。

DQⅥ

冒頭で主人公達は【ムドー】のまやかしにかかり、体は現実世界に、心は夢の世界に、それぞれ飛ばされてしまう。

ムドー「おろか者め! 石となり 永遠の時を 悔やむが よい!」

こうして物語は始まる。
ただ、ジーナの血塗られた剣や、未来の卵など、何かと抽象的表現の多い作品であるだけに、他とは異なり、物理的に石にするのではなく、
「石」と言うのが、心が抜けた体に対する一つの比喩とも見て取れる。
石化した自身の半身と対面したハッサンは、

ハッサン「けど うごいてねえぞ。 死んでるのか?
ハッサン「ちがうな……。 死んだように ねてるだけだ……。

と、石化に対してはスルーしており、あくまで「眠っている」と言う表現を取っているのだ。
プレイヤーはこれを比喩と取っても良いし、やっぱり単純に石化したと捉えるのも自由だ。
また、天馬の塔の最上部には「抜け殻」となって動かなくなった天馬が居るが、
「心」であるファルシオンとの融合時の演出を見ると、これも状況的にはハッサンらのものとほぼ同じと思われる。

ゲーム終盤では、反旗を翻した牢獄の町の住民に対し、【デスタムーア】が粛正の為に行使する。
こちらは単純で、石にしたり、動物に変えたりと従来通り、物質変化系の特殊技と捉えれば良いだろう。
デスタムーアを倒すとはざまの世界は崩れ去るため、これらの住民がどうなったのか気になるところだが、マサールとクリムトに救出されたとゼニス王が言っており、恐らく元に戻って助けられたのだろう。
デスタムーアが倒されたことでその力が消え去ったのもあると思われる。

DQⅦ

【灰色の雨】として描かれ、これを浴びる事で石化してしまう。その元凶は【あめふらし】
過去の【ダイアラック】の住民は、この雨によって石化させられ、更に長い年月風雨にさらされる事で風化し、【天使の涙】を使用しても元に戻る事が出来ず、砕け散るのを待つのみの体となってしまった。
救う手だてを持っているのに、時既に遅し。
救われない人々や、鬱な話の多いⅦの中でも、このエピソードは特にキツイ物ではないだろうか。
唯一町を出ていた為に助かった老人の【クレマン】と、手厚く防護された地下室に居たため風化を免れた【ヨゼフ】少年は共に町を出て、灰色の雨の恐怖を伝える語り部となった。
その後、彼らの動向は過去のグリンフレークで語られる事となる。

そして過去のグリンフレーク。
こちらは石化させられて間も無くだったからか、天使の涙で無事、全員の石化が解ける。
しかし、リンダを庇い、より多くの灰色の雨を受けたイワンだけは、石化が解けた後も体が麻痺してしまい、 【パミラのひやく】を与える事で、ようやく自由の身となる。
意外とドラクエの「石化」とは、「麻痺」に近いモノなのかも知れない。

漫画版

漫画版では石化を直す道具は【七色のしずく】に変更。
また、あめふらしが【メドゥサシャワー】と言うオリジナルの石化呪文を使い、この石化を直すにはメモリアリーフの丘にある光るハーブが必要になる。
ゲームでは意味のなかった物にうまい事意味を持たせている。

ベゼル曰く、石化の呪文は現在では使われなくなったが、昔は割とポピュラーな呪文だったらしい。

トルネコ3

物語終盤にトルネコが石化させられる。
ラスボスの【ヘルジャスティス】を倒したが止めを刺すに至らず石化させられ、ひかえの間に放置された。
その危機を感知したポポロが後にヘルジャスティスを倒すも、その石化は解かれずそのまま残るはずであった。
しかし大地の神の力を継ぐ民ことイネスとロサがその神により遣わされ、トルネコの石化は無事解かれた。