概要
Ⅵから
【預かり所】に代わって登場したアイテム管理システム。
リメイク版のⅢ以降でも採用された。
すべてのアイテムを常に持ち歩く事ができるようになり、世界中の預かり所を廃業、
【ゴールド銀行】への転職に追い込んだ。
入れることのできるアイテムの種類に制限はなく、鋭い刃先の武器や防具を幾ら入れても絶対に破れたりしない。
凄まじい強度と許容量を誇る謎のふくろ。中は四次元ポケットのようにでもなっているのだろうか。
このシステムにより、基本的にカギ等の重要なアイテムは基本的に預けることも捨てることも出来なくなった。
まあ、いざという時そういう物は手元に無いと困るのだから当然だが…。
また、アイテムを拾ったら持ち物が満杯で、それをあきらめるか何か捨てるかの選択を迫られる、という状況も見られなくなった。
システム
収容
同じアイテムは基本的に99個(Ⅶでは50個、PS2版Ⅴは999個)までしか入れることができないという制限がある。
例として、薬草が99個入っている状態で新たに薬草を入れてもそれ以上は増えず、オーバーした分は自動的に紛失となってしまう。
そのため、SFC版Ⅵではちいさなメダルをメダル王に渡さずに全てふくろに回収してしまうと、99枚までしか集められず、
とてもいえないものを貰うことができなくなってしまうという不具合も生じていた。
Ⅶではこの点は改善され、ちいさなメダルが内部で3種類のデータに分かれており、ふくろの内部で50枚・50枚・19枚と収められるようになった。
Ⅷまでは装備品、道具、重要アイテム問わず同じふくろに入れられるが、
Ⅸでは装備品は「そうびひんぶくろ」に入れられ、装備の変更は
【そうび】コマンドでしかできない。
さらに重要アイテムは「だいじなもの」に分類されて入れられるようになり、
従来のふくろ(どうぐ→つかうもの→ふくろ)には一般の道具のみが入れられる。
Ⅸのシステムをよく知らずに装備武器を変更しようとして「あれ?どうやるの」と軽くパニックになるプレイヤーもいる。
アイテムの出し入れ・扱い
ふくろの中のアイテムを使ったり出し入れしたりできるのは移動中に限られる。
したがって戦闘で使うアイテムは個人の持ち物に入れておく必要がある。
逆に戦闘で使わないアイテムは極力ふくろに入れておいたほうが良い。
初登場のSFC版Ⅵでは後の作品とは異なり、「どうぐ」→「ふくろ」を選択すると「だす」「いれる」「みる」のサブコマンドを選択してからアイテムを選ぶという方式で、
ふくろの中のアイテムを直接使ったりする事はできず、使い勝手がやや悪い。
イベントなどの後には、装備品以外の持ち物が断りもなくすべて勝手にふくろに入れられてしまうということもある(ムドーの城突入後やベストドレッサーコンテスト後など)。
Ⅵの次に発売されたSFC版Ⅲではこの点が改良され、
ふくろの中の道具も所持品と同様に、アイテム選択後に
【つかう】【わたす】【すてる】のサブコマンドが現れるようになり、
移動中はふくろから出さなくても道具を直接使えるようになった。
ルイーダの酒場やモンスターじいさん、マリベルの部屋に仲間を預けたときや、イベントで仲間が離脱したときには、自動的に装備品以外の所持品はふくろに入る。
整理・並び替え
またSFC版Ⅵ以外では「さくせん」→「ふくろせいり」でふくろの中身を五十音順や種別順にソートできる。
Ⅸではセレクトボタンでソートが可能となった。
登場タイミング
ごく一部の作品を除き、ゲームスタート時から所持していて(どうぐの項目を開くと「ふくろ」が最初からある)最後まで使えるが、以下の作品は例外。
PS版Ⅳでは第五章になってから登場。
山奥の村で剣の師匠からモンスター図鑑とともに受け取る。
四章までの各章では持ち物が満杯の場合はⅤ以前と同様、見つけたアイテムをあきらめるか、持ち物を1つ選んで捨てることになる。
一方、DS版ⅣではPS版と違って第一~四章にもふくろがある。
これにより、第三章で登場する全アイテムを99個購入し、第五章でトルネコ合流直後に売却すれば、で第六章エビルプリースト戦まで完全にお金には困らなくなる。
リメイク版Ⅴでは幼年時代の最初から使えるが、青年時代冒頭の奴隷イベント中はふくろが使えない。
Ⅵではスタート直後にライフコッド村長から受け取ると使用可能になる。初期状態では
【むらのみんげいひん】が入っている。
名前の変更
Ⅲ・Ⅵ・Ⅶでは
「ふくろ」の名前を変えることも可能で、「ハッサンは はがねのつるぎを クチにいれた」などのお遊びメッセージを表示させることもできる。
同様に、ふくろの名前を変えれば女性キャラでハァハァな(ry 。
最終更新:2014年02月22日 15:22