概要
呪われた死の言葉を投げかけ、相手を
【即死】させる属性。
説明
当然だが、ボスにはこの手の技は基本的に効かない。また、ボスに限らず、ザコでも効かない敵は多い。
特に上位のモンスターや、マシン系、物質系、ゾンビ系には効果が薄いので、覚えておこう。
モンスターズでも、上位のモンスターの多くはザキ系に強い耐性を持っているため、使い勝手が良くないかもしれない。
逆に獣系や鳥系は、高レベルのモンスターであっても効きやすい場合がある。
特に、海に登場するモンスターに対しては伝統的に利き易く設定されており、強敵に対して猛威を奮う。
効けば即死というその効果は、やはり強力なものがある。
最大限に生かすためにも、予め敵の耐性を研究してから使おう。
ぶきみなひかりは食らっても大したことは無いが、それ以外の特技は食らうと痛い、というか即死させられたり追放させられたりなので痛いどころじゃない。
完全耐性を素の状態で持っているキャラにとっては脅威にならないが、そうでない者には非常に危険。
ザキ系の耐性を上昇させる効果のある装備を身に着けることである程度は防ぐこともできるが、それでも死ぬときは死ぬし、飛ばされる時は飛ばされる。
これらの呪文特技はそもそも使わせないようにするのが大切。とっとと呪文を封じるなり、MPを奪うなりしよう。
トラップモンスターにはマホトラが有効な場合が多く、それ以外はマホトーンが効きやすい場合が多い。
また、死の踊り使いには踊り封じが有効な場合が多い。
それ以外の特技を封じることはできないので、行動自体を封じるなり、手早く倒すなりしよう。
該当呪文
ザキは敵単体、ザラキは敵グループ、ザラキーマは敵全体が攻撃範囲である。
ザキだけ効く確率が高く設定されている作品もある。
Ⅳのあるきかたには、PS版Ⅳでは、ザラキーマを連発するよりもザキを連発した方が敵の撃破数が多かったという報告がある。
基本的に、この系統の呪文を使うのは僧侶の役割を負っているキャラクター(クリフト、ククールなど)である。
また、ⅢやⅥ、Ⅶのように職業が存在する作品では、僧侶としての修練を積むことによって習得できる。
初登場はⅡのザラキである。
敵のブリザードが集団で現われてはこの呪文を連発し、パーティを瞬時に壊滅させる。これが強烈なインパクトを与えた。
Ⅲでザキが登場。
単体で成功率が高いザキと、1グループを一網打尽にできるザラキとを使い分けることができるようになった。
Ⅵでザラキーマが登場。
全体を対象に即死効果を発揮することができるようになった。だがこちらは覚えるのには少々手間がかかる上、消費MPも多い。
作品によって、
【メガンテ】と同じ属性だったり、別の属性だったりする。
モンスターズでは別扱いの傾向が強い。
本編では同じザキ系扱いでも、メガンテは耐性が高くても効きやすい設定にされていることもある。
なお、
【バシルーラ】、
【ニフラム】とは別属性扱いである。
エフェクト
この呪文系統は、エフェクトが作品によってバラバラなのも特徴。
- FC版Ⅱ、Ⅲ…何の音もしない。
- FC版Ⅳ、SFC版Ⅱ、SFC版Ⅴ…「ピロピロピロ」とやけに綺麗な音が鳴る(命中時のみ)。血の凍る音のイメージだったりして…。
- Ⅵ、SFC版Ⅲ…「ドシュウウン」とやけに重みのある音が鳴り、敵の姿も一瞬モノクロになって消える(命中時のみ)。
- Ⅶ、DS版Ⅳ、リメイク版Ⅴ、DS版Ⅵ…奇妙な音と一緒に煙のようなものが出現。即死した敵はチリのようになって消える。
- Ⅷ…「アオ~~ン」というおぞましい声と共に紫色の悪霊のようなものが出現。FFのデスに似ている。
- Ⅸ…「プシュッ」という音と共に紫色の網目模様が対象者を取り囲むように下から出現。かなりあっけない。
該当特技
該当特技が非常に多い。
きゅうしょづきやしのおどり、じわれなどの即死特技の他、ぶきみなひかりややみのはどうも該当する。
空間追放の呪文(ニフラムとバシルーラ)はニフラム系扱いだが、空間追放の特技(つきとばしとともえなげ)はザキ系扱いである。紛らわしい。
ちなみに、つきとばしは経験値が得られない(DS版Ⅵを除く)が、ともえなげは経験値が得られる。
ともえなげで飛ばした相手は「倒した」扱いになるようだ。一方のつきとばしは、低レベルで進みたい時に使える。
Ⅷではダメージの追加効果で即死という特技がたくさん登場した。
作品によっては
【みなごろし】がザキ系に該当する場合もある。
該当道具
最終更新:2013年12月14日 16:14