DQⅨ

Ⅸに登場するボスモンスター。
ガナン帝国の三将の1人で、フクロウの頭の獣人。

人物像

元々は人間で、滅びゆく帝国と運命を共にしたが、【堕天使エルギオス】の手によって復活した時には妖鳥になっていた。
慇懃無礼な口調や冷酷な性格、戦闘時に現れる2体のお供(後述)は、どことなくドラゴンボールのフリーザや【ゲマ】辺りを髣髴とさせる。
中盤から登場し、【闇竜バルボロス】を操って【主人公】【ドミールの里】に攻撃を加えていた。
非常に冷酷な性格で、敵に容赦しないのはもちろんのこと、主人公の始末に失敗した部下も始末している。
基本的には落ち着いた物腰だが、何をやっても何故か死んでくれない主人公に対し憤りを露にする場面もある。
また狡猾な性格で、エルギオスの手によって再生怪人となって出てきた際「いずれ寝首をかいてやる」という趣旨の発言をしている。
皇帝への忠誠心がどれほどのものかも疑わしい。
出番や台詞は三将軍の中でも最も多く、性格がにじみ出た台詞も多いので、キャラは結構掴みやすい。
ただ、狡猾で冷酷な割には帝国城の入り口にでんと構えて正面から挑んでくるというストレートな武人らしさも見せている。

戦闘能力

ガナン帝国城とラストダンジョンの計2回戦うことになる。
戦いでは呪文を使い、通常攻撃は一切行わない。自分の手を汚すことを嫌う、狡猾な性格の表れだろうか。
呪文のレパートリーは多彩で、メラミ、バギマ、メダパニ、マホカンタ、ぶきみな閃光を用いる。
Ⅶに登場した【まかいぐんし】のような中途半端な呪文ばかりだが、ⅨはHPがデフレしており頻繁に暴走するため結構痛かったりする。
メラミ、バギマ以上だと以降のボスのお株を奪うことになるため分からなくもないが、ストーリー中でドルマ系を使っていたような…
また、お供に2匹の【てっこうまじん】を連れている。
前述のとおり、呪文しか攻撃手段が無いので、マホカンタやミラーシールドを使えば完封も可能。
更ににおうだちと併用することにより、もはや戦いとも呼べない公開処刑と化す。
というかマホカンタ一つで完封される終盤ボスって、【メディルの使い】といい、敵の魔法使いは色々不憫でならない。
このように、割と低レベルでも実行可能な完封パターンが存在するので、三将軍の中では最弱かも知れない。
とはいえ、お供のてっこうまじんを始末するまではマホカンタ+におうだちでも十分に痛いし、
メダパニみたいな絡め手もあるので、マホカンタ等の対策を縛って正攻法で戦うとそれなり以上に強いボスである。
小細工無しでも弱いメディルさんよりは優遇されている……のか?
無論、戦いが非情であることを教えてやるのも悪くはない。少しは体鍛えろ。
ラストダンジョンでの再戦では、行動パターンの中にメラゾーマが入っていたりするが、基本的に攻略法は同じ。

なお、三将軍の中で彼だけが鳥系(他は獣系)。
フクロウの獣人なのでしょうがないのだが、彼だけ仲間はずれで可哀想だ。

DQMJ2P

他の将軍たちや主君と同様にジョーカー2プロフェッショナルに参戦。
悪魔系のAランクでこんらんブレイク、【てんしのきまぐれ】、ちょうはつを持つ。
攻撃しない原作の再現なのか物理攻撃のモーションでもどうみても魔法を飛ばしている。
攻撃以外の能力は高く、特性の内2つも優秀なのだが、
性格によるものか相手を挑発してしまう。
そのためこのままでは使う意義が殆ど無いが、Aランクなので最強化が可能。

最強にした場合は攻撃以外の能力値が高く、特に賢さは4桁まで伸び、
特性に「つねにマホカンタ」がつくため、ちょうはつ以外はなかなか優秀なモンスターになる。

最終更新:2013年12月16日 12:45