概要
Ⅷに出てくるパーティキャラクターの一人で、銀髪で赤い服を着た色男。
Ⅸ、いたストシリーズにも登場している。
2chではクックルと呼ばれることが多い。ちなみに英語版ではAngeloである。
DQⅧ
生い立ち
【マイエラ修道院】の
【聖堂騎士団】の一員。そのリーダーである
【マルチェロ】は異母兄に当たる。
初登場シーンからイカサマをやらかしており、調子のいい色男といった雰囲気を強く受けるが、実は兄マルチェロとの間に暗い物語を背負う人物。
元々はドニの町の領主の一族であったが、両親が没して全てを失ってマイエラ修道院に辿り着く。
そこで最初は優しかったマルチェロに、名を名乗ったとたんに冷たく対応されるが、
【オディロ】院長のとりなしによって修道院に所属することになる。
その後、オディロ院長が
【ドルマゲス】の手によって殺害されると、その敵討ちという名目で修道院から出て行く。
旅を経てドルマゲスを倒し、そしてラプソーンを追ううちに、聖地ゴルドで兄マルチェロとも対峙。
その戦闘に勝利し、崩壊する聖地ゴルドで、やっぱり兄弟だからということで(もっと具体的に言えば、ククールが名乗る前まではとても親切に接してくれた事を忘れていなかったから)深い大穴に落ちそうになったマルチェロを助ける。
そして、暗黒神ラプソーンを討ち果たし、正式に聖堂騎士団を辞めて自由の身になった。
また、北米版ではエンディング中に、仲間3人がラプソーンを倒してからトロデーン城で再会するまでの空白期間の動向が分かるセリフが追加されているが
本人のセリフに殆ど差異は無いが、ククールにくっついてたバニーのセリフがガラリと変わり
なんと、
【オディロ】院長の優しさに報いたいと、昔の自分と同じような身寄りのない子供らの面倒を見ているとのこと。
本人は「おいおい余計な事を言うなよ」とやや照れている。
空白期間の動向が追加された仲間3人の中では、最も驚くべき点だろう。
性格
聖堂騎士団の一員だが、酒とギャンブルと女を好むという、騎士団一の問題児らしい。冒険中もしょっちゅう女のことを考えている。
しかし、教会という組織の内側で病んだ実態を目の当たりにしてきたためか、冷めた目で教会を批判し、自分自身をも突き放したような態度を見せることもある。他にも、マルチェロ絡みになると不快感をあらわにし、かなり不機嫌になる。
戦闘能力
総評
パーティ内での位置付けは僧侶であり、中盤まではしっかりと職務を全うしてくれる。
回復の要であり、彼の生存がパーティ安定のカギとなる。
特にドルマゲス戦の難易度は、彼がLv30を越えてベホマラーを習得しているか否かで大きく変わる。
しかし
【ふしぎなタンバリン】を入手すると、いつの間にか音楽家に転職。
そのタンバリン捌きは見る者を圧倒し、テンションを上げてくれること受け合いである。
しっぷうのレイピアやほしふるうでわを装備させてあげて、真っ先にタンバリンを叩かせてあげよう。
ステータス・装備
良く言えば何でもできる、悪く言えば器用貧乏。
突出して高いステータスは無いが、どの能力も低くはない。
力は主人公と同程度に高く、賢さはゼシカと同程度に高いが、中盤まではHPに不安があり、MPはLv30台で伸び悩む。
最終的には、どのステータスもおよそ主人公とゼシカの中間のステータスになる。
武器は剣、弓、杖を扱う。
装備できる剣は主人公とは大きく異なり、王道である
【はがねのつるぎ】、過去作品で装備可能者が多かった
【きせきのつるぎ】などを装備できず、その代わり
【レイピア】系の細剣を装備することができる。
防具は主人公やゼシカと共通する部分が多い。倒れられると困るので、防具はしっかり整えてあげたい。
習得呪文
ゼシカと同様、素で修得する呪文がかなり役に立つ。
やはり職業柄、回復呪文のエキスパートで、ザオリクを自力習得できるのはかなり強力。
攻撃呪文はバギ系とザキ系を修得する。
ザコ戦では役に立つが、ボス戦では厳しいので、剣スキルや弓スキルで修得する特技に頼りたい。
補助呪文にも乏しいので、こちらもスキル修得の呪文特技で補おう。
有用な補助呪文をほとんどゼシカに取られてしまったことが、タンバリン要員になりやすい最大の原因であると言われている。
スキル
中盤までスキルポイントの伸びが悪いので、計画的なスキルの割り振りが必要。
攻撃面を強化したいなら剣か弓を上げよう。
剣はMPを消費せずに攻撃できる技が多く、使いやすい特技が多い。
弓はMPを消費する特技が多いものの、
MPを回復できる特技も覚える。そしてこれが非常に便利。
【さみだれうち】も強力。
補助面を強化したいならカリスマを上げよう。地味ながらも有効な補助呪文が多い。
【みわくの眼差し】は強力な集団攻撃で、やたら硬い一部のボスにも通用するのも長所。
ただし、ボス戦に使える補助呪文は覚えられないので、補助呪文はザコ戦専用と割り切る必要がある。タンバリン要員脱却の道は険しい。
杖も多くの補助呪文を覚えられるが、バイキルト以外はやや実用性に欠けるため、他のスキルと相談しながら強化しよう。100まで上げればMP自動回復という強力な効果がつくが、そのために100ポイントも振るのも考えものである。
全体的にスキルポイント100で覚える呪文特技があまり強くない、または燃費が悪いので、
100まで上げずに、良さそうな呪文・特技を修得したら他のスキル強化に切り替えた方が良い。
特に剣スキルやカリスマスキルを極めてジゴスパーク、グランドクロスを習得すると、AIがこれらを連発してMPがすぐなくなってしまう。
DQⅨ
2009年8月21日から、アリーナに続いて2人目のスペシャルゲストとしてリッカの宿屋にやってくる。
宿屋の従業員の中ではルイーダさんが好みのタイプらしい。
様々な条件を満たすと彼の装備をもらえ、コスプレを完成させると「イケメン聖堂騎士」の称号を得ることができる。
いたストシリーズ
DQキャラが参入したSP以降、全作品に登場している。
操作キャラが男と女で扱いがガラッと変わるというわかりやすい性格。そしてやはり女性を見れば口説く。
各女性キャラに対する専用の口説きセリフも用意されており、ククールの女性に対する細やかな気配りが窺える。
ただしキャサリンは一応オスらしいので対象外。むしろ言い寄られて困ってるようである。
ポータブルではマルチェロと共演を果たしているが、2人の間にはかなりギスギスした雰囲気が漂っている。
COMとしての強さは、ポータブルではBランク、それ以外ではAランクと、なかなかの強豪。
SPでは序盤はやる気を見せず、低ランクのような行動をとるが、突然本気を出してランク相応の強さになる。
しかしその本気を出すタイミングが遅すぎて、その前に決着が付いて下位に沈むということも珍しくない。
以降の作品では初めからやる気を見せているため、かなりの強敵となる。
聖堂騎士なだけあって、空き地には神殿を建てる。
改築も行うので、ククールが空き地を購入したエリアの株はなるべく押さえておきたい。
なお、本人が言うには、このゲームでイカサマはやっていないという。
最終更新:2013年10月20日 20:00