DQⅣ
Part=Intro:6小節、A:8小節、B:10小節、C:12小節
Making=Intro→A→B→C→最初へ
Key=Dm(FC)、Cm(オーケストラ、リメイク版)
BPM=168(NHK交響楽団)
Rhythm=A~B:4/4→C:9/8→2/4→7/8
Loop Time=0:55(NHK交響楽団、2ループ目)
疾走感あふれる激しい戦闘曲で、戦いの様子を表現している。
そのアツさはシリーズの中でもかなり高く、Ⅴの
【戦火を交えて】に並んで激しい通常戦闘曲である。
この曲は大きく3つの部分に分かれていて、基本的に4分の4拍子だが、
Bパートでは裏拍で非常に拍子の取りづらい部分があり、Cパートでは変拍子になる。
さらにテンポが速いため、演奏することはおろか、楽譜を読んでこの曲を正しく理解するだけでも大変な曲である。
だが、その分とてもカッコイイ曲なので、これを演奏して聴かせてくれる楽団には感謝しよう。
FC版では、1週目のイントロ部分のみ2小節に簡略化されている。
NHK交響楽団演奏のCDでは、1週目にAとCの部分がそれぞれ繰り返されているが、ロンドンフィルや東京都交響楽団演奏のCDでは繰り返しは省略されている。
また、NHK交響楽団版と、ロンドンフィルハーモニー版や東京都交響楽団版では、テンポが違う。テンポの速いNHK交響楽団版が人気。
ロンドンフィル版や東京都響版は、途中で息切れしてしまったためか1週目のCパートあたりからズルズルとテンポが落ちていってしまっているのが惜しい。
Ⅲの頃に比べると容量に余裕ができたせいか、同作の
【戦闘のテーマ】に比べると大幅に曲が長くなり、
小節数で見た曲の長さ(繰り返し無しVer.)は1.5倍以上になった(戦闘のテーマが23小節なのに対し、こちらは繰り返し無しで36小節)。
これにより、長期戦になっても飽きにくくなっている。
ちなみに演奏時間で見た場合は、戦闘のテーマの1.3倍程度である(戦闘のテーマは1ループ約41秒に対し、こちらは55秒)。
これは、この曲のテンポが速いので、小節数が多く曲がどんどん展開していっても、1ループの時間が伸びにくいためである。
ちなみに曲名の表記が一定しておらず、確認できるものだけでもCDと楽譜だけで
「戦闘」「戦闘~生か死か~」「栄光への戦い・生か死か」 と、3種類の表記があるため、
どれが正しい表記なのかイマイチわからない。
DQMB
こちらでは戦闘開始直後に曲名が表示されるが、その際は
【栄光への戦い】と表記されている。
最終更新:2014年03月07日 15:21