※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

DQⅧ

【暗黒魔城都市】で流れる音楽。 いわばラストダンジョン専用曲。

いわゆる「現代音楽」に属し、常識的な音楽理論をわざと崩して作曲されている。
現代音楽はほとんどが無調(長調、短調などの調性のない音楽)であり、この曲ももちろん無調である。
このような曲を作るには「音楽理論(特に和声関係)を知った上で、それをわざと崩しながら作曲する」という、非常に高度な作曲技術が必要である。
音楽理論を知らない人が「めちゃくちゃな曲を作るなら、理論を知らなくても、適当に音を決めていけばいいじゃん」と言って作曲しようとしても、このような曲は生まれないのだ。

不協和音(長2度和音や長7度和音が多い)が多い。
また、長三和音(メジャー・コード)も非常に多いが、配置や進行がめちゃくちゃだったり、高音分と中~低音部が異なるメジャーコードを鳴らしていたりするので、やっぱり不協和音であり気持ち悪い。
また、一つ一つの和音を「コード」として捉えて欲しくないという意図からか、それともコード表記可能な音が少ないからか、楽譜の表記は全曲通して「N.C.」(ノン・コード、つまりコード判別不能)となっている。

現代音楽は、独特な気持ち悪さを生み出すことができる。
まさに、暗黒魔城都市に漂う不気味さと主人公たちの緊張感を見事に表していると言えよう。

現代音楽が嫌いな人は、このような曲に嫌悪感を示して「こんなものは音楽じゃない」と言い出すが、そんなものはナンセンスである。
すぎやま氏は、「N.C.の音の響きも楽しんで欲しい」と語っており、このような気持ち悪さに浸るのも、非常に面白いことである。