DQⅨ

【創造神グランゼニス】の娘で、天使と天使界が生まれるきっかけになった重要キャラクター。

かつて人間の腐敗を嘆いたグランゼニスは世界を滅ぼそうと考えるが、
セレシアは人間をかばい、自らの身体を世界樹へと変えてしまう。
そして人間の感謝の心の結晶である星のオーラを天使が集め、
世界樹へ捧げなければ元の姿には戻れないようにした。
つまり人間の善の心を身をもって証明しようとしたわけである。

本編中も、世界樹のまま主人公に語りかけ何度か導いてくれ、ラスト近辺で復活を果たす。
エンディングでは主人公が帝国を滅ぼしエルギオスを浄化、そしてセレシアが復活を果たしたことで
天使界と天使達は役目を終えたことになり、彼らを星に還し空の守り人とした。
クリア後は神の国におり、話しかけると回想という形でラスダンに送ってくれる。

基本的に主人公の味方で慈悲深い女神様なのだが、
主人公ばかりに大変なことを押しつけて実質選択の余地がない過酷な運命を迫ったり、
役目を果たしたからとお別れを言う間もなく天使たちを星に還してしまったりした
(見方によっては創ったグランゼニスの許可なしにお払い箱にして滅亡させたようにも見える)ため、
プレイヤーからは結構賛否両論の扱いを受けている。

また、配信クエストにてサンディから「お姉ちゃん」と慕われていることが判明する。
セレシアの反応は人類天使皆兄弟と言わんばかりのもので、本当に姉妹であるかどうかはハッキリしない。
一連のサンディ関連のクエストから推察するほかないようだ。

サンディは本編でセレシアが登場したとき、数百年ぶりに生き別れた姉と再会したようなそぶりは見せないし、
主人公が人間になるのを強制されたとき、「◯◯にばっか頼っちゃって勝手だ」と怒っているなど、
配信クエストとは矛盾ともとれる言動もしている。

ちなみにサンディによればセレシアもかつて日焼けサロンに通っていたらしく、卒業して美白になったそうである。
宝の地図のボスがセレシア憎しの発言をしているのは、もしかして前述の事情に加え
娘のギャル化により家庭不和が促進したという可能性もあるのではなかろうか。

最終更新:2012年12月05日 21:54