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DQⅥ

【グレイス城】の王様。フォーン王と同じく、襲名制と思われる。
大魔王デスタムーアに対抗すべく、大魔王を上回る力を持つという伝説の大悪魔を呼び出した当人。

元々グレイス城では世界を脅かす大魔王の存在が知られており、
いつか勇者に渡すために【オルゴーのよろい】を確保した上で、それを狙う大魔王に対抗する方法なども模索されていた。
そんな中、城の学者が「大魔王を上回る悪魔の存在と、それを召喚し使役する方法」を発見したのが悲劇の始まりだった。
その学者曰く、「魔物の魂を食べて生きている悪魔であって、人間を襲ったりはしない」とのことだったが、
城の住人の中には「その悪魔が危険でないとは限らない」「毒を持って毒を制するやり方は良くない」などと異を唱える者も居た。
だが、魔王を超える力が手に入るのではないかと考えたグレイス王は学者の言葉を信じて悪魔を召喚する事を決め、召喚の義は執り行われた。

しかし、そうして呼び出された悪魔の正体は、「誰の命令も受けず、全てを無に帰す破壊と殺戮の化身」だった。
グレイス王の言葉にも一切聞く耳を持たず、王は断末魔の叫びを残して一撃で葬られてしまう。
そのままグレイス城も猛攻を受け、王国は滅びの末路を辿ることとなってしまった。
その後グレイス城は、現実の世界でも夢の世界でもない何処かで、永遠にこの末路を繰り返す無限地獄に陥っている。

また、城の兵士訓練場にはグレイス王の書いた格言が貼られている。
内容は、「まことに おそろしいのは おのれ自身の よわさである ———グレイス王」というもの。
そんな彼が、強さを求めるあまりに自らの国に滅びの末路を辿らせてしまったというのは、なんとも皮肉な話である。
彼が家族や国民のことを考えていたのは確かだとしても、最終的に力に目が眩んで暴走気味になった点は、暗君ともとれるだろう。
しかし、結局はこのような愚行に走らずとも、伝説の鎧を持っていた時点で大魔王からグレイス国が狙われることは避けられない運命であった。
より悪い結果にはつながってしまったが、鎧が辛うじて大魔王の手に渡らずに済んだのがせめてもの救いと言えよう。

ちなみに悪魔召喚の際の呪文は「マハ トラーナ ソテミシア レキダントラン ヒガンテ パラシコロヒーア」。
Ⅵにはこのような怪しい呪文がたびたび出てくる。
また、儀式の際に用いられた供え物はカエルの干物とヘビのスープ
あまりにいかにもなという供物だが、一応ちゃんと悪魔を召喚できたことからするとこれはこれで正しかったのだろう。