小説版Ⅲでは、ゾーマ率いる魔物軍団の幹部格として、8匹のモンスターが設定されている。
似たような肩書きの幹部としては【竜王六魔将】【バラモス四天王】があるが、これらも高屋敷英夫氏が考案した設定である。
多くの創作作品において、いわゆる悪の帝国には、こういった幹部クラスが設定されるのがお約束というものである。
しかし、アレフガルドに降り立ってからは中ボス戦がゾーマの城の3連戦しかないので、「いかにも幹部です」といった顔ぶれを数揃えるのはなかなか難しい。
そんな中、栄えあるゾーマ八魔将に選ばれたモンスターは以下のとおり。


作中では、バラモスがこの8匹の中で特に飛び抜けた戦果を挙げたため、魔王としての力を与えられ、地上世界への進行を命じられた、とされている。

このうちアークマージ以下の4匹は、アレルがアレフガルドに来た時点でオルテガによって討伐されているため登場しない。
また、トロルキング、ドラゴンゾンビも割とあっさり勇者一行に倒され、クラーゴンに至っては別働隊のカンダタとカーンに討伐されるなどと、【竜王六魔将】【バラモス四天王】に比べると若干扱いが悪い感じが否めない。

……ところで、【バラモスブロス】は?

最終更新:2013年10月05日 22:48