DQⅤ
概要
【主人公】、
【パパス】とその一族に仕える召使い。
パパスには忠誠を誓っており、パパスも彼をとても信頼している。
主人公を小さい頃から忙しいパパスに代わって世話をしたため、主人公を実の子のように思っている。
主人公が即位した後も、「坊ちゃん···いや◯◯◯◯王」とその時の癖が抜けきってない様子。
【グランバニア】の家臣で坊ちゃんと言えるのは彼くらいだろう。
家事が得意で、主人公の
息子と
娘も彼の料理は大好きらしい。
主人公の子供達をも立派に育て、両親探しの旅にも彼は同行した。
また、パパスと同じようにグランバニアの安全への気配りが行き届いている人物でもあり、
「城の中の安全は城の外への警戒あってこそ」という考えから、自身は城の外に住居を構えている。
そして、主人公の妻がさらわれた時は、真っ先に駆けつける。
たくましく成長した主人公を誇りに思う一方で、まだ子供のように思っているところもあり、少し口うるさい面もある。
パパスや幼少主人公と暮らしていた頃をやっぱり忘れられないようで その頃を懐かしんでは泣くことが多い。
「このサンチョ、今日ほどうれしい日は···うっうっ」が口癖。
パパスが
【サンタローズ】の村に帰って来た時、主人公に再会した時、
妻のお腹に子供がいると分かった時、子供が生まれた時等、事あるごとに口にする。
青年期後半になると流石に年のせいか、
【チゾット】の坂道や螺旋階段には息を切らせてしまう。
デザイン
茶髪で寸胴な小太りな体格をしていて、大荷物を背負い、片手に
【てつのやり】を携え、
腰に短剣をかけたりや袋を肩にかけたりしている重装備の旅路姿はSFC版、リメイク版共に大筋共通。
しかし、容姿はかなり異なり、SFC版ではフード式の兜を被って髪型があまりよく判らなかったが
リメイク版では被り物をせず髪型がよく分かるようになり
何よりもくりっとしたお目目に団子鼻のチョビ髭顔が特徴的。
余談だが、その顔つきはDQⅧ等に出てくる
【プークプック】にそっくりである。
戦闘能力
ステータスはHPと力が高く、MPも意外に伸びる。素早さが低めだが、
【ほしふるうでわ】を装備するとほぼMAXに近くなる。
習得する呪文の種類は少ないながらも補助呪文を使えるようになる。
また、リメイク版では
【くちぶえ】、
【とうぞくのはな】、
【しのびあし】など便利な特技を習得した。
特に口笛はモンスター集めには便利であるため、
【馬車】に入れておくプレイヤーは多いだろう。
なお、青年期後半に仲間に加えられるようになった際の初期装備は、
【おおかなづち】、
【おなべのふた】、
【ステテコパンツ】、
【シルクハット】と、かなり奇天烈な装いをしている。
ハッキリ言って、初期装備を身につけたサンチョを想像するとかなりアブナい。
もしかしたら石化した主人公のもとへ向かう際に慌てて装備したのかもしれないが
国王陛下の従者として、この変態そのものな格好はどうにかならないのか。グランバニアにとっては国辱モノである。
習得呪文
サンチョは元モンスター?
- 異常なまでの主人公一族への忠誠
- マーサには魔物を人間にする力がある
- 装備品や習得特技がモンスター寄り
- ジャハンナで息子がこのことを疑う
などから発足した、比較的有名な仮説。
ただし、公式からの明言がない以上、推測の域を出ない。
最終更新:2014年03月09日 02:16