DQMJ2、DQMJ2P、テリワン3D、イルルカ

ジョーカー2、テリワン3D、イルルカに登場する呪文。ネーミングは「reverse(裏)」そのまんま。
この呪文を使うモンスターはそのターンは必ず一番最後に行動する。消費MPは36。
使うと4ラウンドの間素早さの概念が逆転し、素早さが低いほど素早い行動や攻撃を高確率で回避できるようになり、
逆に素早さの高いモンスターは行動が遅くなる上に相手の攻撃を回避できなくなってしまい、攻撃も外しやすくなる。
また、【こうどう おそい】の特性を持つモンスターは【こうどう はやい】のモンスターと同様の行動順に行動し、
逆に「こうどう はやい」の特性を持つモンスターは「こうどう おそい」のモンスターと同様の行動順に行動するようになる。
その他しっぷうづきがターンの一番最後に攻撃するようになるが、捨て身だけはそのままの行動順なので要注意。
メカバーンやバベルボブルなど、素早さは低いが攻守に優れるモンスターを使用する際に使っていくといいだろう。
逆に相手が素早さの低いモンスターを使っている場合、この呪文を使ってくる可能性があるので警戒しよう。
AIが使うこともあるようだが、どのような状況で使うかは詳しく解明されてはいない。
【アンカーナックル】も逆転して最初に攻撃できるようになり、J2Pまでは全国大会優勝者も使う程猛威を振るっていたが、テリワンからはリバース下では威力が激減するようになった。

テリワン3Dでは、開始時にこれを使う事がある【いきなりリバース】の特性が登場。
対戦では確実に発動するため、リバース軸のパーティでは必須級となる。
こちらは【ダーククラブ】【コトブキーノ】などが所持している。

余談ではあるが、ポケモンシリーズには「使用ターンを含め5ターンの間、素早さの低いポケモンから行動する」という
この呪文とほぼ同等の効果を持つ「トリックルーム」なる技が存在する。
ポケモンプレイヤーはこの技を主軸に置き、素早さの低いポケモンで編成したパーティを
「トリックルームパーティ」略して「トリパ」と呼んでおり、戦術としても既にかなりメジャーなものになっている。
これにあやかってか、リバースを主軸に据えたパーティは「リバースパーティ」、略して「リバパ」と呼ばれる事も多いようだ。

またFFにも同名の魔法「リバース」が存在するが、あちらはダメージが回復に、回復がダメージにと反転する効果。
こちらとは似て非なるもので、むしろ【冥界の霧】に近い効果である。

最終更新:2014年03月07日 00:31