DQⅦ

過去世界で登場する村。漁業で生計を立てる小さな村で、浜辺に小さな灯台が建っている。
ストーリーを進めると村人がいなくなり、さらに【ハーメリア】【アボン】とともに水没するが、
水没前に【山奥の塔】を脱出していた漁師たちは灯台や船に避難しており、【海底都市】の情報を聞くことができる。
それにしても、主人公達が山奥の塔3階に到着してから5階に行くまでの間にフズまで戻っていた人たちの移動速度は、早過ぎるとしか言いようが無い。周りを岩山と川に囲まれた山奥の塔からどうやって脱出したのかも気になるところである。

現代のハーメリアでは【ろうがくし】の像が作られるなど、今回の一件はろうがくしの功績が重視されたようだが、フズの村民は【グラコス】を倒してくれた主人公達のお陰でこうして暮らせると感謝の意を示してくれる。まぁどっちが偉いと言う話では無いが。

現代では人口減によりアボンと同様廃れ、跡形も残っていない。
普通の村で普通に復興したのに現代であっけなく消滅してしまっているあたり、ドロドロの昼ドラを展開する【グリンフレーク】や、
度重なる厄災に見舞われ、プレーヤーに選択を迫る【ルーメン】とはまた違った虚しさを感じさせる。

最終更新:2013年12月09日 20:45