概要

【教会】によくいる人。
DQでは修道女のことを「シスター」と呼ぶが、何故「神父」は「ファーザー」と呼ばないのだろう…?

現実ではカトリックや正教系の教派ではこう呼び、プロテスタント系で同様の役職の者は「牧師」と呼ぶ。

本編シリーズ

神の奇跡か修行の成果か、毒を治したり、呪いを解いたり、死んだ仲間を生き返らせたりするすごい人。
Ⅳ以降は神のおつげを聞いたりおいのりをしてくれたりと、そのすごさに磨きがかかっている。
Ⅸの神父代理の台詞を見るに、電源の切り方も教えてくれていると思われる。
ゲーム世界の住人なのにゲームの外のことを知っているとは、もはや神の使いどころか、神の域である。
一方、初期は金が無い主人公に対して「ビンボーな人」呼ばわりし、死人、病人を見捨てるブラックな面もあった。
曰く、教会への寄付が神への感謝の証なのだとか。

教会の外でも修行の旅をしていたり、神の教えを広めたりしている。
事故現場やモンスターの襲撃後にも、被害者の治療や鎮魂のためであろう、よく見かける。
そういった神父はありがたい神の教えや行く先々の助言をしてくれる。
しかし、セーブのお祈りは割とどこでもやってくれるのに、町の住人を生き返らせたりはしない。
教会のような特別な施設の中でないとできないのだろうか?
それともやはり、生き返れる主人公達が特別なのだろうか?

トルネコ2

トルネコ2ではダンジョン内にうろついていることがある。
出現場所は【トロ遺跡】と、【不思議のダンジョン】50階まで。
神父がいる部屋には中央に十字架の配置された石造りのそれっぽい地形が用意されている。
50Gでダンジョン脱出、300GでHP回復、500Gで毒消し、1200Gで解呪をお願いできる。一度にどれか一つのみ。
HP回復は満タン時には最大HP+2になる。また、お願いをするとたまにパンを恵んでもらえる。
空腹時にはありがたい話だが、地面に放るのは勘弁してほしい。
ただ、そんな慈悲深い神父さんに危害を加えてしまうと「おお、天罰が下りました…」となる。
能力自体は最弱なので、バーサーカーのいるフロアではよく加害者を道連れにお亡くなりになられる。
なお、分裂の杖で増やすことも可能。増えた神父はそれぞれ別人?なので、お願いもその分可能。

また【身代わりの杖】で現れるのは「にせ神父」。外見だけは神父だが、中身はモンスターのまま。
普通の神父はモンスターの標的にならないのに、にせ神父はトルネコを無視してでも標的になる。
もしかすると、神に守られた神父がダンジョン内にいることが、モンスターには我慢ならないのかもしれない。

最終更新:2012年08月22日 07:59