概要

Ⅵに登場するモンスター。
修行を重ね、ベホマラーを唱えられるようになったぶちスライムの変種。
体色は緑の体にオレンジのぶちと、こちらも下位種に負けず劣らず気持ち悪い色をしている。
【ホイミスライム】【スライムベホマズン】など、自身が唱える回復呪文を名前に冠したスライムは多いが、
その中で【ベホマラー】を担当しているのがこいつである。……他のスライムと比べると、知名度の低い感は否めないが。
系統最上位種で、下位種には【ぶちスライム】【ぶちスライムベス】がいる。

DQⅥ

通常エンカウントでは【天馬の塔】の全域にのみ出現する。
その名の通り、通常攻撃の他にベホマラーを使いこなす。あとは防御したり、様子を見ていたりすることもある。
見ての通り攻撃能力が貧弱な上に、積極的にこちらに直接被害をもたらすようなタイプのモンスターではない。
最大HPや守備力が高いわけでもなく、ザキ以外の攻撃呪文にも滅法弱いため、かなり打たれ弱い。
さらになまじ【判断力】が高いため、HPが減らないとベホマラーを使わない。
そのため、一気に畳み掛けてしまえばベホマラーを使われるまでもなく倒せてしまえる場合が多い。
ちなみにこいつの取る防御行動は、
実際に「防御」という行動を取った後でないと軽減効果が発生しないという珍しいものだったりする。
なお、最大MPは20なので、ベホマラー(消費MP18)は1回しか唱えることができない。
落とすアイテムはスライムアーマー。

また、【スライム格闘場】のFランク2回戦では、【フロストギズモ】【マジックフライ】と共に登場。
お供の2体が氷の息やイオラなどで攻めてくる中、ベホマラーで粘られるのはちょっと面倒かもしれない。

こいつ自身はあまり目立つモンスターでもないわけなのだが、
出現場所の天馬の塔は、SFC版ではボストロールやキラーマシン2を仲間にするべく通うプレイヤーも多いので、
別の意味で覚えている人は多いのではないだろうか。
ただ、DS版では仲間モンスターシステムが廃止されたため、天馬の塔への再訪意義もほぼ消滅してしまった。
まぁ、スライム格闘場では続投している分、【レジェンドホーン】よりはマシな待遇と言えるだろう。
一応、DS版でも【モンスター図鑑】のコンプリートという新たな天馬の塔への訪問理由はある。

最終更新:2012年10月27日 18:03