DQⅣ
Ⅳにのみ登場するイロモノ武器。平和を願う女神の祈りが宿っているらしい。
攻撃力33、
【カジノ】でコイン1000枚で入手できる。
市販はされていないが、売却すると67ゴールドで売れる。
道具として使うと、敵1体をにっこり微笑ませて
【1ターン休み】にできる。味方が使える休み系効果ではおそらく初。
流石に範囲が狭すぎて活用はしづらいが、なんとFC版ではボスもにっこり微笑ませられる。
普通に殴ったときにも「にっこりほほえんだ」のメッセージが出るが、こちらは単なる演出であり相手は休まない。
武器の性能としては可も無く不可もなくと言ったところで、
入手時期と性能はそこまでバランスが悪い訳ではないのだが、コイン1000枚と言う価格に無理がありすぎた。
攻撃力33と言うのは
【モーニングスター】と同値なのだが、そのモーニングスターは
2章でも4章でもカジノ到達よりも早い段階で無理の無い価格で購入できる。
わざわざ1000コイン出してまで買って、ついてくるのがニッコリ効果だけというのはメリットが小さすぎる。
モーニングスター使用者の
【クリフト】と
【ミネア】だけでなく、魔法使い職の
【ブライ】と
【マーニャ】も装備できる。
こちらはそれまでの最強武器は
【どくがのナイフ】(攻撃力24)なので、攻撃力の面で言えば9も上昇しているのだが、
元々打撃攻撃力に期待されていないキャラであるため、どくがのナイフの麻痺効果とどっちが良いかは悩むところ。
カジノを利用できるようになって最速で入手してもこのような扱いだが、何故かその遥か後の
【闇の洞窟】でも手に入る。
この頃には他に強い武器がいっぱいあるので、まず使われない。
前述のボスにも通じるニッコリ効果は使えなくはないのだが、FC版はAIの仕様上この手の道具を意図的に使おうと思ったら
勇者に持たせて使うしかなく、勇者とライアンの2人がかり(タイミングによっては
【パノン】も)で実行できる
【まどろみのけん】戦法にどうしても見劣りしてしまう。
なお、こんなんでも一応「FC版のカジノ景品の店に売却して換金できるものの中でもっとも高価」と言う特徴がある。
大量にコインを稼げたならコイツを貰いまくって金を稼げるのだ。
もちろん、正攻法でコインを稼いでこんなことをしても効率が悪い事この上ないのだが、
【838861枚】技を使ってコインが湯水のように有り余っている状態ならばやってもいいかも知れない。果てしなく面倒だが。
ゲーム内の扱いはさておきネタとしては優秀で、四コマ漫画劇場にも多く登場したので知名度だけは割と高かったりする。
最終更新:2014年02月15日 13:56