概要

Ⅲから登場した、「ようすをみている」に代表される行動。
その行動を起こしても全く何も起きない。ただ無駄にターンを過ごしただけとなる。
敵専用だと思われがちだが、ⅢやⅥの遊び人の意味のない遊びや、Ⅳのトルネコのぼーっとするなどの特殊行動、
Ⅶのカシムやハディートなどの一部NPCの様子をうかがったりするなど、味方側の無駄行動も存在する。
また、Ⅶでは味方側の無駄行動特技(【ひつじのダンス】【しのび笑い】)が登場している。

その他、わかりにくいものに「必ず攻撃をミスする」というものや、「必ず呪文を失敗する」ものもある。
前者はⅤのおおきづちが初出で、メッセージは通常のミスが発生したものと同様のものが用いられている。
後の作品ではモンスターが攻撃のモーションも取るが、実際にはこの行動が選択された際には必ずミスをするよう設定されている。
後者はコロポックル族及びプチット族の面々(リメイクⅤのみ)が該当する。
こちらも残りMPに関係なく必ず失敗するように設定されており、実際にMPが足りていてもMP不足のメッセージが出る。
(コロマージの最大MPは19あるが、その状態であってもイオナズン(消費MP15)は必ず失敗する)
また、Ⅶに登場する突げきホーンとダッシュランが使用する【突きとばし】は、
Ⅵの同名のものとは異なり絶対に成功しないようになっており、これも実質無駄行動の一種と言える。
さらに、Ⅴのイベント戦でパパスがジャミ&ゴンズからの攻撃を何もせず耐えている場面もシステム上はこれに当たる。

メッセージパターンはかなり多く、またそれぞれの敵の個性が色濃く出ている行動もある。
以下はその一覧。ただし、【判断力】不足による実質的な無駄行動(呪文封じ状態で呪文を唱えようとする等)は記していない。
メッセージパターン 主な使用者
◯◯は ようすをみている。 くさったしたい、あくまのすなど
◯◯は ようすを うかがっている。 メガザルロック、マチルダなど
◯◯は まごまごしている。 さまようたましい、スライムベホマズンなど
◯◯は ぼーっと みている。 ベルザブル、ビッグスロース
◯◯は ボーッとしている。 ムーンフェイス、バブリン系など
◯◯は ヌボーっとしている。 ヌボーン系
◯◯は どうしていいか わからない。 スモック、ショウカクなど
◯◯は どうしていいのか わからない! ゲロンガー、フェイスボールなど
◯◯は わらっている。 わらいぶくろ、わらいぐさなど
◯◯は ヘラヘラ わらっている。 メガボーグ、リンリン系など
◯◯は ぶきみに ほほえんでいる。 ばくだんいわ系、のろいのランプなど
ゴールデンスライムは ゆうがに ほほんでいる。 ゴールデンスライム
◯◯は わらいながら 武器を なめまわしている。 トロル系(Ⅸ)
◯◯は わらいながら 持っている武器を なめまわしている。 トロル系(Ⅷ)
◯◯は かおを あらっている。 ねこまどう、ジャガーメイジ
◯◯は のんびり かおを あらっている。 しましまキャット系
◯◯は たのしそうに じゃれている! プリズニャン、ベロニャーゴ
◯◯は ちょうはつしている! タイガーランス系
フラワーゾンビは 自分の歌に よいしれている! フラワーゾンビ
◯◯は 手を すりあわせている。 ハエ男系(Ⅷ)
◯◯は 夢中で 絵をかいている。 プチアーノン、だいおうキッズ
◯◯は フワフワしている。 モーモン、マポレーナ
◯◯は グラグラしている。 スライムタワー、ゴールデントーテム
◯◯は 中で 言い争いをしている! バベルボブル、モビルフォース
◯◯の こうげき!
ミス! △△は ダメージを うけない!
おおきづち、コロファイターなど
◯◯は ☓☓を となえた!
MPが たりない!
コロマージ、プチプリーストなど
プチヒーローは アルテマソードを はなった!
MPが たりない!
プチヒーロー(リメイク版Ⅴ)
◯◯は 不敵に わらっている。 暗黒神ラプソーン、堕天使エルギオスなど
◯◯◯◯像は するどい視線で にらみつけている! ◯◯◯◯像
ゼシカ像は 余裕の笑みを 浮かべている! ゼシカ像
ククール像は すべてを悟った顔で 辺りを ながめている! ククール像
ヤンガス像は ニヤニヤ わらいながら 様子を みている! ヤンガス像
ドルマゲスは 高らかに わらっている。 ドルマゲス
キラーパンサーは なにかを おもいだそうとしている! キラーパンサー(Ⅴ魔物のすみか)
パパスは ただ ジっと たえている! パパス(古代の遺跡・イベント戦)

最終更新:2013年01月09日 12:13