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DQⅦ

Ⅶに登場する、キャラクター兼ボスモンスター。
【ヘルバオム】の根っこにくっついていたという虫で、【シーブル】にペットとして飼われている。
最初はかなり小さかったのだが、シーブルに美味しいものをたくさん貰ううちに瞬く間に大きくなっていった。
シーブルはいたく可愛がっていたのだが、住人の間では三度町を危機に陥れる怪物ではないかと懸念されていた。
そこで住人からチビィを退治するよう依頼されるが、この時取る行動によってシナリオに分岐が生じる。
最終的に【ルーメン】の町が滅びるかどうかは、この時の判断によって決定される。

ちなみにグラフィックは【サンドワーム】と同じ。住人が忌避するのも仕方のないことではあったのだろう。
また、【モンスター大図鑑】によると、体色は違えどチビィも種族的には【ヘルワーム】であるとのこと。

選択による展開の分岐

チビィを退治する選択をし、チビィを倒した場合

住人からのチビィを退治して欲しいという依頼を承諾すると、こちらのルートになる。
このルートを選択する際には、住人から再三にわたって「本当にいいのか?」と問われるので、中にはそれで選択を改めた人も居るかもしれない。
それでもこの件を承諾すると、シーブルが寝ている夜を待ってから屋敷でチビィと戦闘になる。
チビィを倒すと、直後に襲撃してくる【ヘルワーム】というチビィそっくりの虫の大群が町を襲撃。
逃げ場を失った主人公たちとシーブルは町のはずれの井戸に逃げ隠れ、一夜を明かすことになる。
そして翌朝、井戸から出ると町は完全に滅んでしまっている。

このルートを辿った場合は、シーブル一人だけが生き残り、町は滅んでしまう結末となる。

チビィを退治する選択をし、チビィに敗れた場合

【やみのドラゴン】【ヘルバオム】を倒したパーティなら負けることはまずないとは思われるが、チビィとの戦闘で全滅した場合は、教会送りにはならずにそのままイベントが進行することとなる。
展開は、後述する「チビィを逃がす選択をした場合」とほぼ同じ展開となり、すぐにチビィを逃がしに行くことに。
そして直後にヘルワームの大群が町を襲撃し、チビィが身を挺して群れを退け、自らは命を落とすこととなる。

このルートを辿った場合は、下記の「チビィを逃がす選択をした場合」と同様に、現代のルーメンが滅ばない展開となる。

チビィを逃がす選択をした場合

住人からのチビィを退治して欲しいという依頼を断り、その旨をシーブルに伝えるとこちらのルートになる。
住人たちが退治しにくる前にチビィを逃がすことになり、夜を待ってから【ルーメン東の丘】に逃がしに行くことになる。
すると直後にヘルワームの大群が町を襲撃し、町が三度目の滅びの危機にさらされる。
が、主人公たちとシーブルがヘルワームの大群に包囲されると、突如チビィが助けに現れる。
そしてチビィが身を挺してヘルワームの群れを退け、町は守られる。
だが、その代償にチビィは命を落とし、町の人々も自らの過ちに気づくことになる。

このルートを辿った場合も、現代のルーメンが滅ばない展開となる。
また、現代ではチビィが英雄として語られており、ヘルワームだけでなく闇のドラゴンやヘルバオムもすべてチビィが倒したことになっている。
そればかりか主人公一行はチビィの手下にされてしまっており、プレイヤーは苦笑いを禁じ得なかったであろう。
ただしさすがにチビィが魔物であることは伝わっていなかったようで、英雄にしては変な名前と言われることも。

戦闘能力

上記の通り、住人の退治依頼を承諾するとチビィと戦うことになる。
戦ってみると意外に強く、全ての面で通常のヘルワームを上回る実力を持っている。
特にHPはヘルワーム2.5倍、守備力は1.5倍もあり、さらに眠りに完全耐性が付き、どとうのひつじなどにも強くなっている。
1~2回行動かつ完全ローテーションで行動する。
行動パターンは、糸はき → 通常攻撃 → 通常攻撃 → 糸はき → 甘い息 → 通常攻撃 の順。
【糸はき】はこの系統のモンスターのみが使う特殊攻撃で、1ターン休み系の技。こちら1人を行動不能にする。
とはいえ、普通に戦ってれば長期戦になることはあっても全滅することはないはず。
効率よく倒すなら、守備力が高いのでルカニを唱えたりかまいたち等で攻めるといい。攻撃呪文も全て良く効く。
ヘルワームとは異なり毒の息を吐かないのは、シーブルの愛情を受けてすくすく育った結果なのだろうか。

ルーメンの第三の災厄について

見た目で物事を判断し、無実の者を虐殺するのは【レブレサック】の住民と同じこと。
しかも主人公達はルーメンが滅びることを知っている(=固定観念+極限状態)ため、判断条件はレブレサックの住民とほぼ同じ。
その中で本当にチビィを倒すか、チビィを最後まで信じ切れるかどうかはプレイヤー次第。
Ⅶは人の内面の醜さを体現しているが、その決断をプレイヤーに委ねる辺り、このイベントの構成は上手いと言えるだろう。

実際は「チビィ=悪玉」と思い込みチビィを倒す人もいるし、普通に倒さない人もいる。
また倒すと答えると三回も確認され、倒さないと答えるとそのまま話が進むため、ここで分岐シナリオだと気付く人もいる。
いずれにせよ殺した人は殺さずに済んだことに気付かず、殺さなかった人は殺せたことに気付かない場合が多い。
ネットなどで自分の意見が多数派かを調べる人も多いが、実際にどちらが多いのかはよく分からない。
また、町が救われた後には主人公達にチビィの討伐を依頼した男から
「自分達の判断が間違っていたことは認めるが、町を守るために自分達がしようとしたことまでが間違っていたとは思わない」といった風なセリフを聞くことができる。
判断を要求された時点ではどちらの選択も「間違いだ」と断言できるものではなかったのだから、ある意味ではこの男の言葉が一つの真実なのだろう。
どちらの選択にも、選ぶ上での「理」は存在する。

ちなみに、ルーメンが滅びても買い物や移民集めに若干の支障が出るだけでクリアには何ら影響はない。
モンスターパークも存在するし、【チビィの形見】もちゃんと手に入る。
自分の手で殺しておいて、形見も何もあったものではないが……。

3DS版

依頼を一度断り、もう一度話し掛けて依頼を受け、更にチビィに敗れることで「過去の冒険」が一番多く記述されるようになる。
過去の冒険を多くしたい人は注意すること。