概要

Ⅲに登場するボスモンスター。
【ゾーマの城】を守る巨大な竜の魔物。
【やまたのおろち】の色違いで、紫の不気味な色合いをしている。
ゾーマの城にて主人公の父【オルテガ】と一騎打ちをし、彼を殺害することになる魔物で、主人公にとっては仇敵となる。


DQⅢ

【ゾーマの城】にて出現する。
【ゾーマ】戦直前の三連戦の、最初の相手として戦うことになる。
FC版とリメイク版とで、微妙に仕様が異なっている。

共通する特徴は、攻撃手段と完全2回行動という点。
通常攻撃の他に【かえんのいき】を吐いてくる。
ただ、この時点では火炎の息程度ならさして痛手にはならないはず。
やや高い攻撃力にさえ注意すればそれほど警戒すべき相手ではない。
スクルトとフバーハさえあれば被ダメージはかなり抑えられるし、
火炎の息は威力も使用頻度もそう高くないので、炎耐性の装備があればフバーハもいらないくらい。
賢者の石を適宜使用すれば、全滅に至るほどの苦戦を強いられることは少ないだろう。

ただしキングヒドラはメラ、ギラ、イオ系に完全耐性を持っている上、ヒャド系呪文にも多少強い。
逆にバギ、デイン系には耐性を持っていないため、もし呪文を使うようならこれらの系統の呪文で攻めるといい。
ちなみに一番この呪文攻めをしやすいのは勇者だったりする。
(直前のイベント戦でオルテガがこれらの呪文を使っている他、勇者自身もデイン系の使い手で、さらに王者の剣でバギクロスを発動可能)

また、ルカニが高確率で有効なので、この後の連戦に備えてMPを節約するためにも打撃メインで戦うのもいいだろう。
ちなみにラリホー系には完全耐性を持っていないため、たまに眠らせられることもある。

なお、FC版では毎ターン100の【自動回復】持っていたが、リメイクでは自動回復が消えた代わりに各種ステータスに強化が施されている。
特にHPと守備力は大きく上昇しているため、消耗戦になりがちなのが厄介なところ。
落とすアイテムは【ドラゴンメイル】(確率:1/128)。

ステータスは以下の通り。
HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 備考
FC版 550 0 240 50 50 毎ターンHPが100回復
リメイク版 1600 280 150

また、リメイク版では隠しダンジョン内にて他のモンスターと一緒にザコ敵としてウロウロしている。
周りの敵に比べると攻撃手段が貧弱なので危険は少ないが、なにせHPが多いためにしぶとい。
いたずらに戦闘が長引くためにイライラするかもしれない。
もちろん倒すのは後回しにしよう。攻撃手段が貧弱で、かつしぶとい敵は後回しにするのが鉄則。
他の危険な敵を退治して安全を確保してから、ゆっくりコイツの相手をするのが良い。
ただし、攻撃力はそこそこ高いので【ダークトロル】と同時に現れた際にはバイキルトに注意。

なお、冒頭に載せた通り主人公にとっては父の仇にあたるわけなのだが、搦め手もなければセリフもないため、Ⅴの【ゲマ】のような憎らしい印象は無い。
むしろ【あやしいかげ】が化けていることがあるため、そのことで憎まれることの方が多い。

ちなみにFC版ではオルテガとの一騎討ちで、希にオルテガが勝ってしまうことがある。
その場合でもオルテガは最後の力を使い果たしたとして死亡し、勇者たちの前には後で二体目?のキングヒドラが現れる。

テリワン3D

Sランクに落ちたやまたのおろちに代わってドラゴン系のSSランクに収まって再登場。
やまたのおろちに魔壺インヘーラーを配合すると生み出せる。インヘーラーの入手までが長いだろう。
やまたのおろちに比べ、1~2回行動に減った分能力が上昇。特にHPは3000手前まで伸びる驚異的な値。
やまたのおろち同様の炎ブレスブレイクと、FC版の自動回復の再現か「自動HP回復」も持つ。
さらに+25で「まれにハイテンション」、+50で「メラブレイク」も持つようになる。
また、魔戦士メイザーを配合すると竜皇帝バルグディスを生み出せる。
所持スキルは「ブレス」と何故か安っぽい。別のスキルを受け継がせよう。

DQMBV

【レジェンドクエストⅢ】の第七章「遺志を継ぐ者」で登場。
基本的な攻撃は【やまたのおろち】と似通っているが、炎属性を持った2回攻撃「フレアバイト」が厄介。
また、全ての口から一斉放出される「もえさかるかえん」にも注意。
加点される【ギガデイン】などを上手く用い、とどめの一撃で締めよう。

最終更新:2013年12月12日 20:49