概要
DQⅣから
【AI】と共に導入されたシステムで、文字通り味方に戦略の方針を示すためのもの。
シリーズによってその性質は異なるが、要するにAIにどういった行動を取らせるかを決めるものである。
本編シリーズのみならず、外伝作品でも様々な作戦が登場しており、
これらを上手く使いこなせば戦闘や冒険をスムーズに進めることもできるようになる。
それぞれの作戦の詳しい内容・行動パターンなどについては、
【作戦(一覧)】のページから各作戦のページを参照。
本編シリーズ
Ⅴでは
【いろいろやろうぜ】が削除され、
【めいれいさせろ】が登場。
これにより、Ⅲ以前のようにプレイヤー自身がパーティ全員の行動を直接指示することもできるようになった。
平時はAIに任せた作戦、厄介な敵やボス戦などの時は「めいれいさせろ」で戦うなど、
状況に応じて臨機応変に戦略を変えることができるため、「作戦」の利便性が一気に向上した。
また、敵の中に
【主人公の声真似】をしてこちらの作戦行動を妨害するモンスターも登場している。
Ⅵでは
【じゅもんせつやく】が削除され、
【おれにまかせろ】が登場。
基本的な仕様はⅤの時から変わっていないのだが、
Ⅵでは
【転職】システムによって誰でも様々な呪文・特技が習得可能となっているため、
最終的にはAIに任せるとみんな似たような行動しか取らなくなってしまう。
もっとも、やり込みでもしない限りはそこまでのことになることは少なく、
本編中にキャラに合った職業を中心に選択していれば、クリア前までならその限りではないのだが。
なお、「主人公の声真似」をするモンスターもⅤに引き続き登場している。
Ⅶでは作戦のラインナップにはほぼ変化はないが、「一人一人に個別に作戦を指定」できるようになった。
例えば、ガボは「ガンガンいこうぜ」、メルビンは「バッチリがんばれ」、マリベルは「いのちだいじに」で戦え、
といった具合である。二人にAI行動の作戦を出して、残りの一人だけを「めいれいさせろ」にすることも勿論可能。
これにより、さらに作戦の利便性は向上し、戦略の幅が広がることとなった。
また、このシステム変更に伴い
【みんながんばれ】は
【バッチリがんばれ】へと変更された。
なお、各作品のリメイク版では作戦の種類や仕様に変更が成されている。
リメイク版Ⅳでは「いろいろやろうぜ」と「じゅもんせつやく」に代わって、「おれにまかせろ」と「めいれいさせろ」が導入された。
リメイク版Ⅴでは「じゅもんせつやく」に代わって「おれにまかせろ」が導入された。
また、DS版Ⅵを含めて全てのリメイク作品でⅦ以降と同様に「個別に作戦を指示する」ことが可能になり、
当然「みんながんばれ」も「バッチリがんばれ」へと変更されている。
モンスターズシリーズ
不思議のダンジョンシリーズ
こちらでは、ダンジョン内での仲間モンスターの動きを制御するために使用する。
「自分に同行しろ」「ここでじっとしていろ」「危なくなったら逃げろ」などといった感じである。
仲間モンスターは独自の判断で勝手に敵とも戦うため、安全に冒険をするならこれらの作戦による制御はほぼ必須となる。
モンスターの特徴をよく理解してそのモンスターに適した作戦を指示すれば、かなり有効な戦略を生み出すことも可能。
【ゆうれい】に壁の中で
【ここでまってて】と指示するなどが、その代表と言えるだろう。
スラもり2
勇車バトルの際に用いられる作戦として登場。
ゲームの仕様は異なるが、「どんな戦略で戦うか」を指示するものという点は変わっていない。
なお作戦の数はかなり多く、その全てがスラもり2独自の作戦である。
中には特定のキャラクター専用の作戦というものも存在する。
最終更新:2013年08月25日 10:48