DQⅠ、Ⅱ
天上から
【アレフガルド】に降り立ち世界を救った伝説の勇者。
本名は忘れ去られてしまっているのが何とも皮肉。
男か女かすら定かでは無い様だ(まあどっちでも選べるわけだが)。
Ⅰの勇者、そしてⅡの3人の王子と王女はそのロトの子孫である。
ロトの残した武器や防具は数百年の時を経ても全く衰えておらず(
剣は微妙なところだが)、子孫たちはこれらの武具を身に纏い
【りゅうおう】、そして
【ハーゴン】へと立ち向かう。
ちなみに英名は
【Erdrick】。
DQⅢ
アレフガルドに古くから伝わる、まことの勇者にのみ与えられる称号。
主人公は大魔王
【ゾーマ】を倒した事で、
エンディングにてラダトーム王からこの称号を賜るが、
仲間に何も言わずに城を去り、そのまま行方不明となってしまう。
ただ、後の時代に子孫がいるので一応子供は居るらしい。
ゾーマに破壊された王者の剣を作り直し、
奪われた王家の宝である光の鎧と勇者の盾を取り戻し、
更には魔法の鍵をアレフガルドに伝え、
そして大魔王ゾーマを討伐してアレフガルドの世界に光を取り戻す……と、
余りにも多すぎる功績を残した。
1度クリアしてロトの称号を得た後のデータでは、主人公の職業が「ゆうしゃ」から「ゆうしゃロト」に変わっている。
また、リメイク版では冒険の書を選ぶ際の名前に「.ロト」が付くという、中々ニクい演出が追加された。
また、クリア後であれば勇者を
【ルイーダの酒場】に預けることができるようになり、勇者抜きのパーティも組めるようにもなった。
ただし、この仕様は勇者に
【バシルーラ】が効くことも意味するため、
ロトの称号により弱体化する一面もあったりする。
なお、
【せんしのゆびわ】の存在からロトに仲間が居た事は確かなのだが、
彼がどのようなパーティ構成で大魔王を倒したのかについて歴史は語っていない。
ロトの紋章
名前はアレル。初登場時は成長した姿で登場しているが、アリアハンを旅立つ時はⅢの勇者の格好をしていた。
過去のゾーマ戦と
【オメガルーラ】発動時に幻影として姿を見せている。
ゾーマを圧倒する力と、ギガデインを使用していた。
仲間は戦士、武闘家、賢者の構成。
地上に戻り、次に来る災厄を危惧して自分たちの技術を広めた。
この3人は後にケンオウ(剣王・拳王・賢王)と呼ばれている。
本作中ではロト自身は2男1女を生しており、男子2名は主人公アルスのカーメン王国とアランのローラン王国の祖となり、女子は死産としてアレフガルドで匿われて、その子孫にアステアがいる。
なおロト自身の遺物はと言うと、武具一式の他にロトが使っていた剣術があるが、全てローラン王家にしか伝えられていない。
武具はともかく、剣術は全員に伝えろよ。
もっと優秀な流派があったので廃れた…とか言うならともかく、ジャガン(アラン)とアルスの対決のシーンを見るにロトの剣術の方が数段優れていたようなので、伝えない理由が無い(その時点でのジャガンとアルスの実力そのものの差もあるが、アルスを圧倒した際にジャガンが剣術の話をし始めたので、剣術自体にも差がある様子)。
最終更新:2013年12月29日 14:34