DQⅦ

Ⅶに登場するキャラクター。漢字で書くと老楽師だろう。
過去の【ハーメリア】のシナリオに登場する。
かつて犯した過ちを償う為、【トゥーラ】を弾くことにより発現する不思議な力で
魔物に苦しめられている人々を助ける旅をしている。
占いも得意らしく、どういうことが起こるかかなりの精度で予知することが出来るらしい。
また、任意の場所に旅の扉を作ることが出来、好きなところに繋げられるなどかなりのチート能力を有している。

グラコスの手により【アボン】【フズ】、ハーメリアの町が大陸ごと水没させられることを予知し、
その予防策として人々を塔に避難させ、主人公たちと共にグラコスを打ち倒し3つの町を救った。
現代のハーメリアでは、その一連の出来事が伝説として知られており、町の中央には彼の石碑が立っている。

トゥーラで不思議な力を使える彼だが特筆すべきはその跳躍力で、
彼は旅の扉を用いてハーメリアで町人を避難させた後、彼自身も旅の扉に入るのだが、
その時には幅が推定4m以上で高さが2m以上はある噴水を軽々と飛び越えている。
すごいおじいちゃんだ。

その正体は、かつてユバール一族から姿を消した【ジャン】としか思えないのだが、
本編中では老楽師=ジャンとは明言されておらず、
マリベルもガボも「彼はきっとジャンだ」とは言わないが
「どこかで見たことがある」と繋がりに気づいてるそぶりはある。
しかしトゥーラと言うあんな分かりやすい特徴があって気づかないのはどうなんだろうか。
一応、海底都市クリア後にアボン村の村長宅二階の女性に話しかけると、
「あの楽師のおじいさん 名前はジャンって いうんだって」というセリフを聞くことができる。
ただ、マリベルもガボもその名前に反応はするものの、彼があのジャンだという確信はしていない。
ジャン自身も最初こそはかつて世話になった者達に似ているとしか言わないが、
【グラコス】の元に駆けつけた時には主人公の名前を呼んだりするので、思い出しているフシがある。

ハーメリアなどの町を救った後、彼は魔物から人々を守ることを引退し、
トゥーラの技術を後世に残すために余生を送ったようだ。
おそらくは彼の技術が代々受け継がれ、最後に【マーディラス】【ヨハン】に伝えられたのだろう。
ヨハンはユバールの伝説の弾き手の血を引いているとされるが、託された子らしいので、
ハーメリアに来る前にジャンがどこかで子供を作り、
それが回り回ってジャンの技術を受け継いだ弟子の元にヨハンが来たと考えるとロマンがある。
まぁその場合は子供と妻を捨てたクズ男という誹りは免れないが。
もちろんジャンが老齢になってから作った子孫という可能性もある。

戦闘能力

【グラコス】戦になると、NPCとしてパーティに加わり、
ベホイミやイオ、天使のうたごえで主人公らをサポートする。
頭はいいので無駄な行動をすることは無いが、たまに回復して欲しいときに攻撃したりする。
とはいえ、グラコスの強烈な攻撃を代わりに受けてくれるし、
残り一人になっても天使のうたごえ連発で生き返らせてくれたりするので、
数多いⅦのNPCの中でも特に役に立つキャラだろう。
戦闘に参加できるのは原則としてグラコス戦のみだが、一度全滅すれば雑魚戦に参加させることも可能である。
HPは表示されないが、65000もあるらしく、さらに何故か守備力が異常に高い。

3DS版

噴水ジャンプがカットされている。
通常攻撃ではトゥーラの音でダメージを与えていることが分かるが、
10前後のダメージしか出ないので、イオを唱えてくれた方が有り難い。

最終更新:2013年12月14日 23:36