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ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するキャラクター。

【超魔生物】と化した【ハドラー】率いる【オリハルコン】製のチェスの駒から生み出された金属戦士軍団【ハドラー親衛騎団】の一人。
女王(クイーン)の駒より生み出された親衛騎団のリーダー格を務める高潔な紅一点。
親衛騎団の頭目格という立場上 他の親衛騎団達を纏め上げる事が多いが、取り分け血気盛んな性格の【ヒム】の扱いには苦労している模様。

ハドラーの命令を忠実に応える中、自らがハドラーの為に尽くす駒であるという立場の壁にこだわりながらも、ハドラーに対して儚い想いを胸の内に秘めていた。
そういった女性らしい一面をマァムからも指摘されるが、立場の壁にこだわるあまり周りが見えなくなっている節があり、ハドラーに抱く愛という感情を否定し続けていた。
また、他の親衛騎団達がハドラーの意思をそのまま尊重する一方でただ一人、ハドラー自身の意思に逆らう事になってでも、余命幾ばくもないハドラーの存命を強く願っていた。
故に、自らが要注意人物と認識していたヒュンケルや【バラン】を先走って始末しようとしたり、ハドラーが【バーン】に反旗を翻した後も、密かにハドラーの意思に背いてでもバーンに懇願してハドラーを救って貰おうと考える等 半ば独善的な行動や意向もが度々伺える。

人物

女王の駒から生まれただけに女性然とした落ち着き払った振る舞いをする事が多いが、きっぱりとしていてプライドが高く、結構厳しい性格。
前述通り女性らしい部分も伺えるが、【ザボエラ】のような愚劣な輩は勿論、生易しい態度をとる相手も虫酸が走るというキツイ一面も。
また、気分が高揚すると高慢になり高笑いしながら相手を見下す節があるので、【フェンブレン】程でないにせよ、親衛騎団の中ではやや鼻持ちならない印象が見受けられる。
そういった部分はハドラーが抱いていた精神的な「奢り」の名残であり、また生易しい馴れ合いを嫌う部分も彼の精神を投影されていたが所以なのかも知れない。

能力

親衛騎団随一の圧倒的なスピードを誇り、普段はマント状の外甲の中に両手両足を収めて本来の力を封印・セーブしているが、ひと度全力で戦う際にはそれを展開し、只でさえ凄まじいスピードと呪文の威力を最大限発揮する(当然手足が自由になる以上、その超速を活用した格闘戦も行えるようになる)。

生まれつき【ギラ系】呪文を極めていて、外甲を閉じている間は全身から多角的に【ベギラゴン】のエネルギーを散らす【ニードルサウザンド】を繰り出す。
外甲を展開し両手が使える時は、ベギラゴンのエネルギーを片手に一点集中させて放つ【サウザンドボール】を繰り出す事が可能となる。
加えて、口の中には毒針が仕込まれており、それを標的に吹き付けてダメージと毒を与える小技も持ち合わせている。

戦いの経緯

対魔王軍前線基地の港町サババで他の親衛騎団共々襲撃してきた時、ヒムとの対戦で意固地に走るノヴァをニードルサウザンドで撃墜後、主賓たる【ダイ】達に自らと言葉の喋れない【ブロック】を代わりに紹介。
ダイ達一向が全員揃った所で、ヒュンケルに額をぶち抜かれたヒムを窘めた後にヒュンケルと対戦を繰り広げる。
女性ということで遠慮のあったヒュンケルを同様に窘めると同時に、自分達の布石の有利さを見せつけ、いざ戦闘に入った時にもその圧倒的なスピードで彼を圧倒。
ヒムと戦うダイがを引き抜けない様子に余裕をかますが、ヒュンケルの槍の一閃を頭飾りに擦られる。
それからダイとの連携でヒムに【虚空閃】を繰り出そうとするヒュンケルに対して咄嗟に毒針を吹いて、ヒムの核(コア)への虚空閃の直撃を阻止した。
その後、互いが負傷を負ったメンバーの手当の為に戦いの体制を整え直すべく一時集結。
仲間達と作戦会議を行なった後、他のメンバー共々再び戦闘開始するが、その時にはこれといった行動を起こさなかった。

それから打倒アバンの使徒に昂り続けるヒムを引き止める中、ハドラーの命令で一時撤退後、負傷したメンバーの体の修復を依頼。
後に他の親衛騎団共々死の大地の守護を命じられるが、ダイの為に捨石になろうと突き進むバランとそれを引き止めようとするヒュンケルの一騎打ちに割って入り、両者とも纏めて始末しようとするが、標的を彼女に咄嗟に切り替えたヒュンケルによって右肩を抉り取られる重傷を負う。

ハドラーが自らの誇りを示すべくアバンの使徒の下へ立ちはだかった時には、【マァム】とタイマンで対峙する形になった(本来ならば【レオナ】も一緒に連れていく筈だったが、ゴメちゃんに阻止されていた)。
ハドラーの目的を聞かされ戦いを躊躇い手を差しのべるマァムを一蹴し、彼女だけならずダイを含む他のアバンの使徒達を 自分一人で全滅させてバーンに懇願しようと目論み、ハドラーの命令に反してでも彼の命を救おうとする自らの独断と意向を語り、全力で猛然とマァムを倒しに向かって来る。
それでも尚マァムに戦いを躊躇われ説得を続けられるがその言葉は最早届かず、決意を新たにしたマァムと決闘にもつれ込む。
【魔甲拳】で武装したマァムに体の一部を砕かれ、自らの必殺技を尽く凌ぎ切られるが、持ち前の超速をフルに活かして
さながら超速の結界を展開するようにヒット・アンド・アウェーを繰り返し、マァムをいたぶり続け再び優位に戦いを運んでいた。
だが、マァムの機転によって仰向けになった状態を刺し貫こうと向かった矢先に、咄嗟に彼女が砕いた魔甲拳の装甲の破片をまともに被弾し大ダメージを負った。
マァムから自らの敗北を宣言されながらも一矢報いろうと突撃するが、先のダメージで速度は半減し、マァムの武神流猛虎破砕拳を受けた事で核(コア)を貫かれ敗北。
その後、マァムを雑魚と侮っていた自らの敗因や互いの力と想いの強さの違いを認め、自らの目的が果たせなかった無念を漏らしつつも、マァムにハドラーの最後の勇姿を代わりに見届けて欲しいと願い、間もなく爆散する末路をマァムに気遣い散っていった。
終始主(ハドラー)の駒としての立場にこだわり、一女性としての存在を否定し続けてはいたが、その想いは紛れもなく女性としての「愛」そのものであった…。