概要
主人公はプレイヤー自身である、というコンセプトのDQシリーズでは、エンディング内でも一定の範囲で自由に動けることが多い。
Ⅲ以降ではエンディング終了時にセーブが行われる。
(FC版Ⅳを除く。PS版ⅦではED中に特定の手順を踏むとセーブされる)
そのセーブデータでゲームを再開すると、クリア後の特典がついたり、クリア後にしか体験できないイベントや
隠しダンジョン(裏ダン)を体験できたりする。(
【クリア後】を参照)
DQⅠ~DQⅢ
Ⅰ~Ⅲのロトシリーズでは、ラスボスを倒しても城の王様に会うまでの間は自由行動であり、魔物のいなくなった(エンカウントの発生しない)平和な世界を思う存分満喫することができる。
エンディング内では基本的にHPが減ることは無く、毒の沼やバリアなどは入ってもダメージを受けなくなっている。
ただしⅢでは
【ギアガの大穴】が塞がってしまうため、行動範囲は
【アレフガルド】のみとなり上の世界には戻れない。
なお町の人に話しかけるとほとんどの人が同じようなセリフしかしゃべらないが、Ⅲでは特定の人に話しかけると、Ⅰとの繋がりを感じさせるセリフを幾つか聞くことができる。
DQⅣ
ストーリー重視となったⅣ以降では一転して、自由行動できる範囲は狭められた。
Ⅳでは
【天空城】の内部のみ自由に動けるが、城を出ると後はThe Endまでコントローラ放置で自動で進む。
仲間と主人公が気球でそれぞれの故郷に帰っていくという内容だが、セリフ・メッセージは一切無い。
DQⅤ~DQⅦ
ⅤからⅦまでも似たような内容で、空飛ぶ乗り物で各地を回るが、Ⅳと違い、各地で町の内部に限って自由に動くことができるようになった。
特定の人物との会話イベントの後、町(または部屋)を出たところで次の場所へ移動する形式である。
Ⅶでは、このエンディング中でしか手に入れることのできない
石版が存在する。詳細は
【こわれた石版】を参照。
DQⅧ
Ⅷでは世界各地のツアーが無くなったが、
【トロデーン城】および
【サヴェッラ大聖堂】(裏EDでは
【法皇の館】も)でのみプレイヤー操作で動き回れる。
きれいな状態のトロデーン城を動き回れるのはED内のみである。
同作ではクリア後のイベントをこなすことで、通常のEDとは異なる裏EDを見ることができるようになる。
DQⅨ
Ⅸでは
【To be continued】と表示される通り、EDはストーリーの終わりではなく、ED後の世界での物語が新たに始まる。
そのためか、ED内では自由に動き回れるシーンがなくなり、ラスボスを倒すとTo be continued表示までそのままストレートで進む(メッセージ送りは一部を除いて手動)。
最終更新:2013年12月07日 12:53