概要
【ラスボス】を撃破し
【エンディング】を迎えた、つまりゲームとしてクリアした後の状態。
エンディングが終わるとクリアフラグが使用中のデ一タにセーブされる(PS版ⅦはED中特定の手順を踏んでセーブ)。
そしてそのセーブデ一タでプレイを再開すると、クリア後にしか体験できない
【隠しダンジョン】・
【隠しボス】やイベントなどの要素が解放される。
ただしⅧ以前では、ゲーム内の世界はラスボスを倒す前の状態に戻っている。
現在ではこれらが恒例化しているが、クリア後の特典が初めてついたのはFC版Ⅲである。
DQⅢ
クリア前にはパーティから外せなかった
【主人公】(
【勇者】)を外せるようになるという特典がつく(バシルーラが効くようになる弊害もあるが…)。
これによって遊び人4人など、全員同じ職業のパーティなども可能となる。
なお主人公の職業欄は「ゆうしゃロト」に変化している。
リメイク版では先に発売されたⅤやⅥに倣って隠しダンジョンが追加された。
【竜の女王の城】の窓から差し込んだ光から天界へ行くことができ、そこに隠しダンジョンがある(
【謎の洞窟(Ⅲ)】【謎の塔】)。
最深部にはボス
【しんりゅう】がいて、一定ターン以内で倒すと選択肢の中から選んだ特典を得ることができる。
その中の1つには新たな
【すごろく場】も含まれている(ガラケー版を除く)。
しんりゅうとは何度でも戦うことができるが、ターン制限は戦うごとに厳しくなっていく。
DQⅤ
隠しダンジョンが初登場した作品。
ラストダンジョンのすぐ近くの沼地に入ると見知らぬ洞窟(
【謎の洞窟】)に入れる。
ここでしか取れないアイテムやここでしか仲間にできない仲間モンスターも存在。
最深部には前作に登場した
【エスターク】がシリーズ初の裏ボスとして登場。
倒すと戦闘でかかったターン数を教えてくれるが、SFC版においては特定ターン以内での褒美などはなく、単にゲーセンのパンチングマシンのような存在であった。
リメイク版では、エスタークに勝利することで新たなすごろく場に挑めるようになった。
またエスタークを15ターン以内に倒すと、
【名産品】のひとつ
【やみのトロフィー】がもらえるようになった。
DQⅥ
DQⅦ
隠しダンジョンが2つ登場。
今回はメインストーリー中で過去へ行くときと同様に
【ふしぎな石版】を揃えて異世界へ行く方式。
そのうちの1つはエンディング中で
【こわれた石版】を入手して特殊な宝箱に入れるという動作が必要となる。
1つ目のダンジョン
【謎の異世界】のボスは、ラスボスの魔王と対立する存在として語られてきた
【神さま】。
19ターン以内に勝利することで、6つの報酬の中から1つを選択できるが、そのうちの3つは次のダンジョンへ行くための石版である。
2つ目のダンジョン
【更なる異世界】では、本編終盤で登場した4人の精霊がボス。
勝利すると神さまを移民の町に移すことができる。
なお精霊たちとは1度しか戦えないが、町に移住させた神さまとはこの後何度でも戦える。
DQⅣ(リメイク版)
クリア後のデータで再開すると、
【第六章】という新たなシナリオが始まる。
いわば本編のアナザーストーリー。
DQⅧ
クリア後のデータで一度宿屋に泊まり夢を見ることで、ベルガラック地方にある高台から隠しダンジョン(
【竜神の道】【天の祭壇】)に入れるようになる。
途中には中継点として
【竜神族の里】があり、ここで発生する
【竜神王】関連のイベントをクリアすることで、本編中には明かされなかった主人公の出生と
【トーポ】の秘密が明かされる。
さらにこのイベントが終わった後にラスボスを倒せば、通常とは異なる裏エンディングを見ることができる。
また、このイベント後に竜神王に会うと
【竜の試練】として、竜神王(人間形態と巨竜形態)と戦うことができ、勝利すれば、選択肢の中から選んだ特典が得られる。
ターン数制限は無いが、回数を重ねるごとに巨竜形態が強いものになっていくという特徴がある。
DQⅨ
Ⅸではこれまでと違い、クリア後は“ラスボスを倒した後の世界”で物語が続けられる。
従来作に比べ、クリア後の要素にかなり多くの比重が置かれている。
【宝の地図】システムのある今回は隠しダンジョンは無い。
また隠しボスとしては
【大魔王の地図】に登場する歴代ボスが位置付けられる。
これらの地図を入手できるクエストはクリア後にしか受けられないが、竜王・デスピサロ・ミルドラースはその気になればクリア前でも入手可能であり、また他の地図も
【すれちがい通信】を利用すれば入手可能。
地図さえ持っていればクリア前でもチャレンジ可能である。
最終更新:2013年12月07日 20:49