DQⅦ
大神殿に集められた大会参加者は大地のトゥーラのみを使用し、その技術を競うはずだった。
だが、大地のトゥーラは特殊な楽器な為、まともに鳴らすことが出来ず大会として成り立たない有り様。
優勝候補と言われていたヨハンに至っては、音すら出せずに終わってしまう。
事あるごとに野次が飛び、その都度兵士が「静かに!」と怒鳴る空気の悪いイベントになってしまった。
グレーテ姫も観客も苛立ち、全員がまともに弾けずに終わると、グレーテ姫は大地のトゥーラを破壊するよう兵士に命じてしまう。
しかし、そこにヨハンの師匠が割って入り、今一度ヨハンにチャンスを与えてくれるよう申し出る。
ヨハンは師匠からトゥーラを弾くことを禁止されており、言いつけを守って全く弾かなかったからだった。
もしもヨハンが弾けなければ自分の首を差し出すとグレーテ姫に言ったことで、再度チャンスを貰い、師匠の許しを得たヨハンは見事に大地のトゥーラを奏でてみせる。
現代の伝説の弾き手に認められたヨハンは主人公達や
【ユバールの民】と、
【神さま】を復活させる旅に出ることとなる。
余談だが、ヨハンは優勝の褒美に育ての親である師匠を、楽をさせてあげたいと申し出ている。
師匠もヨハンを大事に思っており、師弟の絆の深さが伺える。
最終更新:2014年01月13日 20:55