一族・・・自らの身体に虎を憑依し、その生を共に戦う一族
それだけではない うちはの血もごく一部で受け継いでおり、ごくまれに写輪眼を持つものが生まれ
正統のうちはの血相応の力を持つ 戦いのためにある一族でもある
その一族は「木の葉の狂わしき猛虎」と異名を持ち、他国からも恐れられていた
15年前 その一族に悲劇が起きた
辺りはまるで地獄絵 血の海 形がほとんどない死体
その悲劇は の虎が呼び出せない 月食の夜のことだった
物陰に隠れている一人の女性は 生まれたばかりの赤子を抱いて血だらけの腹を押さえながら呟いた
「・・・・・はぁ・・・・・・・・・お前は・・必ず・・・一族を復興させ・・・この惨劇を・・・・・起こした・・・・・罪人を
殺めなさい・・・
白虎様・・・・どうか・・・この子に・・・一族最強の力を・・・・・・お授けください・・・」
赤子は ただ 泣くこともなく ただただ 母親の最後を 見つめているだけだった
「おい、こいつ生きているぞ」
「母親の方はもう手遅れだ なら この子はの最後の末裔か・・・」
「そう みたいだな」
一人の暗部はその子の首筋に眼をやった
「なんだこれは・・・・呪印か?」
「呪印?ーこれは・・・・見たことないな・・・とりあえず 報告と一緒にこの子も連れていこう」
「あぁ、わかった」
-火影邸
「そうか・・・は滅びたのか・・・二人ともご苦労じゃった」
「いえ・・・それより この子の ほら、この呪印みたいな痣
なんでしょう?」
火影は一瞬 難しそうな顔をしたが 序序に驚愕の表情へと変わっていった
「この子はのぉ、の虎の中でも最強 そして四神の中の「白虎」 を憑依しておる」
「白虎・・・そんな・・・神様じゃないですか・・・」
「その力を受け入れられるだけの大きな器を持っている・・・ということですか?」
「そのようじゃのぉ」
「だから悪寒はしなかったんだな
そのかわり、手に負えないほどの 強大なチャクラが感じられます」
火影は顔を歪めた
「そのチャクラには触れては ならぬ 死ぬぞ」
ひぇぇ~といっている暗部を横目にもう一人の暗部は話を続けた
「敵は・・・・の力を狙ったもの・・・・でしょうか?」
「ならば 皆殺しにはせぬ それにしてもなぜ母親を完全に殺さなかったのかがわからないのじゃ」
「たしかにあの母親は腹を刺しただけみたいでした あの赤子も生まれたばかりみたいでしたから
極限まで生きさせて あの赤子の将来を 試そうと?」
「考えられない事はないのぉ
ただそうだとしたら 思い当たるのは あやつだけじゃ」
「俺も、同感です」
一族滅亡の夜 その夜空に上がる月は すでに太陽と離れて また 妖艶な輝きを見せていた
○●あとがき●○
管理人>ちゃんの出生エピソードを今回書かせていただきました(´∀`*)
このままだと 出だしは シリアス っぽいフインキが・・・
暗部>あ~管理人さんじゃないですかぁ~
管理人>誰かと思えば さきほどの暗部さんではないですか
暗部>おれさぁぜんぜん微妙なキャラだったじゃないかい?ん?
管理人>∑(゜Д゜)いやっ!怖いっス!微妙に殺気出さんといてください!
暗部>今度は絶対 キャラ直せよ(笑)
管理人>・・・あの、自分ひどい奴だとは思いますが この話で彼方出番終わりなんです(^_^;)
暗部>うそ・・・・
管理人>ということで続きをお楽しみに_(._.)_
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