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スカイタワー2008外伝」(2011/10/05 (水) 07:13:59) の最新版変更点

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本拠地、スカイタワースタジアムで迎えたメイズランド戦 先発めーが大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「スカイタワー閉鎖しろ」の声 無言で帰り始める選手達の中、移籍組の1人である、ゆっぴは独りベンチで泣いていた ガーデン時代に手にした記録、喜び、感動、そして何より信頼できる紳士たち・・・ それを今のスカイタワーで得ることは殆ど不可能と言ってよかった 「どうすりゃいいんだ・・・」ゆっぴは悔し涙を流し続けた どれくらい経ったろうか、ゆっぴははっと目覚めた どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した 「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」ゆっぴは苦笑しながら呟いた 立ち上がって伸びをした時、ゆっぴはふと気付いた 「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」 ベンチから飛び出したゆっぴが目にしたのは、1階を埋めつくさんばかりの観客だった 千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにスカイタワーズの応援歌が響いていた どういうことか分からずに呆然とするゆっぴの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた 「LIGHT、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返ったゆっぴは目を疑った 「ょ・・・ょうじょさん?」  「なんだロンリネス、居眠りでもしてたのか?」 「に・・・にくまろコーチ?」  「なんだpetal、勝手に『にくまろ』さんを引退させやがって」 「ビッパさん・・・」  ゆっぴは半分パニックになりながらスコアボードを見上げた 1番:ビッパ 2番:あんみつ 3番:ょうじょ 4番:にくまろ 5番:MARIO 6番:ゆっぴ 7番:フライゴン 8番:XxXxX 9番:ひとみ3 暫時、唖然としていたゆっぴだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった 「勝てる・・・勝てるんだ!」 オナニートからグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走するゆっぴ、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・ 翌日、ベンチで冷たくなっているゆっぴが発見され、Y村とM田は病院内で静かに息を引き取った

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