12話

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*第12話:出会い系 「誰か聞こえる!?聞こえるのなら返事をして!」 …返事はまだ来ない。 ―数分前― 湖に映る自分の姿を見て、ため息をつくバーバラ。 ここは夢の世界なのか、現実の世界なのか、それとも全く別の世界なのか? 気が付いたら薄暗い大広間にいて、危険なゲームの選手となっている自分。 判っているのはこの悪夢から抜け出せない事だけである。 「どうしよう…、殺し合いだなんて…」 もちろん殺す気もなければ殺される気もない。 自分が現実で一度死んだ身だとしても、殺されるのなんて御免。 「みんなどうしてるのかな…。こんなところで再会するかもしれないなんて。」 イザやハッサンらの仲間達や知人も何人かもこの場にいる。 彼らに会えれば心強いし、すぐに探しに行きたい所だが、下手に動けば何者かに狙われる可能性も高い。 とりあえず状況把握の為に袋の中身を確認しようと、中を覗き込んでみるが 「うわぁ、何これ?」 袋を覗くと数種類の草がぎっしりと詰まっていて、ちょっと臭う。 薬草や毒消し草のように知ってるものもあれば、見た事がないのも沢山と。 袋の中には各草の写真と効果の記述されている説明書も入っていた。 「なにか役に立ちそうなのはないかしら…」 一通り目を通すと、アホみたいな名前の草が1つあった。 "ひそひ草" その名前を見た瞬間妙な脱力感に襲われるが、説明文を読むと驚きに目を見開いた。 「つがいのひそひ草を持つ人と会話が出来る。って、嘘!?」 もし本当なら、この草を持っている人がいて、話が出来るかもしれない。 相手が殺人に乗った者や危険人物である可能性もある。 誰も呼びかけに応じる者がいないかもしれない。 「でも、他に出来る事も少ないし、試してみる価値はあるよね。」 「おーい、誰か聞こえる!?聞こえるのなら返事をして!」 ひそひ草に向かって語り続け、返事を待つ…。 【バーバラ 所持品:ひそひ草、その他様々な種類の草がたくさん入っている(説明書あり)  第一行動方針:ひそひ草の返答を待つ】 【現在位置:いざないの洞窟入口の湖近く】

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